
【地域おこし協力隊】草もち販路拡大と交流施設企画運営 「ろんくま地域づくり支援員」募集
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プロジェクトの募集が終了しました。
2024/12/16「興味ある」が押されました!
2024/12/16氷見市論田・熊無地区、通称「ろんくま」は、富山県と石川県の境にある長閑な里山の集落です。緩やかな山の斜面に落や棚田、森林など、自然豊かな美しい景観が広がる一方、近隣市街地までの交通の便にも恵まれた中山間地域です。 今回は、ろんくまの「草もち」の製造、販売に取り組みつつ、その製造場所ともなる予定の宿泊交流施設の運営に携わっていただける協力隊の方を募集します。 地域の人たちと協力しながら、深呼吸したくなる景観が広がるこの「ろんくま」で一緒に暮らしませんか。
「草もち」と「宿泊体験・交流施設」の2本柱で地域おこし
令和3年度に富山県の移住者受入モデル地域に認定された論田・熊無地区は、くまなしウォークや積極的な地域の情報の発信、移住希望者向けの「集落の教科書」の策定、デジタル自治会などに取り組んでおり、令和5年10月には全国過疎地域連盟会長賞を受賞するなど、全国でも先進的な取組を行っている地域です。
本地域の特産品として、論田地区には、手作りにこだわった人気の「草もち」がありますが、担い手の確保や、そのための収益力向上が課題となっています。熊無地区でも「伝承料理」保存に向けた取組が行われており、できれば地域全体で「食」を切り口に、さらなる地域活性化の取組を進めたいと考えています。
そして、人口減少の中で地域を持続可能な体制にしていくため、今までの取組に加え、今後も専門家や学生など地域外からの力を取り込んでいくことが必須と考えています。その拠点として、論田地内の空き物件を宿泊体験・交流施設としての整備を予定しています。 そこで「草もち」と「宿泊体験・交流施設」の2本柱を軸に、地区の関係者と協働して地域づくりを支援していただける方を募集します。
【草もちづくりについて】 地元産のもち米にヨモギを混ぜて、粒あんを包んだお餅で、市内のスーパーや直売所では午前中に売り切れてしまう人気商品です。美味しさにこだわるため、冷凍保存を行わず、消費期限をあえて1日として販売しています。 春になるとヨモギの新芽を使った「草もち」が各家庭で代々作られてきた歴史が地区にあり、その伝統の味を「食彩ふるさと論田加工グループ」が1年を通して提供しています。
【宿泊体験・交流施設について】 公民館と草もち加工所のそばにある、もともと商店だった建物を宿泊体験・交流施設として再建しようと考えています。地方への移住、山間部での暮らしに関心を持つ方々や、インターンシップ等でろんくまを訪れる学生たちをメインターゲットに、週末を基本としつつ、必要に応じて長期滞在できるような施設を目指します。 能登半島地震の影響で一度検討が止まっていましたが、令和7年度の整備に向けて「ろんくま移住促進委員会」で検討を再開していく予定であり、隊員の方とともに運営計画を考え、2年目以降は実際の運営にも携わっていただきたいと考えています。
【参考】 ろんくまもよう(地区の紹介):https://ronkuma.com/ 食祭ふるさと(草もち加工所運営):https://kusamochi.wixsite.com/shokusai


地域の方と協力しながら草もちづくりと交流施設運営に取り組んでみませんか?
〇求める人物像 ・地域の内と外をつなぐコミュニケーション能力 ・SNS等を活用した情報発信力 ・「食」について興味がある方 ・会計など経営に関する知識(無くても可) ・宿泊施設や食品事業に関連した業務経験(無くても可) ・防火管理者 食品衛生責任者(無くても可)
【主な任務】 ①草もちの販路拡大、付加価値向上のためのSNS等での情報発信、企画立案 ②草もちの製造加工、改善点等の提案・実践(人員確保、生産性の向上) ③令和7年度整備予定の宿泊体験交流施設(草もち加工場も移転予定)の 立ち上げを目指し運営計画の検討(1年目)、実際の運営(2年目以降) ④その他、「食」などの地域資源を生かした地域活性化に関する取組の試行
【活動のイメージ(初年度の一日の流れ、一週間の流れ)】 現在草もちの製造作業は、月、火、木、金、土の朝5時から開始しています。 しばらくは、週3~週4で草もちの製造作業に従事しながら、地域の方との交流を深めつつ現状を把握していただけたらと思います。 宿泊体験・交流施設の立ち上げに向けた会議など、夕方~夜に会議などが入る場合は変則勤務や時間調整を行います。 また、休暇や研修等に合わせて出勤日の調整も可能です。
【一週間の流れ(例)】 月 草もちづくり 地域PRのための情報収集 SNS投稿 火 草もちづくり 地域PRのための情報収集 SNS投稿 水 休み 木 休み 金 草もちづくり 配達手伝い 草餅関連企画検討 土 草もちづくり 宿泊体験・交流施設立ち上げに向けた情報収集 日 宿泊体験・交流施設運営に必要な資格取得の自己研修、 施設立ち上げに向けた運営会議出席
※宿泊体験・交流施設の運営や、草もち関連の新企画が本格化してきた場合は、 草もちづくりへの従事を調整のうえ減らしていきます。
【一日の流れ(例:草もちづくりがある日)】 5:00 出勤 5:00~8:30 草もちづくりのお手伝い 8:30~10:30 集落散策、SNS情報発信ネタ探し(地域資源の情報収集) 10:30~11:30 SNS記事作成 情報発信 11:30~12:30 休憩 12:30~14:15 草もち関連企画検討 宿泊体験・交流施設立ち上げに向けた情報収集"
【3年間の活動イメージ】 〇1年目 【草もち】実際の草餅づくりに携わりながら、現状の課題を把握 情報発信を強化しつつ、生産改善や付加価値向上策を関係者と協議 【移住】宿泊体験・交流施設の運営計画検討 〇2年目 【草もち】生産改善や付加価値向上策の実践と改善、情報発信の継続 【移住】宿泊体験・交流施設の運営 〇3年目 2年目の内容に加え、安定した生産・運営体制づくり
【参考】 ろんくまもよう(地区の紹介):https://ronkuma.com/ 食祭ふるさと(草もち加工所運営)https://kusamochi.wixsite.com/shokusai


