
【地域おこし協力隊】地域の未来は空き家から始まる 「くめ空き家マネージャー」募集
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プロジェクトの募集が終了しました。
2024/12/16「興味ある」が押されました!
2024/12/13氷見市久目地区は、四季折々の表情豊かな自然のなかに、瓦屋根と漆喰壁の木造家屋が建ち並ぶ、とても美しい場所です。棚田や川沿いの平地では地域をあげての米作りに取り組んでおり、里山では串柿・干し柿用の柿やブルーベリー等の果樹の栽培のほか、地区の森林資源(主に氷見里山杉)を活かした林業も行われています。車を走らせれば、海にもすぐに出ることはできます。 今回は、この久目地区の「空き家」問題に取り組んでいただける方を募集します。
日本一?の大きさの空き家の魅力を伝えたい
久目地区では、様々な地域おこし活動を行っています。その中心となっているのが2014年に設立された久目地区地域づくり協議会(地域の機能維持や活性化を目的に、旧小学校単位で構成された地域組織)です。 初めに取り組んだのは「地域の足」の確保です。地区内を走っていた民間路線バスが廃止となることを受けて、行政の支援も受けながら2016年10月に、住民による住民のための公共交通機関「久目バス」を走らせることを実現しました。 その後、地区唯一の小学校であった久目小学校が、2020年春に閉校となることを受け、2021年4月から、その地域の拠点施設「久目地区交流館」として、整備して管理運営し、ここを拠点に各種イベントなどの地域おこし活動を展開しています。
地域活性化の活動が増える中、ここ数年は20代~30代の方も移住されてきています。そこで、久目地区では令和6年3月には「移住者受入促進計画」を策定し、今後も移住者の受入れを積極的に進めていきたいと考えているところです。 しかし、空き家自体は多くありますが、地域内での移住希望者向けの流通体制が十分に整っておらず、市の「空き家情報バンク」への久目地区の物件の登録も増えない状態です。 1住宅当たり延べ面積日本一(2023年住宅・土地統計調査より)の富山県の中でも、久目地区の空き家は特に大きく、魅力は十分なはずなのですが、全国の移住希望者にうまく伝えることができていません。 そこで、「空き家の有効活用」をテーマに、里山の魅力ある暮らしを発信し、移住者を増加させる取組にかかわってくれる方を募集します。 大きな家の色々な使い道を上手く全国にPRしたり、地域の実際の空き家を回って所有者の方と話し合いながら課題をみつけたり、ときにはDIYで一緒に修繕できないか検討してみたり。あなたならではの工夫で久目地区の空き家をマネジメントして、地域の活性化に取り組んでみませんか?
なお、久目地区では、久目交流館の運営開始に合わせて、「久目地域づくりイノベーター」として、空き校舎等の空間デザインや交流館、及び地域のイベントの運営、デザインを任務とした地域おこし協力隊隊員を3年間受け入れた経験があり、地域の受入態勢も整っています。
【参考】 おらっちゃの久目(地区の紹介)https://oracchanokume.jp/


地域の方と協力しながら空き家の魅力を伝えてみませんか?
〇求める人物像 ・リノベーションやエリアマネジメントに関心がある ・DIY精神がある ・不動産や建設業の実務経験(無くても可) ・建築、デザイン系の学問を専攻(無くても可)
【主な任務】 ①地区内の空き家を移住希望者などに的確に紹介できる仕組みの構築 (地域内物件の掘り起こし、維持管理体制の検討、モデル物件づくりなど) ②移住希望者とマッチングするための広報・マーケティング活動(関係人口づくり) ③その他、くめ移住定住促進委員会策定の移住者受入促進計画に基づく活動
【活動のイメージ(初年度の一日の流れ、一週間の流れ)】 週5勤務で基本的に平日休みとなり、オフィスは久目地区交流館となります。 また、休暇や研修等に合わせて出勤日の調整も可能です。
【一週間の流れ(例)】 月 SNS情報発信、地区内空き家調査、関係者アポどり 火 休み 水 休み 木 他地域空き家活用事例に関する調査(オンライン)、DIY企画検討 金 市内の移住者訪問・ヒアリング、移住関連イベント出席 土 企画資料作成 定例全体会議(ひと月に1回程度) 日 SNS情報発信業務
【一日の流れ(例:平日)】 8:30 出勤(久目地区交流館) 9:00~12:00 イベント企画、資料作成、情報発信 12:00~13:00 昼休憩 13:00~17:00 地区の空き家や空き家への移住者訪問・ヒアリング 17:15 退勤
【一日の流れ(例:土日)】 8:30 出勤(久目地区交流館) 10:00~17:00 資料作成や情報発信 17:15 退勤
【3年間の活動イメージ】 〇1年目 地区内外の人との関係作り、移住関連イベントを中心とした久目地区認知度向上 地区内の利用可能な空き家調査と空き家所有者とのコミュニケーションの創出 既存の空き家の活用事例調査(中山間地域向け) 〇2年目 移住関連イベントの継続実施 空き家の維持管理方法の検討、試行(将来的に発生するものも含む) 久目の空き家の特徴の整理と特徴を生かした物件紹介の実施 〇3年目 空き家の流通体制の確立 (地区内の空き家物件の賃貸物件化、情報発信ルートの確立)


