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- 移住10年目のお二人、賢治ゆかりの洋館で作品展示
こんにちは、移住コーディネーターのkonatsuです。花巻の市街地は紅葉の見頃も終わり、冬の風が吹き始めました。
今回は、花巻市に移住して10年目の鈴木さんご夫妻のイラスト・ガラス作品の展示の様子とインタビューをご紹介します。
牧師、イラスト作家、ステンドグラス作家
京都府生まれ大阪育ちの鈴木道也さんは牧師のかたわら、小説などのイラストを描かれています。やわらかいタッチで描かれた作品は見ていると優しい気持ちになれます。
山形県生まれの摩耶子さんはステンドグラス作家。この日は特に天気が良かったので、色とりどりのステンドグラスが輝いていました。
道也さんが日本基督教団花巻教会の牧師になることをきっかけに、お二人は10年前に東京から花巻へ移住してきました。
お二人とも元々花巻にゆかりはありませんでしたが、摩耶子さんは出身地と同じ東北ということもあり安心感を持って来たそうです。徒歩で様々な生活ができる花巻の街中に移住したので不便さや不満を感じることは特にありませんでした。
摩耶子さんのステンドグラスの作品づくりは自宅に専用の一室を設けて行っています。
注文を受けてから制作を行うことが多く、今回のような展示会はあまり開きませんが、イハナマーケットや土澤アートクラフトフェアに出展もしているそうです。
宮沢賢治を主題にした作品を作っていますが、元々宮沢賢治が好きだったというわけではなく、花巻に来てから宮沢賢治を好きになったのだそうです。
大学では国文学科で学び、授業でも宮沢賢治の作品を一年間かけて研究していました。
当時は難しくわからないところもあったのですが、実際に移住してみて「賢治さんはこういう風景を見てこういう言葉が浮かんだんだなあ…」と思ったそうです。
会場の玄関でお出迎えしてくれたウェルカムボード
道也さん(左)と摩耶子さん(右)
移住をお考えの方にメッセージはありますか?
摩耶子さん「宮沢賢治が好きなのであれば賢治さんをそばに感じられるのですごくいいと思います。そうでない方であっても、ちょっと行けば大自然が広がっていて温泉や葛丸ダムがあったり、本当にいいところです。花巻へは、偶然ではありましたが来てよかったなあと感じています。」
道也さん 「花巻市は旧菊池捍邸のような古い洋館も残っていて、文化的な側面が豊かです。市民の皆さんもいろいろな文化活動をされていてそのあたりもいいなと思っています。また、少し車を走らせると北上川があり豊かな自然に囲まれていて心が落ち着く土地だなと感じます。」
今回の展示で旧菊池捍邸を借りたのは、宮沢賢治にゆかりがある場所だから。大正14年に建てられた、およそ築100年の歴史ある建物です。また、建物の中には五右衛門風呂やかまども残っていて、趣のある場所でした。
鈴木道也さん、摩耶子さん、ありがとうございました!
※こちらの展示期間は終了いたしました。
摩耶子さんの学生時代のファイル 宮沢賢治が過ごした頃の花巻の地図
会場の正面
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岩手県のほぼ中央に位置し、花巻空港や新幹線の発着駅があり、交通の便も優れています。
岩手県の県庁所在地である盛岡へも電車や車でスムーズに移動できます。
おいしいお店が多い市街地から少し離れると、気持ちの良い自然を味わうことができます。
花巻・大迫・石鳥谷・東和の4地域で景観や雰囲気も異なりますので、
自分に合った地域が見つかるかもしれません。
千葉県出身、今まで住んだことのある地域は京都・大阪・東京です。
2020年1月にIターンで岩手県花巻市に移住してきました!
花巻市に興味がある方、移住してみたい方を移住者の目線でサポートしてまいります。
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