
岩手県の小さな村で、土地の暮らしと仕事を丸ごと学ぶ!都市と里山を繋ぐ市民学校「地球のしごと大學 いわて九戸キャンパス」を一緒に創りませんか?
最新情報
経過レポートが追加されました!「都市と里山を繋ぐ市民学校!立ち上げ統括マネージャー決まりました!」
2023/06/13プロジェクトの募集が終了しました。
2023/03/27岩手県九戸村で、里山の今を見て・聞いて・感じることのできる市民学校「地球のしごと大學 岩手九戸キャンパス」の開講を計画しています。本当の農山村の現場で活動してみたい方、里山の未来を創ってみたい方にぜひご応募いただきたいプロジェクトです。
※まずはぜひツアーにご参加いただけますと幸いです。ツアーの詳細はページ下部に記載しております。また、本プロジェクトについての説明会の実施も予定しております。『興味ある』『応募したい』を押していただいた方には、ツアーや説明会について詳細なご案内をさせていただきます。
山奥の小さな村から、里山の未来を創っていきたい!
九戸村には自然に根差した営みが数多く残っており、熱意ある事業者さんもたくさんいらっしゃいます。 例えば、天然広葉樹の森を管理する国内随一の林業家、原料の生産から加工まで全て自社で行う伝統工芸「南部箒」の職人、立体農業(中山間地の限られた土地を立体的に利用し、果樹・家畜を有機的に取り入れた山村農業)の実践者などなど……。 さらに九戸村周辺地域に目を向けてみると、日本一の漆の産地をはじめとした民藝や、壮大な岸壁が広がる三陸の里海、持続可能性と向き合う漁業・水産業、自然循環に沿った酪農など、これからの農山漁村のあり方や、自然と向き合う生き方を考える上で大切な取組や仕事が溢れています。 そこで、村で営まれている活動一つ一つを拾い上げ、学びのコンテンツとして練り上げていきたいと思います。地域外の方に農山村の仕事・暮らしを体系的に体験し、その学びの中から九戸村の魅力や可能性を知っていただくことで、移住・定住や関係人口づくりなど、新しいコミュニティの土台を作っていくイメージです。 自然と共に逞しく生きる人々が九戸を支えている一方、人口減少や地域交流の鈍化に伴い、古来から醸成されてきた文化や精神の灯火が弱りつつあるのも事実です。多くの地域が同じ課題を抱えていますが、今回の活動を通して、九戸村ひいては日本の里山に少しずつ火を灯していきたいと思います。
都市と里山の架け橋になるような方と出逢ってみたい!
<こんな方に出逢えたら嬉しいです!> ・農山漁村の活性化に取り組みたい方 ・岩手県へのU,Iターンを考えている方 ・地域にある風土や歴史を大切にできる方 ・様々な年代、属性の方とコミュニケーションをとるのが好きな方 ・地域のこれまでや現状を否定するのではなく、未来を前向きに考えることのできる方 ・アースカラーグループの理念に共感いただける方
<こんな方にはオススメしません…> ・人間関係の構築が淡白な方 ・うまくいかない原因を他人や周囲の環境から探してしまう方 ・相手の立場を理解せず、自分の論理や都合で物事を進めてしまう方 ・枠組や方針が決まっていないことに対して、主体的に手を動かし試行していくのが苦手な方 ・成果が出るまで粘り強くチャレンジすることができない方
都市と里山を繋ぐ市民学校!立ち上げ統括マネージャーを募集
今回募集する設立メンバー(株式会社アースカラー所属予定、場合により九戸村地域おこし協力隊制度を活用)には、各事業者との調整や講座の企画・運営、移住候補者・関係人口候補者のフォローなどをお任せしたいと考えています。 ゆくゆくは九戸村役場のIJU戦略室(移住に関する部署)とタッグを組んだ、村の人口減少対策に関する政策企画全般を起案できるポジションを担っていただくイメージです。
はじめから一人で全てをお任せしようとは思っていません。まずは九戸村の事業者さんや住民との関係構築を図っていただき、この村の魅力をご自身の中に十分に落とし込んだ上で、その後の企画・運営を進めていただきたく思います。既に北岩手地域で村おこしに取り組んでいる地球のしごと大學及びアースカラーのメンバー、九戸村地域おこし協力隊員も一緒になって、みんなで開校を目指していきます。
里山で頑張っている事業者さんや美しい自然と密に関わり合いながら暮らし、地域事業の最前線に立ってみたいと思っていただける方、ぜひご応募をお待ちしております!一緒に九戸村、ひいては日本の農山漁村を盛り上げていきましょう!
