
一般のご家庭をのぞいてもOK!?古民家のある町並みを歩く「日野ひなまつり紀行」へ行こう!
公開日:2025/01/29 23:41
最新情報
プロジェクトの募集が終了しました。
2025/03/09経過レポートが追加されました!「8日・9日は曳山が特別大公開!日野祭の雰囲気を感じられるコーヒーイベント開催」
2025/03/06戦国時代は蒲生氏郷の生まれた城下町として栄え、かつて近江商人が暮らした町、滋賀県日野町。
滋賀県では、各地でひなまつりのイベントが開催されていますが、日野町では他の地域と違うちょっと珍しいひなまつりの行事が開催されています。
日野のまちなか一帯で、毎年1ヶ月にわたり開催されている「日野ひなまつり紀行」は、住民のおひとりがきっかけとなり始まった、住民が作るひなまつりのイベントです。
毎年2月上旬〜3月上旬に開催され、2025年は2月9日(日)〜3/9(日)に開催され、今年で18回目を迎えます!
開催期間中は、訪れる人と町の人との交流の場としても大変好評で、移住をお考えの方にも町のことを知るきっかけとして大変おすすめです。どこが他のひなまつりのイベントと違うか、ご紹介していきます!
一般のご家庭を塀からのぞく!?この町で続くひなまつり
観光イベントとして開催されることの多いひなまつりのイベント。通常は資料館や観光施設、お店などで開催されていることがほとんどかと思います。
「日野ひなまつり紀行」は、なんと近隣一帯の、一般のご家庭も協力して開催され、古い町並みの残るまちなかの至る所約150ヶ所に雛人形や雛飾りが飾られるんです!
そして「日野ひなまつり紀行」は、通り沿いのご家庭の塀に設(しつら)えられた桟敷窓(さじきまど)という、本来は5月3日の日野祭を見物するためだけに作られた窓から、家の中に飾られた雛人形を見るということが最大の特徴です。
各ご家庭のお雛様を見学しながら、ゆったりとまちあるきを楽しむことができます。
一般のご家庭がこのように何軒も見学の対象になるイベントというのは大変珍しいのではないでしょうか?
もちろん、お家の中に入れるという訳ではありませんが、今もお住まいの歴史ある住宅や、最近のお住まいでも地域に根ざした暮らしを垣間見ることができるとっても貴重な機会です。
また、近代の雛人形だけでなく、ご家庭の蔵などに眠っていた貴重な年代物の雛人形も各所に飾られていることも特徴の一つです。


まずは近江日野商人の旧薬店でマップを入手してスタート!
日野ひなまつり紀行は東西およそ1.4kmほどの通り沿いとその近辺で開催されるのですが、そのちょうど中間地点に観光案内所がある「日野まちかど感応館」があります。
こちらの施設で町内の観光パンフレットやひなまつり紀行の会場の案内図も手に入ります。イベントは日毎に違うので、ぜひその日に開催されているものもチェックしてみてください。
ちなみに、町中にあるこのお雛様の竹絵や案内看板は、このイベントの発起人となった中田穣さんという方がすべて書いておられます。ぼやいているお雛様もいたりして、お内裏様やお雛様の一言を見ながら歩くだけでも大変楽しいです。


町の人が自分も楽しみながら作るイベント。日野の伝統料理も!
発起人の中田さんを筆頭に、町の人ひとり一人がそれぞれのやり方で訪れる方にひなまつりと日野の町を楽しんでもらえるように飾り付けや演出を工夫されています。
立派な雛人形も見る価値がありますが、町の人の手作りの飾りも可愛くておすすめです。
さて、日野ひなまつり紀行の期間中私の所属する日野の伝統料理を継承する会ではひなまつり御膳をご提供します!
平日は5名様以上のご予約制ですが、土日祝日は数量限定ではありますがお一人様から、ご予約なしでもご用意をしております。
日野祭のごちそう鯛そうめんや日野菜漬けなど文化庁100年フードにも選ばれたお料理も入ったこちらのお膳。ぜひ、ひなまつり紀行へ訪れた際は食べてみてください!
興味あるボタンを押していただいた方にはお食事やひなまつり紀行の詳細をお送りします!


このプロジェクトの経過レポート
このプロジェクトの地域

日野町
人口 2.00万人

アワセルフウドが紹介する日野町ってこんなところ!
日野町は、昔ながらの文化や伝統、かつて近江日野商人が活躍した町並みや、曳山、食文化が多く残されていて、町の方がそれを継いでいこうとする気風のある町です。
その一方で移住者も多く暮らし、地域の力として活躍されている方がたくさんおられます。
町のシンボル綿向山の麓に広がる豊かな自然もあり、おいしいお米や近江日野牛、蔵尾ポーク、近江鶏、原産である日野菜をはじめとする野菜など、食材も豊富です。
郷土料理の一つに海がない地域にも関わらず「鯛そうめん」というおもてなし料理があります。そうした独自の文化が小さい範囲で受け継がれている町です。
歩いていると「こんにちは」と挨拶をしあうのも日常の風景です。
暮らすとわかる日野町の良さ。ぜひ、一度遊びに来て町の暮らしをのぞいてみてください!
このプロジェクトの作成者
地域資源を活かしたまちづくりのサポート。(https://ourselfood.jp/) 代表理事の藤田ゆりは日野町地域おこし協力隊OG。日野の伝統料理を継承する会(https://hinoryori.net/)。 (一社)しがごとまるごと協力隊ネットワーク(https://shigagoto.jp/)。