海の見える町で。人類最古の職業「羊飼い」になる!【南三陸町地域おこし協力隊】
募集終了

◆羊飼いの歴史
所説ありますが、紀元前 約5,000年前のアナトリア半島が発祥とされ、今も変わらず大自然や動物を相手に働く
羊飼いの仕事は、とても尊いもの。
歴史的にも貴重な伝統として、文化遺産登録価値の一つとして認められています。
しかし、日本の羊農家は1000件にも満たず、高齢化や事業の難しさから年々減少傾向にあります。

◆緬羊(めんよう)畜産農家を増やしたい!
現在、日本で家畜として育てられている羊の数は約2万匹と少なく、緬羊畜産業の課題として、羊の産仔率の向上が求められています。
日本で飼育されている羊の多くが産仔率い品種で、年に1~1.5匹しか産むことができません。
これでは商品として売りに出せるほどの量を確保することが難しく、需要に対しての供給が追い付かず経営が安定しないこと等を理由に年々、羊畜産の農家さんが減ってきています。

そこで、さとうみ羊牧場(株)ではニュージーランドから新しく産仔率の高い「フィニッシュランドレース」という種類の羊を導入し、産仔率の向上をすることで緬羊畜産農家の経営安定化を目指そうと考えています。
日本の緬羊畜産業の課題に一緒に手をあげ、南三陸の新しい事業としてチャレンジしてくれる仲間を「地域おこし協力隊」として募集します!

【任期3年間のイメージ】※未経験でも大丈夫です。
1年目/羊のお世話の仕方を習う&実施
    ※ニュージーランドでの現地研修もあり
2年目/産仔率を上げるために考える
3年目以降/羊を増やしていく・販路拡大
→3年後は、正社員への登用もしくは独立支援いたします。

さとうみ羊牧場ってどんなとこ?

◆受け入れ事業所【さとうみ羊牧場(株)】とは?
ソルトブッシュラムというのを聞いたことがあるでしょうか?
フランスやオーストラリアでは非常に高い評価を受けており高級レストランなどにも使用されています。
そこにヒントを得て南三陸町の特産の一つであるワカメに着目し、ワカメ養殖から出る残渣(ざんさ)を羊の飼料に加工して、育てた羊をさとうみ羊牧場では「南三陸わかめ羊」としてブランド展開をしています。
わかめ羊は羊肉にありがちな「クセ」がなくジューシーで濃厚な美味しいお肉になっています。
近年ではテレビ番組で紹介されたり、都内の高級料理店に卸してたり、需要が追い付かないほど とても人気です。
また、新たな取り組みとしてアパレルブランド「Samantha Thavasa(サマンサタバサ)」さんへ羊の皮を提供し、ポーチやバックなどの商品開発を進めています。

◆一緒に働くのはどんな人?
【三浦社長(30代)】
南三陸町の出身。羊飼い歴7年。
前職は全く関係のない重機を扱う仕事をしていました。
最初は「お手伝い」という軽い気持ちでしたが、今では生活の大半が羊たちと一緒です。

【金藤さん(50代)】
広島県出身。震災ボランティアをきっかけに移住。
オーストラリアのソルトブッシュラムをヒントに南三陸の特産であるワカメに目を付け、
未利用となる茎の部分を餌に「わかめ羊」を考案。
今は若い世代に事業を託し、ご自身は経営に回られている。

◆南三陸町ってどんなまち?
宮城県の北東部に位置している南三陸町は「森・里・海」全てを感じることができる自然豊かなまちです。
この豊かな自然資源を活かし、未来に残そうと、いち早くSDGsに取り組み持続可能な社会を目指しています。
また、震災でボランティアを受け入れていた経験から、移住者を「よそ者」扱いすることなくオープンに受け入れてくれる風土があります。
現在、協力隊は12名。他にも新しいことにチャレンジしている仲間が沢山います!

三浦社長

三浦社長

金藤さん

金藤さん

こんな人を求めています!

