山菜採り初体験!農家民宿で収穫から加工まで体験させてもらいました
募集終了

「都会の人って山菜採りしたこどねがべ!うちの山さ体験さ、こ!」

いつも公私ともにお世話になっている菅野和さんからお誘いいただき、人生初の山菜採りをしてきました!
場所は、『農泊 徳さん』、菅野さんご夫妻が営む農家民宿の敷地にある山です。
田んぼや畑がいくつもあり、様々な山菜が生えています。

この日は、ふき・みず・わらびを採りました。
まず、『ふき』は腰くらいまである葉っぱをかき分けて根元からスパッと切りとります。
葉は食べないので、茎だけ残します。
『みず』って皆さんご存知ですか?私はこの日初めて知ったので、当然食べたこともなく…なんだかわからないまま収穫しました。木陰にひっそりと生えていて少し赤みのある植物でした。これも、葉は食べないので茎だけ集めます。
そして『わらび』は斜面に生えていて採るのが大変!小さすぎず、大きすぎないものを選んでポキッと根元から折ります。

たくさん収穫してワクワクでしたが、ここからが実は大変!食べるまでの下処理をしていきます。

山菜の下処理はとってもたいへん!

「こんなにたくさん生えていて、山菜大好きだから嬉しいな~」なんて思いながら抱えきれないくらいの量の山菜を収穫して喜んでいたのも束の間。
細かい下処理が待ち受けていました!
まず、『ふき』は大きな鍋にお湯をたっぷり沸かし茹でます。茹で時間が短すぎても長すぎてもいけないので、じっくり様子を見ていました。ちょうどいいところでお湯を切り、繊維を剥いていくのですが、熱々・灰汁でちょっとかゆい・量が多い(採りすぎました)となかなかにたいへん!
煮物にしておいしく食べられるまでは手間がたくさんかかっていました。

『みず』は茹でる前に葉っぱとつぼみを取ります。そして軽く茹でたら食べられます。
他のものに比べると、手軽ですね^^
水が豊富な地域で採れる山菜だそうです。

そして一番たいへんだったのが『わらび』です!
先端の小さなつぶつぶを取り除いて、大きい鍋で茹でます。その後、バケツにたっぷりの水と木灰、わらびを漬けて丸一日置きます。灰汁が抜けていれば、調理して食べられます!
抜けていなければ水を交換してまた同じように漬け置きます。

全部経験させていただき、山菜を調理しておいしくいただくまではこんなにも手間がかかっていることを初めて知りました。
東北は冬が長く、雪が解け山菜が芽吹いたときには本当に嬉しいものです。
お店で売られている山菜は、採ってくれた方・下処理をしてくれた方がいるおかげで手軽に食べることができるんですね。

わらび 木灰で灰汁抜きします

わらび 木灰で灰汁抜きします

茹でたふきを剥いていきます

茹でたふきを剥いていきます

農業の体験は農家民宿でできるところもあります。

花巻市ではいたるところに山菜が生えています。
移住してからずっと山菜採りがしてみたいなあ~と考えていました。
でも、誰かの所有する土地なので勝手に入ってはいけないなあ…と思っていたところ、今回お誘いいただきました。
菅野さん本当にありがとうございました!
花巻での暮らしが、さらに楽しくなりました♪

体験してみたいけど、どこに行ったらいいんだろう?とお悩みの方は、その地域で農家民宿をされているところにたずねてみるといいかもしれません。

みず

みず

わらびの生える傾斜

わらびの生える傾斜

執筆者:花巻市定住推進課 菅崎
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花巻市
菅崎 小夏が紹介する花巻市ってこんなところ!

【花巻市】岩手県のほぼ中央に位置し、花巻空港や新幹線の発着駅があり、交通の便も優れています。
岩手県の県庁所在地である盛岡へも電車や車でスムーズに移動できます。
おいしいお店が多い市街地から少し離れると、気持ちの良い自然を味わうことができます。

花巻・大迫・石鳥谷・東和の4地域で景観や雰囲気も異なりますので、
自分に合った地域が見つかるかもしれません。

菅崎 小夏
花巻市定住推進課 移住コーディネーター
千葉県出身、今まで住んだことのある地域は京都・大阪・東京です。 2020年1月にIターンで岩手県花巻市に移住してきました! 花巻市に興味がある方、移住してみたい方を移住者の目線でサポートしてまいります。
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