募集要項
2023/02/10 〜 2023/02/12
2泊3日
無料 ※ご自宅から集合場所のJR二戸駅までの交通費は実費ご負担いただきます。九戸村内での宿泊及びレンタカーは無償でご用意いたします。
JR二戸駅
・定員:7名 ・最小催行人数:3名 ・解散場所:JR二戸駅 ・スケジュール: ※詳細スケジュールにつきましては、決定し次第ご連絡いたします。
<プログラム(仮)> ・村の冬暮らし体験(かんじき制作、かんじき散歩) ・九戸村の伝統工芸「南部箒」の現場見学 ・立体農業(中山間地の限られた土地を立体的に利用し、果樹・家畜を有機的に取り入れた山村農業)の見学 ・日本の山村ではるか昔から受け継がれてきた技術「炭焼き」の見学 ・九戸村地元コミュニティとのMTG及び会食 ※プログラムは今後変更となる可能性がございます。あらかじめご了承くださいませ。
<参加方法> ①ご参加表明をいただいた方宛に、応募理由等を記載いただく回答用紙を送付いたします。 ②回答用紙のご提出をもって、応募完了となります。
<選考について> 応募多数となった場合、ご提出いただいた回答用紙による選考をさせていただきます。 選考を行う場合には、別途ご連絡をさせていただきます。 あらかじめご了承くださいませ。
<申込期限> 2023年2月5日(日) ※回答用紙の提出期限となります。 本ページからの申込期限ではございませんので、ご注意ください。
株式会社アースカラー
このプロジェクトの経過レポート
このプロジェクトの地域

九戸村
人口 0.47万人

株式会社アースカラーが紹介する九戸村ってこんなところ!
九戸村は、岩手県北上山系の最北端に位置する面積134㎢の農山村です。その70%以上を山林原野が占めており、移ろう季節の美しさ、風光明媚な景色が自慢です。春の雑木林には多種多様な草花や山菜が芽吹き、夏には100万匹とも言われるヒメボタルの大群生が折爪岳を彩ります。実りの秋には四方八方の山々が美しく紅葉し、村の産直施設では収穫祭が開かれ、冬にはスキーやかんじき体験などの雪遊びが楽しめます。世界屈指の生産量を誇る甘茶も自慢の特産品です。 また歴史を辿ると、九戸村の精神性も見えてきます。 飢饉が頻発した江戸時代、岩手県北は多くの犠牲者を出しましたが、九戸村では一人も餓死者が発生しませんでした。その理由は、一般に食用として扱われていなかった山の恵み(百合の根・どんぐりなど)の食べ方を知っていたこと、その生活の知恵を広く共有することで、一人でも犠牲者を減らそうという共助の精神が九戸の人々の中で育まれていたことにあります。 また、戦国時代最後の戦いで豊臣秀吉と対峙した英傑、九戸政實(くのへまさざね)公ゆかりの神社や首塚など、史跡も数多く残っています。天下統一を目論む秀吉の軍勢65,000人に対し、自治独立をかけて5,000人で決起した政實のように「自らの行く末は自らで決める」という力強い気風が、今も住民の魂に根付いています。 豊かな森林資源、風土に根差した伝統工芸や郷土芸能、農林畜産業など、自然との共生の中で住民が作り上げてきたものが数多く残っている、正真正銘、東北の里山。農山村を学ぶ場としてうってつけな、懐かしくも新しい風の吹く村です。
このプロジェクトの作成者
私たちアースカラーは、地球をサステナブルな世界に変えていくために、まず足元の小さなローカルをサステナブルにしていく活動を行っている企業です。 日本の農山漁村にある、自然と共生しながら生きる技術・智慧を拾い上げ、未来へ繋げていく事業を展開しています。