
諸塚での活動ってどんなもんよ? 【いっしーの諸塚村移住体験記 後編】
公開日:2025/01/22 06:44
最新情報
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2025/01/26前編はこちら! https://smout.jp/plans/20879
■プロフィール 名前:石元 大稀(自称「いっしー」) 出身地:兵庫県西宮市 職業:地域おこし協力隊(農林業分野) 移住時期:2024年4月 前職:大学生 趣味:音楽鑑賞、読書、ドライブ、野球の素振り。部屋でいつも一人バットを振る変人です。
■SNS Instagram:https://www.instagram.com/moro_okoshitai/ X (Twitter):https://x.com/moro_okoshitai
いざ着任!
無事面接も受かりいざ着任!私の協力隊としてのミッションは「プライムアグロフォレスター」、農林業で村を盛り上げる存在です。しかし農林業について何の知識も経験もなかった私は、まず村内の農家さんや山師さんなどと知り合って、ひたすら見習いにお邪魔する中で学ぼうとしました。4月からの採用で3月末に諸塚に身を移しましたが、その時期は毎週末のように村内のあちこちで春祭りが。顔を知ってもらうにはちょうど良いと積極的に参加したことで山仕事を生業にする多くの方と知り合うことができ、順調に見習い先を増やして通えるようになりました。 当時体験できたことは様々で、しいたけ栽培、雑穀栽培、米、畑、牛養い、大工仕事などなど…。様々な生業と家ごとの様々なやり方を知ったことで、次第に見るだけでなく自分でも実践できる環境が欲しいと思い始めました。


実践の楽しさ
畑仕事を自分の手でもしてみたくなった私は、使われていない荒れ地を見つけて一から耕してみることにしました。草を根こそぎ抜いて土づくりをし、本やネットの情報も参考にしつつ自分の思うままに取り組む畑づくり。見習いで得た学びが存分に生きて、無事収穫までの一通りを経験することができました。 他にも木工や竹細工・わら細工といった伝統工芸、狩猟、さらには建築まで山の生業全般に幅広く活動を広げ、関われる機会を狙っては参加したりして取り組んでいます。人から見ればすべてが中途半端に映るかもしれませんが(笑)「農林業で村を盛り上げる」というミッションのとおり村に貢献できる道を探りつつ、自分が元々したかったことも忘れないようにしています。将来的には村民を巻き込んで村おこしに繋がる取り組みがしたいです。


今後の目標・移住をお考えの方へ
地域おこし協力隊としての活動の他にも地区の祭りや神楽に参加したりと、慌ただしくも濃く充実した日々を過ごすうちに気づけば一年が経とうとしています。改めて諸塚最初の年を振り返り、活発に動けたと自分を褒めたい気持ちがある一方で、手を広げすぎたあまりすべてが中途半端、結果という結果が残せなかったと反省しています。ここから先はこれまでの経験を糧に「開花」を意識したいです。 諸塚村では地域おこし協力隊を随時募集しており、新たに人が諸塚に来られることを考えたとき、自分にできることは何かと日々自問しています。村の案内や地域の人との橋渡しはもちろん、同じ移住者としてできることは他にもあると思っています。「したい」を叶えたい一心で村に飛び込んだ一人として、同じように考えを持って移住を検討されている方の支えになれたら幸いです。移住は「めぐり合わせ」に尽きると思います。皆さんに良い縁があることを心から祈り、この記事の結びとします。ほな達者で!


このプロジェクトの地域

諸塚村
人口 0.13万人

星川 達哉が紹介する諸塚村ってこんなところ!
諸塚村は宮崎県の奥地に位置し、面積の90%以上が山林です。農業に適した平地が少ないため、村人は昔からこの山林を活かして生活してきました。現在でも、村の主な仕事といえば林業と原木シイタケです。
針葉樹と広葉樹を混植することで形成されたパッチワークのような独特の景観は、「モザイク林」として村の象徴になっています。環境に配慮したこの山づくりが評価され、村内の山林の多くがFSC森林認証を取得しています。
諸塚村といえば「山」「シイタケ」「モザイク林」、そんなイメージの村です。
▼諸塚村役場ウェブサイト https://www.vill.morotsuka.miyazaki.jp/
このプロジェクトの作成者
宮崎県諸塚村役場に勤めています。地域おこし協力隊の担当です。私と一緒に諸塚を盛り上げてくださる方を大募集しています。山々に囲まれ、おいしい自然の恵みがあなたを待っているかも?気軽にご連絡ください!