★【静かに大人気】東近江市の見どころを御紹介★

　市役所前の道路は「新・日本街路樹100景」に選ばれています。（世の中にはいろいろな100選がありますね！）　これは、読売新聞社が創刊120年を記念し、1994年に選定した街路樹の景観に優れた100箇所のことです。まず各都道府県ごとに10景（計470景）が選ばれ、その中からさらに100景が厳選されました。 　「街路樹」は都市景観を美化する目的で育成されるだけでなく、自然環境の保全や歩行者に日陰を提供するなど、様々な目的のもとで植えられています。特に、夏の暑い日に木陰に入るとホッとします。 　新・日本街路樹100景の対象となった箇所については、手入れが十分に行き届いており、環境面で地域住民に少なからぬ恩恵を与え、歴史的、文化的な価値を有し、かつ人々の目を楽しませている、などの条件が挙げられます。市役所周辺道路は、市役所を含む近隣官公庁や企業、地元住民が定期的に清掃などを行っています。この道に限らずですが、皆で美しいまちを守っています。 　冬にはイルミネーションが飾られ、夜は雰囲気が一変するところも魅力です！

　日本列島の中央に位置する東近江市には、東海道新幹線、名神高速道路など幹線路が通っています。現在の交通網が発達する前は、近世の主な街道として、中山道、朝鮮人街道、八風街道、千草街道、御代参街道などがあり、現在も残っています。 ◆中山道…江戸時代の五街道の一つで江戸と京都を結んでいます。東近江市を通る部分は古代の東山道と呼ばれ、中世には近江から美濃を経て尾張方面に至る東海道の一部として使われていました。 ◆朝鮮人街道…中山道守山宿から鳥居本宿までの街道で、朝鮮通信使が通った道です。 ◆八風街道…滋賀県から三重県につながる道で、近江八幡武佐から八日市を通り、山上を経て愛知川沿いに杠葉尾から石榑峠につながります。 ◆千草街道…湖東と伊勢を結ぶ古道で、中世に山越え商人が通った道として知られています。 ◆御代参街道…江戸時代に東海道の土山宿と中山道の愛知川宿を結ぶ間道として整備されました。