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- 岩手県普代村の「これからの水産業」を目指して、村の水産業振興に取り組む人材を大募集!
岩手県普代村の「これからの水産業」を目指して、その方策を一緒に考え紡ぎ出し、一つずつ丁寧に実装していくことに粘り強く取り組んでくれる「水産業振興人材」を募集することにしました。
岩手県の小さな村から、未来の水産業を創っていきたい。
岩手県普代村(ふだいむら)は、岩手県北部沿岸、北緯40度上にある農山漁村です。
太平洋に臨む沿岸地区は、標高約150mの海岸段丘になっており、豪壮雄大な断崖絶壁が連なる圧巻の自然美・造形美が楽しめます。
村の浜から広がる雄大な太平洋を眺めると、海と空と水平線とが一体となる。その青の美しさは世界の海と空に繋がることから、普代は「青の国」と呼ばれるようになりました。
このような風土を持つ普代村の基幹産業が「水産業」です。
特に「秋鮭定置網漁」「養殖ワカメ」「養殖コンブ」が盛んで、太平洋の外洋で養殖される普代のコンブはとても肉厚、加工品の「すき昆布」は村の特産品にもなっています。
ここ数年伸長している「ふるさと納税(添付資料は令和3年度までの寄付金額推移)」は「水産返礼品」にニーズが集中しており、水産業が村の基幹産業、強みであることを再確認できます。中でも「ウニ」と「いくら」は、本当に人気が高いです。
その一方で、問題・課題の顕在化に頭を悩ませているのも事実です。
例えば、その一つが気候変動による不漁。
これまでの普代の海では「鮭」や「イカ」が本当によく捕れていました。
しかしここ数年、気候変動の影響を受け、捕れていたはずの魚介類の不漁が続いており、逆に南方で取れていた魚がよく捕れ始めるなど、大きな変化が現れています。
今後、外洋での漁獲高がこれまで以上に上がる見通しは大きくなく、長期的な視点から陸上養殖や川魚養殖などもこれからの水産業として確立していきたいという考えもあります。
その他、各水産事業者の情報発信の弱さ、後継人材の不足なども問題・課題として挙げられます。
このような状況を踏まえ、普代村の「これからの水産業」を一緒に考え、その中から方策を紡ぎ出し、一つずつ丁寧に実装していくことに粘り強く取り組んでくれる「水産業振興人材」を募集することにしました。
北三陸特産のウニ
普代村・太田名部漁港での水揚げの様子
これからの新しい水産業を一緒に創っていける方に出逢いたい
<こんな方に出会えたら嬉しいです!>
・これまで水産業関連のお仕事をされていた方
・これから水産業の問題解決、課題推進に挑戦してみたい方
・海や川などの自然を相手にする仕事が好きな方
・コミュニケーションを通した人間関係構築が得意な方
・インターネット技術を用いた情報発信が得意な方
なるべく多くの項目を満たす方に出会えたら嬉しいです。
普代村・黒崎展望台からの景色
地域商社「株式会社青の国ふだい」で新しい水産業をつくろう!
《主な活動内容》
地域商社「株式会社青の国ふだい」のメンバーとして、各水産事業者とのリレーションを築き、「これからの水産業」について策を考え実行していただきます。
詳しくは下記のような業務が考えられます。あくまで想定ですので、任用後の具体的な活動については、着任いただいた方のお考えやアイデアを尊重しながら協議、決定したいと思います。
・ふるさと納税業務の支援
・陸上養殖や川魚養殖などの調査研究
・各水産事業者の情報発信支援
・漁協の人材獲得支援、水産商店の店舗支援など
3年後は、株式会社青の国ふだいの中核人材として就労いただくことを想定しています。
ご興味ご関心が少しでもあったり「私のことだ!」と感じられた方、是非ご連絡・ご応募いただければと思います!
※採用条件は、普代村の地域おこし協力隊制度(株式会社青の国ふだいの職員として)に準じます。
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岩手県普代村(ふだいむら)は、岩手県北部沿岸北緯40度のところにある農山漁村です。
太平洋に臨む沿岸地区は、標高約150mの海岸段丘、三陸復興国立公園を代表する豪壮雄大な断崖絶壁が連なり、圧巻の自然美・造形美を造りだしています。
黒崎展望台から眺める真下のネダリ浜から太平洋に広がる眺望は、開放感溢れる雄大な景色として知られており、この地から眺めると太平洋の海と空と水平線とが一体となって、その青の色の美しさは世界の海と空に繋がることから、普代が「青の国」と呼ばれるようになりました。
人口は約2,600人、面積は69.66k㎡で県内では最も小さな村ですが、県庁所在地の盛岡市からは車で2時間となり、道中では岩手の素晴らしい四季を堪能することができます。
夏は、三陸北部海岸特有の冷涼なヤマセの影響により避暑地ともなり、冬は、三陸沿岸部は降雪も少なく暮らしやすい自然環境と言えるでしょう。
産業は、三陸の豊かな自然の恵みがもたらす「水産業」が基幹産業となり、「秋鮭定置網漁」、「養殖ワカメ」、「養殖コンブ漁」が盛んで、特に太平洋の外洋で養殖される普代のコンブは肉厚でやわらかく、加工した「すき昆布」は村の特産品となっています。
農林業においては、冷涼なヤマセを活かした「ほうれんそう」や品質の良い「しいたけ」の栽培が盛んです。
黒崎園地、普代水門、割澤鉄山跡地がスポットとなっている「三陸ジオパーク」、三陸復興国立公園をトレッキングできる「みちのく潮風トレイル」、伝統芸能では、国の重要無形民俗文化財に指定される「鵜鳥神楽」などを有しており、観光地としても非常に優れた評価をこれまでもいただいてきました。
村の中央部にある商店街は、今の時代となっては珍しいほどに活気に溢れています。精肉店、菓子屋、靴屋、美容院、化粧品店、居酒屋、ガソリンスタンド、スーパーが一体となって商店街を夜まで盛り上げてくれているのは村が未来に誇れる一つの光と言えます。
子ども園、小学校、中学校が一つずつあり、高校生まで医療費無料や保育料無償、15万円から30万円の出産祝金の贈呈など、子どもは村の宝だという認識のもと子育て世代のサポートに力を入れています。
2021年4月からは岩手県で初めてとされる常時預かり型の森のようちえん「つちのこ保育園」が開園。村内はもちろん県内全域から注目を集めています。
地球のしごと大學は、NPO法人地球のしごと大學が主催する市民学校です。年齢、地域、職種、立場、経験の異なる仲間とともに「地球の未来をつくる農山漁村のしごと」を学び続けながら私たちの可能性を広げていきます。実績▶︎全12学部を全国展開で運営 / 学部卒業生は累計700名以上 / 森のようちえん「つちのこ保育園」の運営
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