*山形県真室川町*雪国の真白いキャンバスに、新しい色を加える「地域おこし協力隊員」を募集します!
募集終了

山形県真室川町の令和5年度採用の地域おこし協力隊員を募集します。

一般社団法人雪と暮らし舎は、真室川町から委託を受けて、移住支援や地域おこし協力隊員の募集/活動支援の業務を行っています。
私自身も真室川町の元地域おこし協力隊員で、その経験も踏まえて、任期中の活動が任期満了後のご自身の仕事や暮らしにつなげてもらえるよう意識して募集や活動支援を行っています。

真室川町には有名な観光スポットはなく、観光客がこぞって買い求めるような有名な特産品もありません。特別豪雪地帯の山村で、近隣町村と同様に既に急激な人口減少時代に突入しています。
こうした中、新しいチャレンジにより地域をモリアゲてくださる地域おこし協力隊員への期待が高まっています。

(当プロジェクトページでは、令和5年度採用の募集の全体像をご案内します。主要ミッションの詳細を紹介する個別プロジェクトもご覧くださいね)

便利な暮らしはないけれど、豊かな暮らしはこしらえられる!

 真室川町の人口は2015年からの5年間で約930人、率にして約11.5%減少しました。人口減少に歯止めがかからない理由として、雪国の山村に共通することですが、雇用が少ないことと不便であることも挙げられると思います。

 しかし一方で、真室川・最上地域には、四季に寄り添い手間ひまかける暮らしなどの昔ながらの雪国のライフスタイルや文化、知恵が今も暮らしのなかに息づいています。こうしたポジティブなことをこれからの時代に合うカタチで暮らしの中に取り入れられればと考えると、真室川・最上地域だからこそ実現できる豊かな暮らしが見えてくるはずです。

 今回新しく募集する協力隊員の皆さまには、任期終了後のご自身の仕事や暮らしを形成するための活動を通じて、地域に新しい活力や賑わい、ビジネスを生み出して欲しいと期待しています。
 大きく7つのミッション(活動テーマ)を用意していますが、どれも「〇〇をしてください」といった業務内容を予め用意しているわけではありません。ご自身の理想の暮らしを実現するための活動となるように、ご自身が持っている知識/経験/技術/人的ネットワーク/想いをベースに、町役場を含めた受け入れ側と協議して活動内容を決定します(基本的にはご自身で仕事を作っていくことになりますが、一部、役場や地域住民から依頼がある場合があります)。

 昔ながらの雪国の暮らしは、手間をかけて暇をかけて「こしらえる暮らし」でした。
 新しく加わる隊員の皆さまにも、ここ真室川で、ご自身の理想の暮らしをこしらえていただきたいです。現在活動している1名の先輩隊員とともに、それぞれがそれぞれのカラーを持ち寄って、雪国の新しい豊かな暮らしをこしらえていきませんか!?

名人の山菜採り。山川田畑から糧を得て、その一部は保存食にして冬を迎えます。

名人の山菜採り。山川田畑から糧を得て、その一部は保存食にして冬を迎えます。

一般社団法人雪と暮らし舎の梶村(左)と佐藤です。新隊員の活動に伴走します。

一般社団法人雪と暮らし舎の梶村(左)と佐藤です。新隊員の活動に伴走します。

貴方の理想の暮らしを実現する(かもしれない)7つの活動テーマ

①情報発信
(募集の概要)町の魅力や情報を取材・編集・発信してくださる真室川町の広報マンを募集します。
(任期後キャリア例)県内の画像制作会社やメディア企業に就職/フリーランスとして独立開業/町役場に情報発信専門員として勤める(予め採用を保証するものではありません)

②移住支援
(募集の概要)一般社団法人雪と暮らし舎と連携して町の移住推進業務に取り組みます。公募事業へのチャレンジなど新規事業の企画・実施も大歓迎です。
(任期後キャリア例)雪と暮らし舎に就職/フリーランスとして独立開業

③森林資源活用
(募集の概要)豊かな森林資源を活かした仕事づくりまたは森林資源利活用促進に取り組みます。二酸化炭素排出削減やSDGsといった課題に対する「雪国型脱炭素社会真室川モデル」の構築にチャレンジできる環境も揃っています。
(任期後キャリア例)起業/町内の林業会社や製材会社に就職

④食資源活用
(募集の概要)伝承野菜や天然山菜、保存食、蜂蜜などの町の食資源を活かした食ビジネスの創出やブランド向上・情報発信などに取り組みます。
(任期後キャリア例)飲食店やカフェなどの起業開業/農家民宿や農家レストランの運営/地域商社創業/雪と暮らし舎が開業するおはぎ店に就業

