未経験歓迎！東彼杵町の水産業を救う陸上養殖事業の立ち上げリーダーを募集！

〇本取り組みで目指す、水産関係事業者の生活基盤改善と雇用創出 東彼杵町は豊かな大村湾に面するものの、温暖化による海水温上昇、燃料高騰さらには漁師の担い手不足が重なり、漁師の平均年齢も70代となり水産業が衰退の一途を辿っています。平均年齢も70代になり、あと10年したら水産業は成り立たちません。取れた魚の販売先である、集客力は長崎県随一の道の駅『彼杵の荘』があるものの、売り場は空きが目立ち消費者の期待に十分応えられるほど魚は卸せておらず、非常にもったいない状況です。今回の取組を通して、陸上養殖の成功事例を町に生み、担い手としての雇用創出や他の陸上養殖事業が町に生まれることを目指しています。

〇「完全閉鎖循環型陸上養殖」の可能性 本来、陸上養殖は屋根付き大規模施設が必要であり、初期投資として設備費がかかるため、販売時にも高単価になりがち。ですが、現在、東彼杵町には町が保有する遊休施設がいくつもあり、これらを利活用するプロジェクトを検討する中で陸上養殖の施設としての利用をする予定であるため、ハード面の初期費用が大幅に圧縮できます。洋上養殖よりも自然界の影響も受けづらく、労働環境も室内のため、一旦できてしまえば安全に安定的に事業継続が可能です。魚種はヒラメ、シマアジ、バナメイエビあたりを想定、最初の3年間で生育し、地域おこし協力隊の期間での自走化を目指します。

〇施設を利用しての観光コンテンツ創出やPR事業の確立も目指す 今回役場として地域おこし協力隊として事業者となりうる方を募集するため、行政と絡みながらの他事業展開も見据えた事業になっています。可能性としては漁業者や漁協との関係構築をしながら寂れた港湾をレジャー施設として蘇らせるような観光コンテンツの創出で東彼杵町のPRができると考えており、観光に訪れた方々に養殖した魚や加工品を販売するなど自由で幅広い事業アイデア確立の支援をさせていただきます。

▼描きたい理想の状態 ＜陸上養殖を成功させ、事業が自走できる状態を＞ 事業の成功に導くための技術習得にあたり専門家からアドバイスは受けられますが、生き物の命を預かる強い使命感が要求されます。

＜販路開拓やまちの観光、PR事業にもつなげていく事業推進＞ 養殖の成功という土台をつくりながら様々な事業者と関わり、最終的には町のPRにもなるような活動に立ち上げていければと思っています

＜東彼杵町の水産業の復活＞ 大手企業が相次いで事業化に向けた動きを始めている陸上養殖は、今後の水産業が進むべき方向性の一つです。東彼杵町の陸上養殖は大手企業が手を出せないスーパーニッチな市場を狙い、強い水産業へと復活を目指します。

▼3年間の活動イメージ ＜１年目＞ ①技術アドバイザーの指導のもと陸上養殖の開始 陸上養殖の経験がなくても安心です。経験豊富な技術アドバイザーのもと、事業の根幹となる陸上養殖を開始を目指します。

②まちの水産業の実態理解、ほか事業者とのコミュニケーション 事業単体として成立させるではなく、東彼杵町にとっての事業にもつなげたいため、実態の理解や他事業者の方との交流にも積極的にでていただきます。 ↓ ＜２～３年目以降＞ ①引き続き陸上養殖の活動

②販路開拓 収入源となる販路を地域プロジェクトマネージャーの方と開拓していきます。行政は直接販売ができないため、初期は別途公募採用予定の事業主体（投資家）が構築する販路や東彼杵町のふるさと納税返礼品などからスタートを予定しています。

③まちの観光、PR事業への接続 役場と連携して陸上養殖施設自体を観光施設にしたり、漁業関係者との協力体制で港湾を使った新しいレジャー創出などで町のPR事業に挑戦していきます。

＜任期終了後＞ 現時点考えられることは上記事業主体から事業買取、合同会社の設立、事業主体の元で継続雇用などがありますが、皆さんが自走しながらご自身の夢や目標に向かうベストな形を3年間かけて一緒に探していければと思います。

▼性格やあると嬉しいスキル ・食に関心があるヒト、生き物に興味があるヒト ・自己管理を楽しんでできるタイプ ・新しい特産品開発に興味があるヒト ・会社の立ち上げ、ブランディング、販路拡大などビジネス全般をやりきってみたいヒト

▼応募条件　※地域おこし協力隊制度を活用し着任していただきます。 (1)　生活の拠点を、次に掲げる都市地域から東彼杵町内に移し、住民票を異動させる者 （※自分が当てはまるかわからない方はお問い合わせください。） 　ア　3大都市圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県及び奈良県)のうち、過疎地域自立促進特別措置法(平成12年法律第15号)、山村振興法(昭和40年法律第64号)、離島振興法(昭和28年法律第72号)及び半島振興法(昭和60年法律第63号)に指定された地域(以下「法指定地域」という。)以外の都市地域 　イ　3大都市圏以外の政令指定都市(札幌市、仙台市、新潟市、静岡市、浜松市、岡山市、広島市、北九州市、福岡市及び熊本市)のうち、法指定地域以外の都市地域

(2)　町内に1年以上の滞在を予定している者 (3)　心身が健康で、かつ、地域協力活動に意欲と情熱を持っていると認められる者 (4)　普通自動車免許を有している者

▼選考プロセス まずは、「興味がある！」「応募したい！」のボタンをクリックください。 ・書類選考 ・オンライン面談 ・現地訪問 ・最終面接 ※申込締切と今後のスケジュールについて 2025年3月末までの募集で、合格者が決まり次第締切となります、お早めに申込、または「興味ある」ボタンを押して頂ければと思います。 移住して着任する時期は4月を想定していますが、こちらは相談可能ですので応募の際に記載または個別面談の際にご相談ください。

▼応募お待ちしています♪ ・給与：月額 約266,000 円 ・雇用形態：個人事業主として、町と業務委託契約を締結する。（委託型のため自由度は高いです） ・稼働時間：1日8時間×週5日 ・任期：1年単位で更新し、最長3年 ・活動経費：上限200万円（社会保険料等,通信費,消耗品費,備品購入費,活動旅費など地域おこし協力隊推進要綱に基づいて町が適正と認めたもの。家賃補助と車両リース料など役場が直接支払う項目分は差し引かれます） ※健康保険、国民年金はご自身での手続きが必要です ・地域おこし協力隊の業務に差支えない範囲で兼業、副業を行うことができます

※ロゴ使用許諾番号：東彼ロゴ第9 号