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- 岩手県北だからこその「ローカルガストロノミー」を実践する料理人・飲食店経営者を募集します!
「ガストロノミー」とは、食材の質や調理技術だけでなく、芸術・歴史・科学・社会学などの観点から総合的に料理を捉える考え方です。近年、食の業界でも「サステナブル」が重視され、フードマイレージや地域経済への貢献という視点からも、ローカルな風土と結びついた地元食材への注目が高まっています。
普代村の位置する北三陸も、そのような山海の幸に恵まれ、意欲ある生産者さんが多数いらっしゃるエリアです。
海産物では、うに、鮭、いくら、あわび、ホタテ、ワカメ、昆布、イカの他、おいしいのに活用されていない未利用魚も多くあります。
林産物では、マツタケ、しいたけなど豊富なキノコ類が特産品。山ブドウなどの果物も盛んです。
また畜産も有名で、短角牛や、養鶏、養豚、山地酪農など、豊富な資源があります。
今回の求人では、地域の風土、歴史、文化を飲食の力で発信し、食の未来と地域の持続可能性を追求してみたい方を募集します。
食の未来を大切にしながら、村の未来もつくる!
村内にはいくつかの空き店舗、空き家があります。観光客向けの飲食店や地元の方が集まる居酒屋が不足していることから、それらの物件を活用して、飲食店事業の可能性を探っていただきたいと考えています。
また、村内にも複数の飲食関連の事業者さんがいらっしゃいます。まずはそちらへジョインして一緒に活動し、自立の道を模索することも可能ですので、これからローカルで飲食に携わってみたいという方も歓迎します。
例えば、下記のような案件があります。
・2024年春にオープンした、移住者の豆腐屋さんが営む食堂。仲間を絶賛募集中です。
・かつて居酒屋として賑わっていた、商店街のど真ん中にある物件。商店街の中心人物である精肉店さんが、もう一度復活させようと奮闘しています。
・かつての村長が住んでいた立派な一軒家。中も丁寧に手入れされており、活用される日を待っています。
本募集を担当し、地域おこし協力隊の伴走を行う株式会社アースカラーは、2022年、グループ会社とともに普代村にて「いわてガストロノミー会議 2022」を開催しました。そのため、岩手県の料理人とのネットワークも豊富です。食に関するイベントの企画なども協力できます。
<いわてガストロノミ―会議2022>
https://iwate-gastronomy.com/
例えば、下記のようなイベント開催が企画可能です。
・一流シェフを招聘しての研修
・食の専門家を招聘しての講演
・地域の飲食事業者を集めての交流会、勉強会
こんな方に出会えたらうれしいです!
・これから料理人としてひとり立ちしたい方
・飲食業関連の学校に通っており、今後の活躍の場を探している方
・料理人としての就業経験のある方
・これからのサステナブルな飲食業、ローカルガストロノミーの考え方に関心がある方
・生産者さんの見学やお手伝いなど、生産現場を大切にして交流を深められる方
・飲食店の他、加工品販売、総菜販売、移動販売などにも関心のある方
・イベントを企画したり、メニューを開発したりすることが得意な方
「地域おこし協力隊」での採用となります。
採用条件、給与など、地域おこし協力隊制度に準じます。そのため任期は最大3年間となります。
給与:月額20万円~(経験や経歴によって若干変動)
条件:社会保険完備、住居無償提供、車両リースまたは車両手当月額3万円支給、ガソリン代など交通費支給
<業務内容と任期後>
■1年目:まずは普代村事情を知り、理解する。生産者さんや観光事業者など、地域との関係性を構築する。村内飲食店事業者さんのお手伝いとしてシフトに入る。新たに提供するメニューや加工品の開発を行う。
■2年目:村内事業者さんのお手伝いをしながら、開業場所の選定、立ち上げる飲食事業の内容を絞り込み、起業のための販売実験などを行う。提供するメニューや加工品の開発を行う。
■3年目:起業のための販売実験をさらに進め、出てくる課題に対してアクションする。開業もOK。
■4年目以降:本格開業、村内飲食店への就職、アースカラー内でそのまま就業など。
※既に料理人としてご活躍されている方に関しては、初年度から開業を目指していただくことも可能です。
※ご希望があれば、ローカルガストロノミーに関係したイベントの企画・開催も一緒にできたらと考えています。
3年の任期経過後は、村内での飲食店の新規開業、村内飲食店への就職、または株式会社アースカラーにそのまま所属し、飲食店舗のマネージャーや、ローカルガストロノミーのプロデュースの分野で活躍いただくことを期待しています。
<応募&採用プロセス>
(1)まずはお気軽にご相談ください。WEB面談にて当方から自己紹介やご説明をさせていただきます。あなたのことも教えてください!
