
温泉地の片隅に眠る「生薬の森」と暮らすプロジェクト。ヘルスリテラシーを学び続ける里山を目指す。
最新情報
プロジェクトの募集が終了しました。
2023/04/01【概要】 このプロジェクトでは、山林や畑で採取できる生薬について学びながら その生育を見守る活動を通じて ヘルスリテラシーを蓄える里山文化の醸成を目指しています。
フィールドとなるのは石川県加賀市。 約1300年の歴史を持つ温泉地には湯治場としての歴史も垣間見えます。
温泉場から程近い山々では、山椒や桑などの生薬も採取できます。 また畑で育てられる野菜や、フキノトウやタラの芽といった馴染み深い山菜にも 薬効が知られています。
このような生薬について学び、その生育を支え 山林や畑を活用することが「生薬の森プロジェクト」の大筋となります。
耕作放棄地や放置山林が目立つ里山へ、新たな活路を拓くためには 自然に囲まれた環境で、健康的な子育てやライフスタイルを提案していく必要があります。 移住者にとっても暮らしやすい里山のあり方を模索しませんか。
【生薬の森と暮らす体験プログラム】 趣旨 :里山の暮らしやすさをヘルスリテラシーの観点から再考する。 対象者 :石川県加賀市への移住を検討したい方 参加費 :無料 滞在期間:1泊2日~6泊7日※ご都合のよろしい日程でお申込みください。 滞在拠点:設備案内などは下記サイトよりご覧ください。 https://kaga-teiju.jp/support/house/
里山×湯治によるハイブリッドな息抜きで「休み方改革」を推進
石川県加賀市には380件ほどの求人情報があり(2022年12月時点)、転職先は豊富にあります。温泉地であるため旅館が多く、フロントやレストランスタッフ、料理人や清掃などの求人情報があります。また医療機関や福祉施設、製造業など体を動かす仕事も沢山存在します。
働いて疲れた体を癒す方法としておすすめしたいのが、里山と温泉を組み合わせた生活です。
里山では山菜採取に伴う山登り、家庭菜園における野良仕事などの趣味を楽しめます。 自分の体力に応じて、適度な運動と疲労感のバランスを取りやすいうえ 健康的な食材を手に入れることができるため一石二鳥です。
そして一日の終わりを温泉で締めくくることで疲労回復も見込めます。 血流を改善により、体の隅々まで血液と栄養が行き渡り 細胞の修復を早める効能が期待できます。
このように温泉と里山を組み合わせた暮らしをしたい人を適度に受け入れていくことで 耕作放棄地や放置山林、空き家などにもスポットライトが当たり 未利用資源に活路を見出していくという観点から移住をサポートしています。
「生薬の森と暮らす」という生活スタイルには 健康的な暮らしと里山の保全を両立させるという想いを込めています。


生薬の森と暮らす体験で見つける、野生の薬。
2018年にUターンした際 かつてタケノコ掘りに行っていた祖父の山が すっかり放置され、荒れ果てていることに気が付き 1人で山に出入りする日々が増えてきました。
何度も通ううちに食用植物を見分けられるようになり その効能や増やし方を調べていくうちに 山々には生薬が溢れていることに気が付きました。
これからは独学ではなく、学び合いのフェーズだと感じています。 医療福祉に限らず、様々な現場で働く方との交流を通じて 里山を健康活用する方法と、移住者にとって暮らしやすい環境 について模索する機会を設けるためにも この度の体験プログラムを設けました。
▽現地訪問への流れ(例) ⒈SMOUTのチャットにて「お申込み」「質問」などお問い合わせ。 ⒉滞在日を調整する。 ⒊現地でサポート。


加賀市定住促進協議会
このプロジェクトの地域

加賀市
人口 5.75万人

山田淳史が紹介する加賀市ってこんなところ!
温泉と工芸と自然の三拍子そろった石川県加賀市には、様々な移住者が集まっています。
・旅館で働いている先輩移住者 ・レストランやカフェを開業した40代の夫婦 ・梨農家のもとで経験を積み、独立した女性や夫婦 ・伝統技法である漆芸の研鑽を積んでいる若い女性 ・カヤック事業の立ち上げた移住者
など様々な移住者との交流も、加賀暮らしの醍醐味です。
このプロジェクトの作成者
私の出身地は石川県加賀市です。移住コーディネーターとして観光業や農業、製造業などへの転職をサポートしております。そのほか「お試し住宅」や「移住ツアー」の運営しております。趣味は植木と料理と工芸です。家の近くで採れた山菜や果物を味わう暮らしをしています。