【業務内容】
今回募集する協力隊には、下記の活動をメインに取り組んでいただきます。
● 羊の育成・管理及び環境整備
→ニュージーランドからフィニッシュランドレースという品種の羊を輸入します。
この品種の羊は、現在日本で飼育している牧場はない為、飼育方法などニュージーランドに赴き現地での視察・研修をしていただきます。その後、実際に南三陸での飼育業務に携わっていただきます。
また、飼育に必要な環境の整備もお願いします。

●産仔率の確定
→フィニッシュランドレースは、年2~2.5頭子供を産む品種の羊になります。
24頭輸入し、飼育・管理がうまくいけば5年後には約900頭(今いる羊も併せて)になる予定です。
こうやって年々頭数を増やし、飼育・販売共に安定供給を目指して活動します。

【求める人物像】
・動物が好き。
・南三陸を一緒に盛り上げたい!
・地域貢献や社会問題にすごく興味がある。
・新しいことにチャレンジしたい人
・ミッションや理念に共感できる企業で働きたいひと

【メッセージ】
・三浦社長より
経験があればなおですが、未経験でも大丈夫です!
僕も未経験でしたし、難しいことはないと思います。
ただし、力仕事もありますので体力に自信のある方是非^^
羊たちはかわいいし、命を預かるという責任感や自分の手で育てるというやりがいもあります。
分からないことは何でも聞いてください!ぜひ一緒に頑張りましょう!

現在飼育中の羊たち

現在飼育中の羊たち

羊たちを優しく見守る二人

羊たちを優しく見守る二人

求人詳細

【雇用する団体】
さとうみ羊牧場株式会社

【業務内容】
・羊の飼養管理及び環境整備
・牧場運営業務全般
・ニュージーランド現地牧場・国内牧場への研修

【こんな方にピッタリ!】
・動物が好き
・地域の役に立ちたい
・地域に入っていくことに興味がある
・新しいことにチャレンジしたい
・何事にも前向きにチャレンジできる

【必要なスキル】
・普通自動車運転免許≪必須≫
※英語ができる方、歓迎します。

【応募条件】
・学歴:不問
(農業高校、農業系専門学校、大学畜産学部の卒業生の方、歓迎します)
・年齢:39歳以下が望ましい

【報酬・活動資金】
・月給 170,000円~220,000円
・社会保険(雇用保険・健康保険・厚生年金保険)
・通勤手当
・住宅手当

【勤務時間】
・9:00~18:00(休憩:60分)
・時間外労働:基本なし ※羊の出産期間は、シフトにより夜間勤務があります。
・休日:シフト制により、月7日間。夏季休暇、年末年始休暇あり

【マッチングプロセス】
書類審査のうえ、面接

※地域おこし協力隊としての募集となります。
南三陸町では、起業型ではなく雇用型の地域おこし協力隊制度を採用しています。
雇用型の協力隊員は、町内で活動実績のある事業所・団体が直接雇用します。安定した就労環境の中で、起業・事業継承に向けたノウハウを学びながら、住民活動に協力し、地域活性化活動にいち早く取り組むことができます。

南三陸町移住・定住支援センター
プロジェクトの経過レポート
2024/02/27

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南三陸町
南三陸町移住・定住支援センターが紹介する南三陸町ってこんなところ!

「森・里・海・ひと いのちめぐるまち 南三陸」これは、町が掲げる将来ビジョンです。
震災を経験し、改めてこの町の地形・自然がいかに素晴らしいかを知りました。
この豊かな森、海といった自然資源を活かし、持続可能な社会を本気で目指しています。
その想いがこのビジョンに込められています。
また、南三陸は各フィールドで様々なチャレンジをしている人たちが沢山います。地域・人・食を繋げるワイナリー/未利用資源を餌にしたブランド羊/生ごみをエネルギーに変える取り組みなどなど!!
この町の可能性は無限大です!
是非、一度、南三陸にいらしてくださいね!

南三陸町移住・定住支援センター
南三陸町移住・定住支援センター
南三陸町移住・定住支援センターです。 南三陸町での暮らし・仕事・住まいなど、なんでもご相談ください! 本気で移住のご相談はもちろん、「どんな町か知りたい」「とりあえず話を聞いてみたい」という方もお気軽にご連絡ください♪ 沢山の方に南三陸を知っていただければと思います。
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来年石巻にUターンをしますが、地域貢献と仕事内容に興味があります
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