※ご応募の意思のある方には、経歴やPRを記入するフォームをお送りします。応募フォームの内容や候補者多数など選考進捗によってはご面談を見送ることもございます。何卒ご了承くださいませ。
(2)現地見学 普代村にて現場を見学していただき、地域との相性確認や、スタッフとの面談などを行い、双方の意志決定に役立てます。
(3)正式にエントリー書類にて応募
(4)普代村役場との面談(地域おこし協力隊制度を利用するため)
(5)採用合否決定
※視察交通費補助制度があります。
応募希望者で村内視察を行う際は「おためし移住交通費助成金」制度の活用が可能。上限3万円~5万円の交通費助成あり。ただし事前に普代村役場へ申請が必要です。
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岩手県普代村(ふだいむら)は、岩手県北部沿岸、北緯40度線上にある農山漁村です。
太平洋に臨む沿岸地区は、標高約150mの海岸段丘、三陸復興国立公園を代表する豪壮雄大な断崖絶壁が連なり、圧巻の自然美・造形美を造りだしています。
黒崎展望台真下のネダリ浜から太平洋に広がる眺望は、開放感溢れる雄大な景色として知られており、この地から眺めると太平洋の海と空が一体となったように見えます。その青の色の美しさは世界の海と空に繋がることから、普代は「青の国」と呼ばれるようになりました。
人口約2,200人、面積69.66k㎡と県内では最も人口の少ない村ですが、道路の新設により県庁所在地の盛岡市から車で2時間で来られるようになり、また道中では岩手の素晴らしい四季を堪能することができます。
夏は三陸北部海岸特有の冷涼なヤマセの影響で避暑地となり、冬は東北の中では降雪が少なく暮らしやすい自然環境と言えるでしょう。
産業は、三陸の豊かな海の恵みがもたらす「水産業」が基幹産業となり、「秋鮭定置網漁」、「養殖ワカメ漁」、「養殖コンブ漁」が盛んで、特に太平洋の外洋で養殖される普代のコンブは肉厚でやわらかく、加工した「すき昆布」は村の特産品となっています。
農林業においては、ヤマセを活かした「ほうれんそう」や品質の良い「しいたけ」の栽培が盛んです。
黒崎園地、普代水門、割澤鉄山跡地がスポットとなっている「三陸ジオパーク」、三陸復興国立公園をトレッキングできる「みちのく潮風トレイル」、伝統芸能では、国の重要無形民俗文化財に指定される「鵜鳥神楽」などを有しており、観光地としても非常に優れた評価をいただいてきました。
村の中央部にある商店街は、現代では珍しいほどに活気に溢れています。精肉店、お菓子屋、靴屋、美容院、化粧品店、ガソリンスタンド、スーパーなどが一体となって商店街を夜まで盛り上げてくれているのは村が未来に誇れる一つの光と言えます。
子ども園、小学校、中学校が一つずつあり、高校生まで医療費無料や保育料無償、15万円から30万円の出産祝金の贈呈など、子どもは村の宝だという認識のもと子育て世代のサポートに力を入れています。
2021年4月からは岩手県で初めてとされる常時預かり型の森のようちえん「つちのこ保育園」が開園。村内はもちろん県内全域から注目を集めています。
地球のしごと大學は、NPO法人地球のしごと大學が主催する市民学校です。年齢、地域、職種、立場、経験の異なる仲間とともに「地球の未来をつくる農山漁村のしごと」を学び続けながら私たちの可能性を広げていきます。実績▶︎全12学部を全国展開で運営 / 学部卒業生は累計700名以上 / 森のようちえん「つちのこ保育園」の運営
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