風光明媚な岩山の向こうに、碧に輝く琵琶湖と比叡のおだやかな山並みが望めます。
ここ金勝アルプスには、珍しいゴツゴツした岩山を気軽に楽しめる山歩きコースがあって、週末登山家や山ガールに“絶景ポイント”として人気です。

金勝山のシンボル、天狗岩。平家武者にまつわる伝説がある、国見岩。高さ６メートルの花崗岩に三体の仏様が彫られた、狛坂麿崖仏（こまさかまがいぶつ）。上り下りの途中でなんとも涼しげな、白糸の滝や九品の滝などなど。

澄んだおいしい空気と森のマイナスイオンを吸い込みながら“岩めぐり”すれば、心身ともにリフレッシュ。ちょっとお疲れ気味の日常をリセットできますよ。でも、岩山だけではありません。

金勝エリアには、自然を楽しんでスッキリ健康になれる場所が豊富に。例えば、フランス発祥のアウトドアパークである「フォレストアドベンチャー・栗東」も、そのひとつ。
木から木へ樹間を渡り歩いたり、ジップスライドで地上に滑り降りたり、まるで、“森の生き物になった気分”を楽しめる自然共生型アトラクション。

こどもも楽しめるやさしいコースから、本格的なアドベンチャーコースまで、老若男女の冒険心をくすぐる魅力的な施設です。楽しい「絶叫」を響かせながら森の中を飛び回る非日常体験は訪れる人みんなを爽快感あふれる気分にしてくれます。

栗東市観光協会の事務局長であり、金勝地域出身・在住の山口翔太郎さんは。

（山口）山の魅力を肌で感じ、ふだんの暮らしの癒しにしていただければ、と思います。
　山を活用することが、みなさんの健康的な社会生活につながり、そして、人が関わることで山も健康になります。
　都市部からも意外と近い金勝の自然に来ていただいて、QOL向上のお手伝いができれば嬉しいですね

自転車で“ビワイチ”される人におすすめなのが、金勝山ヒルクライム。美しい棚田から森へ、岩山の奇岩へ、変化に飛んだ景色が楽しめます。宿泊されるなら、バーベキューもできる“こんぜの里バンガロー村”や“森林体験交流センター”も。

そして、特に都市部からの女性に人気の自然体感コンテンツが、春秋限定で開催のヨガ体験とフィールドワーク＆苔テラリウムのワークショップ。

眼下に琵琶湖や対岸の比良山系まで見渡せる芝生での「天空ヨガ」や、静寂に包まれた金勝寺での「瞑想・森林浴ヨガ」で、新鮮な空気を身体いっぱい取り込みながら心身のデトックスを体感していただけます。

平城京の東北鬼門を守っていたとされる歴史ある金勝寺。その境内では、山で見れるものから都市部や水辺で見れるものまで４０種以上の苔が自生しており日本有数の「苔の聖地」の名に相応しい苔寺でおこなわれるフィールドワーク＆苔テラリウムワークショップ。

いかがでしょうか？都市部からのアクセスも良好な栗東市金勝エリアで、みなさんもココロとカラダが健やかになる楽しい自然体験を！