
伝統料理を盛り付けて食べる!食を通して地域と触れ合う100年フードにも認定された御膳料理
開催日程:
12024/11/09 ~ 2024/12/14
最新情報
プロジェクトの募集が終了しました。
2024/12/05「興味ある」が押されました!
2024/12/04滋賀県の食といえば鮒寿司や近江牛が有名ですが
「鯛そうめん」はご存知でしょうか?
滋賀県でも琵琶湖に面していない南東のまち日野町は、かつて近江日野商人が暮らした 今でも祭りや伝統行事など、昔ながらの文化の残るまちです。
その近江日野商人が最も楽しみにしていたのが850年の歴史を今に伝える5月3日の日野祭です。 その祭の際に作られたのが、江戸時代中期から末期に広がったと言われる「鯛そうめん」です。大海原の波のように盛られた鯛の煮汁で煮たそうめんの上に、鯛の姿煮がどんとまるごと一匹乗せられています。
塀にしつらえられた「桟敷窓(さじきまど)」から祭を眺めつつ、酒や料理に舌鼓を打つ。
なんとも贅沢な見物の仕方ですが、質素倹約を美とした生活の中で、新鮮な鯛を使った「鯛そうめん」を名物にした近江日野商人の心意気を伺い知ることができます。
そんな「鯛そうめん」をはじめとする昔ながらのお料理を、日野町の各ご家庭に残されていた器に盛り付け、お召し上がりいただくイベントです!
日野の伝統料理を継承する会がお迎えします!
料理を提供するのは「日野の伝統料理を継承する会」のメンバーです。
この会は、地域や家庭で、代々受け継がれてきた食文化を次の世代に伝えるために地域で暮らす18名で活動しています。 https://hinoryori.net/
「鯛そうめん」のほかには「肉めし」や「日野菜漬け」など特産品を使ったメニューや、「ごま豆腐」や「丁子麩(ちょうじふ)の辛子酢味噌和え」など、メンバーがお嫁に来た頃にお葬式で地域で食べられていたお料理など、文化庁100年フードに認定されたお料理です。
町内からご寄付いただいた塗りのお椀に、お庭でとれる「バラン」や「南天」などをあしらいに使い、盛り付けてからお召し上がりいただきます。
地域で暮らすメンバーに、日野町のことも色々と聞いてみてください!


近江日野商人の邸宅で体験!
体験していただく場所は、かつての江日野商人の本宅の建物。
客人をもてなすためだけに作られたお部屋で、本格的な日本庭園を眺めながらゆったりとお過ごしください!
日野の伝統料理を継承する会のメンバーは、有償ボランティアという形で活動をしています。
地域を愛する人ばかりなので、地域のことも気軽に聞いてみてください。
また、周辺には昔ながらのまちなみの残る通りがたくさんあります。 ぜひお帰りの前に散策してみてください!


募集要項
2024/11/09 〜 2024/12/14
執筆:日野の伝統料理を継承する会・アワセルフウド 藤田ゆり
このプロジェクトの経過レポート
このプロジェクトの地域

日野町
人口 2.00万人

アワセルフウドが紹介する日野町ってこんなところ!
日野町は、昔ながらの文化や伝統、かつて近江日野商人が活躍した町並みや、曳山、食文化が多く残されていて、町の方がそれを継いでいこうとする気風のある町です。
その一方で移住者も多く暮らし、地域の力として活躍されている方がたくさんおられます。
町のシンボル綿向山の麓に広がる豊かな自然もあり、おいしいお米や近江日野牛、蔵尾ポーク、近江鶏、原産である日野菜をはじめとする野菜など、食材も豊富です。
郷土料理の一つに海がない地域にも関わらず「鯛そうめん」というおもてなし料理があります。そうした独自の文化が小さい範囲で受け継がれている町です。
歩いていると「こんにちは」と挨拶をしあうのも日常の風景です。
暮らすとわかる日野町の良さ。ぜひ、一度遊びに来て町の暮らしをのぞいてみてください!
このプロジェクトの作成者
地域資源を活かしたまちづくりのサポート。(https://ourselfood.jp/) 代表理事の藤田ゆりは日野町地域おこし協力隊OG。日野の伝統料理を継承する会(https://hinoryori.net/)。 (一社)しがごとまるごと協力隊ネットワーク(https://shigagoto.jp/)。