いちご栽培は農業初心者向け!?共に活動する仲間を募集中!
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2025/01/06「興味ある」が押されました!
2025/01/06元々、北海道の網走市役所に勤務されていた新井田さん。2020年に高知県宿毛市へ移住し、地域おこし協力隊として活動。現在は「一般社団法人スタートアグリカルチャーすくも」の職員として市内の新規就農者の確保や育成に従事されています。 今回は、そんな新井田さんの現在の活動に触れながら、宿毛市のいちご栽培についてご紹介していきます!
■プロフィール ・お名前 :新井田 篤志(にいだ あつし)さん ・移住時期:2020年6月 ・出身地 :北海道札幌市
\宿毛市地域おこし協力隊OBの新井田さんにお話を伺いました/
■地域おこし協力隊を卒業された今、どのような活動をされていますか? 2023年に地域おこし協力隊を卒業後、現在は「一般社団法人スタートアグリカルチャーすくも」の職員として、事務長と二人三脚で新規就農者の確保と育成に励んでいます。 一般社団法人スタートアグリカルチャーすくもは、平成31年に設立された県西部エリア唯一のいちご農家の研修生を育成する農業公社です。農業研修生がいちごの栽培技術をはじめ、農業用機械の操作方法、農業経営、簿記などの帳簿管理までを最大2年間の研修期間で学び、研修終了後には独立就農できるようにサポートを行っています。 これまで、大阪や千葉、愛媛などの全国から農業研修生が集まり、卒業後は農家として独立しています。しかし、近年はその農業担い手の確保が課題となっており、そのためのプロモーションを私が担っています。一般社団法人スタートアグリカルチャーすくものホームページや公式インスタグラムでは、農業公社の取り組みや現役研修生の活動などをご紹介していますので、ぜひ見ていただけると嬉しいです! ホームページこちら:https://startagriculturesukumo.amebaownd.com/ Instagramはこちら:https://www.instagram.com/sagsukumo/
■さまざまな品目があるなかで、いちごを推している理由は何ですか? いちごに限定している訳ではないのですが、天候に左右されず、かつ技術面やコスト面などにおいて農業初心者でも比較的挑戦しやすい品目という点を考えたときに、宿毛市では施設栽培のいちごに着目しました。まずは、農業への入口として、いちごの栽培を学んでいただき、いずれはご自身の好きな品目で就農していただくことも可能です。実際に、一般社団法人スタートアグリカルチャーすくもでは、3棟あるハウスのうち、2棟はいちごの栽培、1棟はフィンガーライムなどの試験栽培を行っています。新たな品目の産地化に向けて挑戦してみたいという方も大歓迎です!
■お話を伺っていると、「地域おこし協力隊」と「農業研修生」というワードがよく出てきましたが、両者の違いを教えてください。 まず、宿毛市で農業(いちご栽培)を学ぶ手段として、「地域おこし協力隊」と「農業研修生」の2つがあります。この2つは農業(いちご栽培)を学ぶという点では共通していますが、研修期間や活動内容が少し異なります。
◎宿毛市の「地域おこし協力隊」 目的:主に都市部から移住した人材が地域の活性化や課題解決に取り組むこと。 期間:最大3年 活動内容:いちご栽培以外に、市内外への特産品のプロモーション・販促活動なども行う。 詳細はこちら:https://www.city.sukumo.kochi.jp/fs/6/7/5/9/4/_/nogyou_bosyuouko.pdf
◎宿毛市の「農業研修生」 目的:農業の技術や知識を学び、将来的に農業経営者や就農者として独立すること。 期間:最大2年 活動内容:いちご栽培に特化した内容(栽培技術、農業用機械の操作方法、農業経営、簿記などの帳簿管理) 詳細はこちら:https://kochi-iju.jp/work/recommend/details_714.html
仕事を辞めて、いきなり未経験の農業に飛び込むのはハードルが高いと思いますので、地域おこし協力隊や農業研修生の制度を活用されることをオススメします!
■最後に、今後の目標を教えてください! まずは、農業の担い手を確保することですね。とは言え、外向けのプロモーションだけでなく、地域内でできることを考えたときに、今後は「農福連携」の取り組みも進めていきたいと思っています。2024年1月より、新たな取り組みとして、市内の福祉事務所にいちごを出荷する際の箱作りを依頼し始めました。今後は、箱作りだけでなく、いちごの管理にも携わってもらいたいと思っています。結果、それが施設の方々の自信や生きがい、そして農業担い手不足の両方を補うことができれば良いなと、いろいろな想像を膨らませているところです!
\新井田さんの話をもう少し聞きたい!宿毛市の協力隊や農業が気になるという方へ/
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宿毛市
このプロジェクトの地域
宿毛市
人口 1.90万人
宿毛市が紹介する宿毛市ってこんなところ!
宿毛市は、人口約18,000人。 四国の西南地域に位置し、温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、一年を通じてとても暮らしやすいところです!市の主な産業である農業は、この立地条件や気候を生かして、オクラやブロッコリーなどの露地栽培、土佐文旦や小夏などの特産果樹を展開してきました。 さらに近年は、ミョウガ、イチゴなどの施設園芸等の導入も推進しています。また、森林率84%を誇る市の山林は、銘木と名高い土佐ヒノキの一大産地であり、宿毛湾の沖合に浮かぶ沖の島の周辺には国内有数のダイビングスポットがあります!