⑤半農半X
(募集の概要)農林業に、1つまたは複数の生業を組み合わせて生計を立てる、半農半Xの構築を目指します。
(エックスの例)農家レストランや農家民宿、ゲストハウス/工芸(わら細工やつる細工)/農産加工品の製造販売/除雪オペレーター/現在のお勤め先の仕事/デザインやライティングなどのフリーランス業

⑥農林業研修生
(募集の概要)農林業への就業・起業を目指し、農業法人や農家、林業事業者などのもとで技術や経営・営業スキルの習得を目指します。
(研修先候補)農事組合法人(米、トマト、枝豆など)/農業企業(里芋、かぼちゃ、和牛繁殖・肥育、有機農業資材生産など)/農家(養蜂、米、トマト、ネギ、ニラ、山ぶどう、促成山菜、伝承野菜など)/林業事業者(植林、伐採、林業機械操縦など)/製材事業者(製材機械オペレーター、木材運搬、AI工場管理など)

⑦起業提案型
(募集の概要)取り組む活動はあなたの提案しだい。町の課題解決につながるプロジェクトやビジネスの創出を目指します。
(活動例)ふるさと納税・企業版ふるさと納税の利用拡大や活用事業創出/関係人口や交流人口の創出・拡大/持続可能な小規模自治運営ネットワークの構築/運転免許を返上されたお年寄りなどへの交通支援・買い物支援/廃校の利活用

真室川の森林面積は東京23区の総面積の半分以上。豊富な森林資源に恵まれています。

真室川の森林面積は東京23区の総面積の半分以上。豊富な森林資源に恵まれています。

ピンチはチャンス?課題先進地には関わり代(しろ)が沢山あります!

ピンチはチャンス?課題先進地には関わり代(しろ)が沢山あります!

町の会計年度任用職員として採用します

真室川町では、「これからの人口減少社会における様々な地域課題に向き合い、町や地域住民らと連携しながら、課題解決を通じた自己実現やキャリア形成を目指す意欲のある方を地域おこし協力隊員として任用」しています。

【契約期間】2023年4月1日以降から1年間

【契約更新】双方の希望が一致した時のみ1年間ずつ契約を更新し、最長で3年間まで更新することができます

【募集人数】2名程度

【給与など】月額20万円(社会保険料等の本人負担分が控除されます)/賞与なし・副業可

【福利厚生】社会保険/有給休暇あり(最大年間20日)/任期中の住居の賃借料は町が負担します(上限あり)/任期中の活動用車両は町が準備します

【応募方法】応募書類を送付ください

【選考方法】書類選考を通過した方は、後日真室川町内で最終選考(面接など)を実施します

【地域要件】地域おこし協力隊として任用するため、都市部等から真室川町に住民票を移す必要があります。※現在の居住地が「都市部等」に該当するかはお問合せください

【その他詳細】募集の詳細および応募についてのご質問はお問合せください

エントリーをお待ちしています。

山形県真室川町企画課/一般社団法人雪と暮らし舎(企画コーディネート)
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真室川町
梶村勢至が紹介する真室川町ってこんなところ!

真室川は山形内陸部の北端に位置し、特別豪雪地帯に指定されています。
鉄道(現.奥羽本線)が敷かれる前は街道から外れていたことから、特に冬になると降り積もる雪が人の往来を妨げ、訪ねくる人も稀であったようです。
そのためか、真室川には古いものが沢山残っています。伝承野菜の種や、郷土芸能の「番楽」、集落や家で守り伝えられているユニークな風習など。いずれも暮らしの中で役立てたり実践してきたものばかりです。残してきたというより残ってきたと言う方があっているかもしれませんが、ライフスタイルの変遷により積極的な継承が必要となっています。

雪国の冬は厳しいですが、その分、春の喜びも、自然の恵みも、四季の彩りも豊かです。
そんな喜びや恵みを一緒に分かち合う仲間が来てくれることを、町の人も楽しみにしています。

梶村勢至
一般社団法人雪と暮らし舎

滋賀県出身。東京などを経由し、2015年に山形県真室川町に移住し、地域おこし協力隊員に着任。協力隊の任期満了後の2018年から、町の移住定住推進コーディネーターとして活動しています。
2022年に一般社団法人雪と暮らし舎を立ち上げ、理事に就任。町や山形県最上総合支庁から委託を受けて移住定住推進業務に従事するほか、豊かな森林資源を背景とした新しい仕事の創出にもチャレンジしています。

趣味は山形に来て始めたスノーボードと、山形に来て再開した渓流釣り。それに写真撮影。彩り豊かな北国の四季を楽しんでいます。
ここ数年は新しいスノーアクティビティの「雪板」にはまり、雪板を担いで雪山に飛び込んでいます!

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