【リーダー募集】陸上養殖で「海藻」の持続可能な未来を育てる!

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「興味ある」が押されました!

2025/02/09

「興味ある」が押されました!

2024/12/04

◆このプロジェクトは宮城県南三陸町の地域おこし協力隊事業です◆

創業100年超えの建設会社、株式会社阿部伊組は新しいチャレンジとして【海藻】に着目し2020年「持続可能な生産と消費を実現し水産資源の保全を図るサスティナブルな取り組みを目指す。」をテーマにプロジェクトを立ち上げました。 これまで、 ●食べる(自社商品の開発・cafe&shopのオープン) ●売る(販路開拓。都内のホテルや商業施設売店など) ●育てる(海藻マツモ陸上養殖の研究) この3つを柱に事業を展開してきました。 その中でも、地域の養殖わかめの流通過程で廃棄される未利用部分を活用した海藻チップスMocka(モッカ)は、ヘルシー志向の方から大変好評を得ています。

ーーーーーーーーーーーーーーー 今回の募集する地域おこし協力隊にお願いしたいことは「育てる」という軸をさらに拡張することです。 現在、研究を進めている海藻マツモだけではない新たな海藻の陸上養殖。(ダルス、ひとえぐさ、アオノリなど) さらに地域の地種を用いた人工種苗技術の確立。生産した種苗を漁業者へ安定供給できるビジネスモデルの構築を目指します!

文字だけだと、難しく感じるかもしれませんが、これからも自分たちが海藻を日常的に食べることができる、持続可能な水産業の未来を「育てる」ことがミッションです。 ーーーーーーーーーーーーーーー

▼ちょっと興味ある、詳しく話しを聞いてみたいという方は、ぜひ「興味ある」ボタンを♪

◇世界で注目される海藻と陸上養殖◇

日本では元々海藻を食べる文化があり、世界でも1番の消費量を誇っています。 普段何気なく食べているお味噌汁やサラダ、おやつにもワカメ・ひじき・アオノリといったよく聞く名前の海藻が使われていますよね。 最近では、海外でも栄養価だけでなく、エシカルやサスティナブルという潮流もあり、海藻が注目され需要が高まっています。

ですが近年の潮の流れや気候変動により海藻の生育環境が大きく変わり、一部の海藻が減少し、担い手不足や人口減少によって、従来の生産手法では持続可能性が危ぶまれています。これは、海藻だけでなく日本の水産物全てが同じ課題を抱えているのです…

そこで、安全でかつ継続的に供給できる手段の一つとして「陸上養殖」が注目を集めています。 海面でなく、陸上で養殖することによって水温や水質も管理しやすくなり、きれいで安全な状態の水で育てることができるのです。

これまで私たちは、海藻マツモの陸上養殖の研究を進め養殖技術を確立してきました。 この技術を活かし、さらに新たな海藻の陸上養殖の研究を進め、持続可能な水産業の未来を作りたいと考えています。

陸上養殖イメージ
陸上養殖イメージ
まつもは過熱すると色鮮やかな緑色に
まつもは過熱すると色鮮やかな緑色に

活動内容と3年間の活動イメージ

▼地域おこし協力隊員として下記ミッションに取り組んでいただきます。

(1)新規海藻種における環境管理と省人化による海藻の陸上養殖の産業づくり →既に陸上養殖の研究を進めている「まつも」以外の新規海藻種の養殖技術開発。 (2)地域の漁業従事者への種苗安定供給による新サプライチェーンの構築 →南三陸の地種を用いた人工種苗技術の確立。漁業者への安定供給体制の構築。  地域に適した優良株の選抜や新規海藻種の種苗生産。

【任期3年間の活動イメージ】 1年目:養殖プラントの立ち上げに携わってもらうと同時に基礎的な研究要素を担う。 新規海藻を陸上養殖する際のリサーチ。 連携している大学や企業と共に種苗づくりの技術を教えてもらいながら実験。

2年目:1年目のリサーチをもとに可能性がある海藻の実証実験。種づくりの実証実験。 本格的に陸上養殖の開始。年間を通しての陸上養殖計画。事業化の推進。

3年目:独自の陸上養殖の生産、収穫、販売のオペレーション構築。 種苗販売、事業として量産できる体制を整え法人化する。

★3年間の任期終了後は、生産現場のリーダーとして事業を継続していただきたいと考えています。

大学と連携し、陸上養殖技術の研究を行う
大学と連携し、陸上養殖技術の研究を行う
まつもの種苗
まつもの種苗

求人詳細

【雇用する企業・団体】 株式会社 阿部伊組

【業務内容】 ・新規海藻種における環境管理と省人化による海藻の陸上養殖の産業づくり ・地域の漁業従事者への種苗安定供給による新サプライチェーンの構築 ・陸上養殖施設の立ち上げ・運営管理

【募集する人材】 ◆must(必要) 地域の課題解決に興味のある方 地域の方々と協力して、物事を進めていける方 何事も前向きにチャレンジできる方

◆want(望む) 研究、事業開発などの経験がある方 データ分析が得意な方 ロジカルシンキングが得意な方

【必要なスキル】 普通自動車免許 パソコン操作(Word、Excel) ※研究等の実験操作経験があれば尚可

【報酬・活動資金】 月給200,000円 社会保険(健康保険・雇用保険・厚生年金・労災保険)加入 住宅手当あり 健康診断、事業に関わる資格取得の支援・補助あり

【マッチングプロセス】 書類審査のうえ、面接

【担当者から一言】 南三陸から共に、新たな水産養殖技術で世界を目指しましょう!

受け入れ事業所担当者(阿部様)
受け入れ事業所担当者(阿部様)
陸上施設建設予定地
陸上施設建設予定地

南三陸町移住・定住支援センター

このプロジェクトの地域

宮城県

南三陸町

人口 1.03万人

南三陸町

南三陸町移住・定住支援センターが紹介する南三陸町ってこんなところ!

「森・里・海・ひと いのちめぐるまち 南三陸」これは、町が掲げる将来ビジョンです。 震災を経験し、改めてこの町の地形・自然がいかに素晴らしいかを知りました。 この豊かな森、海といった自然資源を活かし、持続可能な社会を本気で目指しています。 その想いがこのビジョンに込められています。 また、南三陸は各フィールドで様々なチャレンジをしている人たちが沢山います。地域・人・食を繋げるワイナリー/未利用資源を餌にしたブランド羊/生ごみをエネルギーに変える取り組みなどなど!! この町の可能性は無限大です! 是非、一度、南三陸にいらしてくださいね!

このプロジェクトの作成者

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南三陸町移住・定住支援センターです。 南三陸町での暮らし・仕事・住まいなど、なんでもご相談ください! 本気で移住のご相談はもちろん、「どんな町か知りたい」「とりあえず話を聞いてみたい」という方もお気軽にご連絡ください♪ 沢山の方に南三陸を知っていただければと思います。