募集要項等
〇業務形態・期間 (1) 業務形態 氷見市から委託し、委託料を毎月受けるものとします。氷見市との雇用契約は存在しないため、社会保険料等は個人負担となります。また、業務に支障がない範囲で副業を行うことが可能です。 (2) 業務期間 令和7年4月1日から令和8年3月31日までを原則とし、その後、市と本人双方の合意の上で年度ごとに2回まで更新を行うことができます。なお、業務開始日は本人の都合等により令和7年4月1日が難しいようであれば協議して決定します。(年度途中から業務開始した場合は、3回までの更新となり、最長3年間の業務となるようにします。)
〇業務条件 (1) 委託料、業務日数 委託料の額は日額11,000円とし、業務日数は年間252日を上限とします。(目安として月21日の12ヶ月分、年間委託料の上限額は277万2千円。) 年度途中の採用の場合は、その年度の残り期間に応じて上限を減額します。 (2) 業務時間 午前8時30分から午後5時15分までを基本とし、7時間45分のうち休憩1時間を基本としますが、なお、業務開始時間は協議して変更することも可能となります。(夜間や土日等の業務も業務時間として協議して変更可能。) (3) 活動支援 ①住居家賃や活動用のパソコン通信費、車両の賃借料、車両燃料費、地域おこし活動費(研修費、旅費及びその他の地域おこし活動に要する経費)は、氷見市地域おこし協力隊活動費助成金で助成します。ただし、1年間の上限額は192万円までとします。年度途中の採用の場合は、その年度の残り期間に応じて上限を減額します。 ※住居家賃は月額5万円までとし、敷金・礼金も含みます。ただし、敷金については退去時又は任期終了時に精算が必要となります。 ※上限額は、活動を行う期間によって異なることがあります。
② 起業に要する経費について、氷見市地域おこし協力隊起業支援補助金で補助します。ただし、上限額は100万円までとし、任期2年目以降から任期終了後1年以内において1回に限り補助します。
〇募集期間 令和6年11月1日(金)から令和6年12月16日(月)まで
〇オンライン相談会と現地見学ツアー 協力隊への応募を検討されている方向けに、 ・現役隊員や担当職員等に質問ができる「オンライン相談会」 ・募集地区を訪問し、任務内容(ミッション)に関係が深い場所を見学できる「現地見学ツアー」 をそれぞれ開催しています。
※応募方法やオンライン相談会、現地見学ツアーの詳細については、氷見市HPからご確認ください。 https://www.city.himi.toyama.jp/gyosei/soshiki/shinko/5/5/7732.html また、オンライン相談会の動画の一部を公開しています! https://www.youtube.com/watch?v=k4epJYaToe4
氷見市
このプロジェクトの地域

氷見市
人口 4.04万人

富山県氷見市地域振興・移住担当が紹介する氷見市ってこんなところ!
氷見市は、富山県の西北、能登半島の付け根に位置する人口約4万6千人の小さなまちです。 多くの幸をもたらしてくれる「青い海」と「みどり豊かな大地」を有し、人の心を引きつける自然の恵みに包まれています。海、山、まちの距離が非常に近く、美しい景色が暮らしに溶け込んでいます。
日本海側有数の氷見漁港には、四季を通じて156種類もの魚が水揚げされ、初夏の「マグロ」、冬の「寒ブリ」、そして「氷見いわし」は広辞苑にも掲載されるほど有名です。 そのほかにも、氷見牛、うどん、米、梅など多種多様な食材の産地でもあります。
また、日本ではじめて発見された洞窟住居跡「大境洞窟」や万葉の歌人大伴家持ゆかりの史跡など、歴史のロマンにも満ちあふれています。
さらに、近年は市内各地で温泉が湧出し「能登半島国定公園・氷見温泉郷」の名称でPRに努めています。
氷見市では、氷見市への移住を検討されている方へ総合的な支援を行う拠点として、『氷見市IJU応援センター』を開設しています。氷見の暮らしが体験できる「きっかけづくり」、住むと決めた時にすみやかに移住できる「移住支援」、住んでみてやっぱり住んでよかったと思える「定着支援」を行っています。この3つの支援を中心に移住・定住に関するさまざまな相談の窓口となりますので、お気軽にご連絡・お越しください。Zoomでのオンライン相談も行っておりますのでぜひご活用ください。
このプロジェクトの作成者
氷見市は、富山県の西北、能登半島の付け根に位置する人口約4万4戦人の小さなまちです。 全国的に有名な寒ブリなどの新鮮な魚が有名ですが、魚だけでなく、氷見牛や農作物など里山の恵みも豊富で、“食”が毎日の生活を豊かに彩ってくれます。 また、海と山が近い特徴的な地形により世界的に珍しい、海越しに3000m級の山々を臨むことができるなど美しい景色を日常で楽しむことができます。 最近は移住者による新規創業も多く、市内には無料でビジネスの相談ができる産業支援拠点Himi-Bizもあり、移住とともに起業を考えておられる方への支援体制も充実しています。 また、妊娠から子育てまでオーダーメイドで支援する子育て世代包括支援センターを設置するなど、全国トップクラスの手厚い支援を行っているため、充実した子育てライフを送ることもできます。