
【いじゅうの森】交流人口から定住へ。地域×複業の4パターンを大解剖! ー 多業多福
最新情報
プロジェクトの募集が終了しました。
2023/06/30経過レポートが追加されました!「 【お知らせ】多業多福の今後について」
2023/06/30“多業(マルチワーク=複業)で地域と繋がる、新しい経験をする、自分がみつかる” をキャッチコピーに掲げる「多業多福」。移住先の地域の中で、季節や時間帯ごとに仕事を分けて一定の収入を確保したり、いろいろな職場や集落で同時に働いてみて自分の適性を見極めたり…。そんな活用が期待される、地域での新しい働き方です。
しかし!“複業” だからこそ、完全移住する前の準備期間から、地域に関わりをもつ手段としてチャレンジしたい方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
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きたる24日、「いじゅうの森」では、「自分らしく地域で働く」を目指す方はもちろん、「ゆるく地域と関わる」が理想な方にも参考になるよう、属性の異なる4名の現役マルチワーカーの事例を大解剖!二回に分けてトークステージを設けるほか、常設の「多業多福ブース」にてスタッフとおしゃべりすることも可能です。
さらに…30日金曜日までの約1週間はイベントスペースが解放されますので、もっと深くお話ししたい場合は、後日個別面談もお受けいたします◎ ぜひお気軽にお立ち寄りください!
都心から約1時間、埼玉県小川町のマルチワーク 4パターン
多業多福担当スタッフであり、自らもマルチワーカーである高橋の本拠地「小川町」は、首都圏にありながら、有機農業や伝統工芸、古い街並みが残る人口28,000人弱の小さな町です。2014年発表の消滅可能性都市ランキングでは県内2位の自治体となるほどでしたが、3.11後やコロナ禍において、移住希望者が増加。最近は、新たに飲食店や宿泊施設、空き物件を活用した公共施設ができるなど、注目され始めています。
そんな小川町に仕事をもつ4名の町外出身者の、今のマルチな働き方について、ご紹介します。
【パターン1】 自営の有機農業と地場企業勤務で、幅広く生産する暮らしを。〜まつなが農場さん / 50代〜
町内で有機農業を営むまつなが農場さん。現在中学生のお子さんがいる松永家は、旦那さまが養蜂場に、奥さまは福祉活動施設に、お勤めをしながら「半農半サラリーマン」の生活をされています。移住したての頃は、都内に通って働いていたそう。農家になりたいという憧れが形になり、今はアイデンティティと思うまでに至った松永さんの合言葉は「迷ったらまず出かけてみる」ということ。
【パターン2】 地域おこし協力隊を活用しながら、建築・まちづくりを志す。〜KIWI archtecs 木谷 海斗さん / 20代〜
大学院で建築を学ぶ学生時代、小川町に友人と訪れた際に出会った、未活用の歴史的建造物を自分たちの手でなんとかしたい!と思い、在学中に移住。仲間と3人組ユニット「KIWI archtecs (キウイアーキテクツ)」を立ち上げて活動する中、木谷さんは地域おこし協力隊としてSNS運用担当を務め、地域とのつながりを深めている。
【パターン3】 都内ベンチャー社員と関東圏NPO理事業の傍ら、地域で起業。〜(株)わきま 中市 里美さん 40代〜
日本の森林資源活用や“木育”に力を入れるベンチャー「(株)Tree to Green(渋谷区)」に勤めながら、日本の民家を次代へ引き継ぐための活動をする「NPO日本民家再生協会(全国)」の関連で小川町にまず住まいを構え、二拠点居住から徐々に移住。昨年2022年には、町内で古い物件を活用した宿泊施設を運営する「(株)わきま」を設立。現在は、3つの顔を持ちながら地域の人として活躍中。
【パターン4】 地元東秩父村と小川町をつないで興す、を自身で体現する。〜碧と槻 西 沙耶香さん / 30代〜
小川町の隣にある、埼玉県唯一の村、東秩父村出身の西さん。8年前に都内の会社から、地域おこし協力隊第一号としてUターン。卒隊後も、村で受け継がれる文化や食のワークショップを開催したり、四季を楽しめる拠点をつくったり、地域コーディネーターとして第一線で活動中。一方で、小川町でもコワーキングスペースや観光案内所の立ち上げと運営に携わるなど、二自治体にとって欠かせない存在となっている。


4パターンの比較 ・ その他の事例
小川町には、この4名の他にも、さまざまな仕事を組み合わせて、働く方々がいます。移住者の増加とともに増える町内のイベントでは、このいろいろなキャラクターが得意なスキルを持ち寄っていることがしばしば。
新しいことを起こす元気のある年代の人数が少ない地域では、このように、場面に応じて複数の顔を見せられる生き方が、合っているのかもしれませんね。
図にあるそのほかの事例で気になる働き方がある方は、ぜひブースの高橋までお声がけください。


募集要項
2023/06/23 〜 2023/06/29
無料
ステージ「いじゅう広場」(入り口ゲート付近)
・スケジュール: 〈トークステージ〉 ① 13:00〜13:30 ② 15:00〜15:30
※その他の時間帯も、ステージ横の「多業多福」ブースにて交流可能です◎
多業多福クラス (SMOUT)
このプロジェクトの経過レポート
このプロジェクトの地域

小川町
人口 2.71万人

高橋かのが紹介する小川町ってこんなところ!
小川町は、電車でも車でも都心から1時間ほど、有機農業、和紙や酒などの伝統産業、古い街並みが残る人口28,000人弱の小さな町です。2014年発表の消滅可能性都市ランキングでは県内2位の自治体となるほどでしたが、3.11後やコロナ禍において、移住希望者が増加。最近は、新たに飲食店や宿泊施設、空き物件を活用した公共施設ができたり、さまざまなイベントが開催されたり、その盛り上がりが注目され始めています。
このプロジェクトの関連地域
東秩父村
人口 0.23万人
このプロジェクトの作成者
静岡県伊豆の国市出身。横浜、熱海を経て、4年前から埼玉県小川町にステイ。宿泊業「小川まちやど」をメインに、首都圏で2〜3個の仕事をかけもちながら生きています。携わる分野は、農業・リノベーションまちづくり・観光・移住サポートなど…。「多業多福」の考え方には、自らも強く共感。