
若者が長浜でよかったと思える居場所づくり
最新情報
プロジェクトの募集が終了しました。
2025/03/31「興味ある」が押されました!
2025/03/23とても久しぶりの投稿です。長浜市未来こども若者課の茂森です。
突然ですが皆さんは「ここだ」と思える居場所はありますか?
インターネットの発達で場所や立場の違う人と容易につながることができるようになりました。 それはそれでとてもいいことですが、リアルなつながりの希薄さや、誰かの一瞬だけを切り取って、自分と比べて落ち込んでしまうことにもつながっているのではないでしょうか。 顔の見える距離感で、多様な人と関わることで生まれるものもきっとあるはず。 誰かと比べることなく、義務感から開放されることで、気づく自分らしさもきっとあるはず。
まだまだ理想には届かないかもしれませんが、そんな想いを抱えて高校生と大学生といっしょに居場所づくりをしています。 長浜市外の高校生・大学生も大歓迎。 長浜で自分らしい過ごし方試してみませんか? ※高校生・大学生のみ利用可です。
高校生が自分も長浜も好きになれる場所をつくりたい
長浜は田舎と都会の両面が楽しめます。 なのでカフェやスナックといったコミュニケーションを楽しむ場があり、社会人にとっては夜も休日も家庭や職場とは異なる居場所、いわゆる「サードプレイス」を持つことができます。 また、「子育て世帯に選ばれるまち」として、熱い想いを持って子育て支援に関わる方もたくさんいて、親やこどもの居場所づくりに取り組まれています。 多分に漏れず人口は減っているものの、長浜は暮らしやすいところだと思っていました。
ところが私は自分の考えに偏りがあることに気づきました。 きっかけは「こどもまんなか社会」の実現を目指す部署が新設されたことです。 「こども」という言葉から皆さんはどのような姿を想像しますか? 私は乳幼児からせいぜい中学生くらいだと思っていました。 地方では多くの方がその地域で最後に過ごすかもしれない「高校生」について深く考えていなかったのです。
「こども」というにはしっかりしているけれど、「おとな」のように自由に移動できる手段やお金があるわけではない。そんな高校生は長浜でどう暮らしているのか。 そう意識しながら見てみると、長浜駅周辺にいる高校生たちが急に所在無げにしているように見えてきました。ヒアリングしたところ、とにかく行くところがないから仕方なくここにいる、ということがわかったのです。
それ以上のことができるかはわからないけど、とりあえず場所だけでも用意しよう。 そうしてできたのが高校生・大学生限定のサードプレイス「itteki」です。 (できてからしばらくして高校生と一緒にネーミングしました)


つながるキッカケ
ittekiのコンセプトは「つながるキッカケ」です。 そのために大切にしているのは、若者(高校生・大学生)中心であることと対話です。 どんな場所にしたいか、どんなことがしたいかを対話からスタートしています。 その対話を引き出しているのが3人のユースワーカーと3人の大学生ボランティア。 ittekiの時間はユースワーカーの「おかえりー」と若者の「ただいまー」から始まります。 ささいなことも大切なことも若者の言葉がキッカケで実現するよう応援する。 そんなメンバーのおかげでittekiはとてもいい空間になり、一日平均30人以上の若者が来てくれます。
ittekiは第三の居場所です。一番の居場所を目指しているわけではありません。 もっといい居場所を見つけるキッカケにして、一旦は離れることがあってもいつでも「おかえり」と迎えられる居場所にしていきます。
平日のみの開館です。 開館時間やイベントはinstagramでチェックしてください。
【一緒に居場所をつくる仲間を募集するかも】 現在長浜市民のみのメンバーで運営しているittekiですが、今後の運営を考え、外の目線や柔軟な体制をつくるために地域おこし協力隊を募集するかもしれません。 気になる方は「興味ある」を押していただければ、募集の際にメッセージをお送りします。


主催:長浜市 協力:えきまち長浜株式会社
このプロジェクトの経過レポート
このプロジェクトの地域

長浜市
人口 11.02万人

いざない湖北 が紹介する長浜市ってこんなところ!
●琵琶湖と余呉湖、きれいな渓流…水辺の街! 長浜は2つの湖といくつかの河川がある街。水辺での暮らしに興味がある方にはぴったりの環境です。
●広葉樹林や野草が生きる里山! 樹齢数百年の巨木にそこかしこで出会える里山や、季節によって色とりどりの表情を見せる広葉樹林にすぐに足を運べます。珍しい植物や野鳥とも遭遇できるかも。
●豊かな歴史と文化! 古くから栄えていた長浜のエリア。近畿、北陸、東海の中間点として、人やモノが行き交っていた時代の雰囲気を城下町・宿場町で感じられます。また集落では多様な信仰が残っており、代表的な「観音さん」は集落の人たちが大事にお守りしています。市街地で行われる「長浜曳山まつり」はユネスコ無形文化遺産に登録されていて、子どもたちによる「子ども歌舞伎」が有名です。
●意外といい!都市圏からのアクセス 京都市や名古屋市からはおよそ60km圏内、大阪市からも100km圏内。また新幹線駅がお隣の米原市にあるので、意外にもどこでも行きやすいですよ。
このプロジェクトの作成者
びわ湖の東北部に位置する滋賀県長浜市です。 羽柴秀吉が初めての城持ち大名となって開いた城下町です。 豊かな歴史と自然に恵まれながら、新しい文化もはぐくむ長浜で、やりたかったことにチャレンジしてみませんか? 移住だけでなく、リモートワークや起業、副業・兼業と新しい働き方も支援します。