この言葉は、飛騨市の林業振興課・竹田さんから聞いた言葉です。

森林や木材に支えられた「飛騨の匠」や「飛騨家具」などの文化を持つ飛騨市でも、そんな状況なのかと驚きました。よく聞いてみると、飛騨市にも林業従事者は当然いるようです。

ただ、広大な森林に通る鉄道・鉄塔などのインフラ設備保守のための伐採作業、成長した木材を搬出する素材生産、家屋の裏山の整備など、やるべき仕事があまりにも多い現状があり、長い目で見ると人出不足で伐採する人が少ない状態になるというのです。

一方、私たちはメディア活動の中で飛騨市で取り組まれている広葉樹を活かした活動を取材・勉強してきました。使用価値がなく紙のパルプ原料となってしまう広葉樹を家具材として活用する取り組みはとても素晴らしく、それを担う飛騨市のプレイヤーは非常に熱意に溢れています。間違いなく国内トップレベルだと感じました。

今回の見学会で案内するのはスギやヒノキなどの針葉樹を扱う林業ですが、ぜひこうした飛騨市の環境の中で林業プレイヤーを増やしていきたいと企画したのが「飛騨市の“森で働く”見学会 」です。

皆さんがもし心のどこかで林業・森で働くこと・飛騨に関心があるのでしたら、一度訪れていただきたいなと思っています。

▼参加申し込みは「応募したい」ボタンからお願いします

興味があればどんな方でも参加大歓迎です！一方で、林業という職業には危険が伴うことも事実です。そのため体力やコミュニケーションがとても重要になります。加えて、林業技術は数年で完璧になるものではありません。コツコツ技術や実践を積み重ねることが得意な方に向いている仕事なのかなと感じます。

担当する仕事によっては重機を扱う機会もあります。そのため、重機や機械を扱うことが好きな方は特に相性が良いかもしれません。

ツアーの中ではメリット・デメリットを包み隠さず赤裸々に飛騨の林業についてお伝えします。お互いにとって良い出会いとなるよう、工夫を凝らしながら準備も進めています。「こんなことが知りたい！」などあれば当日までに組み込める可能性もあるので、ぜひご意見ください！

ご参加をお待ちしております！

●こんな人へオススメ！
・林業や森で働くことに興味がある方
・移住を考えている方
・飛騨市に関心がある方
・重機や機械を操作するのが好き
・自然の中で働きたい

●3つのおすすめポイント！
1、森林組合と民間林業会社の働き方の違いが分かる！
2、飛騨の風土と暮らしの関係を体感できる！
3、飛騨暮らしのポイントや林業従事者・移住者の本音が聞ける！

●交通費補助もあります！