募集要項等
〇業務形態・期間 (1) 業務形態 氷見市から委託し、委託料を毎月受けるものとします。氷見市との雇用契約は存在しないため、社会保険料等は個人負担となります。また、業務に支障がない範囲で副業を行うことが可能です。 (2) 業務期間 令和7年4月1日から令和8年3月31日までを原則とし、その後、市と本人双方の合意の上で年度ごとに2回まで更新を行うことができます。なお、業務開始日は本人の都合等により令和7年4月1日が難しいようであれば協議して決定します。(年度途中から業務開始した場合は、3回までの更新となり、最長3年間の業務となるようにします。)
〇業務条件 (1) 委託料、業務日数 委託料の額は日額11,000円とし、業務日数は年間252日を上限とします。(目安として月21日の12ヶ月分、年間委託料の上限額は277万2千円。) 年度途中の採用の場合は、その年度の残り期間に応じて上限を減額します。 (2) 業務時間 午前8時30分から午後5時15分までを基本とし、7時間45分のうち休憩1時間を基本としますが、なお、業務開始時間は協議して変更することも可能となります。(夜間や土日等の業務も業務時間として協議して変更可能。) (3) 活動支援 ①住居家賃や活動用のパソコン通信費、車両の賃借料、車両燃料費、地域おこし活動費(研修費、旅費及びその他の地域おこし活動に要する経費)は、氷見市地域おこし協力隊活動費助成金で助成します。ただし、1年間の上限額は192万円までとします。年度途中の採用の場合は、その年度の残り期間に応じて上限を減額します。 ※住居家賃は月額5万円までとし、敷金・礼金も含みます。ただし、敷金については退去時又は任期終了時に精算が必要となります。 ※上限額は、活動を行う期間によって異なることがあります。
② 起業に要する経費について、氷見市地域おこし協力隊起業支援補助金で補助します。ただし、上限額は100万円までとし、任期2年目以降から任期終了後1年以内において1回に限り補助します。
〇募集期間 令和6年11月1日(金)から令和6年12月16日(月)まで
〇オンライン相談会と現地見学ツアー 協力隊への応募を検討されている方向けに、 ・現役隊員や担当職員等に質問ができる「オンライン相談会」 ・募集地区を訪問し、任務内容(ミッション)に関係が深い場所を見学できる「現地見学ツアー」 をそれぞれ開催しています。
※応募方法やオンライン相談会、現地見学ツアーの詳細については、氷見市HPからご確認ください。 https://www.city.himi.toyama.jp/gyosei/soshiki/shinko/5/5/7732.html また、オンライン相談会の動画の一部を公開しています! https://www.youtube.com/watch?v=k4epJYaToe4
氷見市
このプロジェクトの地域

氷見市
人口 4.04万人

富山県氷見市地域振興・移住担当が紹介する氷見市ってこんなところ!
氷見市は、富山県の西北、能登半島の付け根に位置する人口約4万6千人の小さなまちです。 多くの幸をもたらしてくれる「青い海」と「みどり豊かな大地」を有し、人の心を引きつける自然の恵みに包まれています。海、山、まちの距離が非常に近く、美しい景色が暮らしに溶け込んでいます。
日本海側有数の氷見漁港には、四季を通じて156種類もの魚が水揚げされ、初夏の「マグロ」、冬の「寒ブリ」、そして「氷見いわし」は広辞苑にも掲載されるほど有名です。 そのほかにも、氷見牛、うどん、米、梅など多種多様な食材の産地でもあります。
また、日本ではじめて発見された洞窟住居跡「大境洞窟」や万葉の歌人大伴家持ゆかりの史跡など、歴史のロマンにも満ちあふれています。
さらに、近年は市内各地で温泉が湧出し「能登半島国定公園・氷見温泉郷」の名称でPRに努めています。
氷見市では、氷見市への移住を検討されている方へ総合的な支援を行う拠点として、『氷見市IJU応援センター』を開設しています。氷見の暮らしが体験できる「きっかけづくり」、住むと決めた時にすみやかに移住できる「移住支援」、住んでみてやっぱり住んでよかったと思える「定着支援」を行っています。この3つの支援を中心に移住・定住に関するさまざまな相談の窓口となりますので、お気軽にご連絡・お越しください。Zoomでのオンライン相談も行っておりますのでぜひご活用ください。
このプロジェクトの作成者
氷見市は、富山県の西北、能登半島の付け根に位置する人口約4万4戦人の小さなまちです。 全国的に有名な寒ブリなどの新鮮な魚が有名ですが、魚だけでなく、氷見牛や農作物など里山の恵みも豊富で、“食”が毎日の生活を豊かに彩ってくれます。 また、海と山が近い特徴的な地形により世界的に珍しい、海越しに3000m級の山々を臨むことができるなど美しい景色を日常で楽しむことができます。 最近は移住者による新規創業も多く、市内には無料でビジネスの相談ができる産業支援拠点Himi-Bizもあり、移住とともに起業を考えておられる方への支援体制も充実しています。 また、妊娠から子育てまでオーダーメイドで支援する子育て世代包括支援センターを設置するなど、全国トップクラスの手厚い支援を行っているため、充実した子育てライフを送ることもできます。