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東みよし町(徳島)【地域おこし協力隊】世界農業遺産・歴史文化遺産を活用した旅行業・民宿開業推進活動を一緒に行ってくれる方を募集しています!
地域資源を観光や地方創生(町おこし)に活かし、新たなビジネスモデル作りにチャレンジできる積極果敢な行動力のある方を募集しています。
【活動内容】
①世界農業遺産を観光資源として捉えたマーケティングの実施
②体験型教育旅行(修学旅行)の受入家庭を増やすための取組み
③世界農業遺産ツアーコンダクターに向けた取組み
④歴史文化遺産を活用した啓蒙活動
⑤その他、世界農業遺産の世界観を活用した地域振興の取組み
⑥地域資源を活用した特産品開発(クラフトビール等)←追加しました!
「世界に認められた『暮らし』を核に、町の観光産業を育てたい」
東みよし町で継承されている「傾斜地農耕システム」は、平成30年3月に世界農業遺産に認められました。傾斜地農耕システムでは、斜面を段々畑にせず、傾斜のあるまま自然のままの状態で耕作しています。自然と調和したこの農耕システムは、中山間地に集落が張り付く独自の景観や、持続可能な暮らしを生み出し、それらは引き継いでいくべき貴重な地域の財産となっています。
町では、この唯一無二の財産を次世代へと引き継いでいくため、現在、世界農業遺産の活かし方について模索しています。既に、観光事業として近隣市町と連携した体験型教育旅行の受け入れや、農林漁家民宿、農業体験イベントの実施に取り組んでいますが、いずれもビジネスとして自走できるものではなく、行政主導の事業展開となっています。
また、近隣市町と観光圏を構成しており、圏内には年間22万人の宿泊客が来ていますが、東みよし町へはほとんど誘客できていないのが現状です。世界農業遺産はもちろんとして、多数の文化財や伝統工芸品など潜在的な観光資源はありますが、それぞれがばらばらに存在しており、観光コンテンツとして整理できておらず、目の前のチャンスを活かしきれていない状況にもあります。
これら、素材はあるが活かしきれていない状況を打開するために、観光振興と情報発信に専念できる人材を募集しています。
自然とともに生きること豊かさを、大切だと感じられる人
世界農業遺産は、ユネスコの世界遺産に比べ、その知名度は格段に低い遺産です。ですが、世界農業遺産が大切にしている「持続可能」というキーワードは、いまSDGsとして世界中が取り組みを進める中で、重要な価値観として扱われています。
この持続可能を実践しているのが、東みよし町で継承されている傾斜地農耕システムであり、地域での暮らしです。経済的な豊かさとは別の豊かさが、地域には残されています。本プロジェクトを通じて出会いたいのは、この経済的ではない豊かさを大切だと感じてもらえる人です。そのうえで、それを地域で残していくために、その活かし方、戦略を一緒に考え、行動できる人に出会いたいと思っています。
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「にし阿波」と呼ばれる徳島県西部の地域は、標高100から900メートルの山間地域に200近くの集落が点在しています。いずれも急傾斜地に位置し、場所によっては斜度40度にもおよびます。斜面を利用する農業では、段々畑のように平らな面を造成することが一般的ですが、これらの地域では傾斜地のまま農耕を行ってきましたw。そのために、独自の技や知恵を培って、自然を守り、生命を守り、集落を守ってきたのです。この400年以上にわたり継承されてきた山村景観や食文化、そして農耕にまつわる伝統行事などの全てが「傾斜地農耕システム」です。
東みよし町は、田舎なんだけど、便利で住みやすい町です。