
長崎県の離島。人里離れた山間の有料老人ホーム。ひろんた村を体験してみたい方を募集します!
開催日程:
12025/04/01 01:00 ~ 2026/03/31 08:00
最新情報
「興味ある」が押されました!
2025/04/01「興味ある」が押されました!
2025/03/29「ひろんた村」というところ ”ひろんた”は「広ノ谷」。五島列島北部の中通島(新上五島町)のほぼ中央にあり、この島では珍しい山間の集落です。集落とは名ばかり、数軒だけの谷間ですが、山の空気の中で四季折々の自然の情景を体験できる場所です。 冬の陽射しの暖かさ、夏の清風、月や星、蛍の光を引き立ててくれる闇夜。そんな自然の中で最後まで暮らせる場所をと「有料老人ホームひろんた村 母屋」は開所しました。 イメージは、少し前の田舎の暮らしです。 農の作業も作物も、天候に左右されます。不作の時はあるもので工夫して料理し、たくさんとれたら保存加工する。母屋の小さな三和土土間はいろんな道具が幅をきかせ、加工の時は作業場になります。お風呂の水は山水で、それを沸かすウッドボイラーにたくさんの薪が要ります。昔からの土地が与えてくれるもので生きる暮らしの、その片鱗でも大事にする暮らしを、この母屋で体験しませんか。
自然の中で人としての生き方を見つめなおす体験プログラムです!
「ひろんた村」では、半農半介護の働き方・暮らし方を提案しています。半分は母屋で働き、もう半分は自分の暮らしに充てる。「農」はひろんたでも自分の住まいでも良いし、農でなくても構いません。暮らしの手作りをする人が集まり、学び合える場にしたいと思っています。
「ひろんた村母屋」は介護施設ではなく、エコな暮らしを目指す大きな家です。行き過ぎた安全や衛生より自立と調和を目指し、その人の心身の機能に合わせて介護スタッフが必要最小限の支援をします。
この谷で暮らしには、季節に応じて様々な仕事があります。米や野菜などの農の仕事、できたものを収納する仕事、加工の仕事、燃料を集めたり作ったりする仕事、水管理の仕事。それぞれに大変さがあります。天気に気をもんだり慌てたり、でもひとつの仕事が終わるとほっとします。「ほっ」とする瞬間、仕事が終わった後の風景、できたものの味わい。小さなことのひとつひとつが、静かな満足感をくれるのが自給自足の暮らしです。 異常気象が続き、そんな暮らしも大いに脅かされます。政治も社会も不安定な世の中で、わたしたちは次世代にどんな生き方を提案できるのでしょうか。お金が幸せを作れない傾向が一層強まる中、あふれる情報にいくら答えを求めてみても、やっぱり自給農という暮らし方にたどり着くのではないかと思います。
そうは言っても、ゆるいところはゆるいひろんた村の自給生活です。みなさんも、自分でできる範囲で、ものを、暮らしを、手づくりする楽しみを味わいませんか?そんな人が増えて、語り合うことができる場が増えることを願っています。


田舎暮らし、自給自足、自然食品、半〇半介護など、興味のある方
【生活の場として】 ◆老後は都会の喧騒から離れて穏やかに暮らしたい ◆体が動くうちはできることは自分でやりたい ◆農のある暮らしに興味がある ◆一人では不安だが、制約が多い施設ではなく、なるべく自分のペースで生活したい
【働く場として】 ◆介護の仕事は好きだが、一般的な施設での介護業務に疲れた ◆介護する側・される側で分けるのでなく、人同士として関わりたい ◆介護だけでなく、自分の暮らしに時間をかけたい ◆自給の暮らしやその技術に興味がある


募集要項
◆「ひろんた村」体験宿泊プログラム◆ 「ひろんた村」は、有料老人ホームである「母屋」を中心とし、介護と農と加工を組み合わせた自給の村づくりに取り組んでいます。まだまだ途上ですが、母屋の1部屋に体験宿泊して、同じ思いの人と交流し、これからの介護や暮らしの在り方を一緒に考えてみませんか。 「ひろんた村母屋」の基礎には、この「ひろんた」という谷間での理事長一家の自給生活があります。山から水と燃料をもらい、土から食べ物をもらい、先人の智恵を頼りに作れるものは作って暮らす。 この暮らしの技術ひとつひとつは、「技術」と呼ぶには完璧からほど遠いところにあります。けれど百姓とは土地で生きる自分なりの術を持った者のことであり、「いろんなことをそれなりにできる」こととともに、「できないこと、手に入らないものには折り合いをつける」という心持ちも伝えていきたいと考えます。 「生きる術」「足るを知る心」「手と体を使って楽しむ心」を、より多くの人と分かち合っていくことも、「ひろんた村」の大きな目標です。
2025/04/01 01:00 〜 2026/03/31 08:00
◆実施期間 令和7年4月1日(火)~令和8年3月31日(火)のうち2泊3日~1週間程度 ご都合・ご希望に合わせて日程を調整させていただきます。 居心地が良ければ、もちろん延泊もOKです!
※期間外の宿泊体験は、ホームページにてご相談ください! ※ひろんた村の暮らしがわかるホームページもぜひご覧ください! https://www.hironta.com/ ※応募したい方はまずこのページの「興味ある」または「応募したい」ボタンを押してください!
◆参 加 費 お一人様:2泊3日 16,000円(税込み) (1日目の夕食、2日目の朝食・昼食・夕食、3日目の朝食が付きます。) ※3泊目からは、1泊ごとに8,000円(3食込み)追加されます。 ※上記以外のお食事については、別途料金がかかります。 ※夕食は基本的に母屋での食事となりますが、近くの理事長宅で自家製のお酒を酌み交わしながら語るという オプションもあります。(詳しくはオリエンテーションの際にお尋ねください。)
※居住地から上五島各港までの往復の旅費は各自ご負担ください。
◆最小催行人数 1名
≪行程の例≫(長崎港・佐世保港・博多港より)
●上五島の各港(各港まではお迎えに参ります) 【長崎港】→【有川港】 高速船 長崎港発 7:55 → 9:38 有川港着 長崎港発 10:30 → 12:13 有川港着 長崎港発 16:40 → 18:23 有川港着 【長崎港】→【鯛ノ浦港】 高速船 長崎港発 10:00 → 11:40 鯛ノ浦港着 長崎港発 17:00 → 18:40 鯛ノ浦港着 【佐世保港】→【有川港】フェリー 佐世保発 8:00 → 10:35 有川港着 佐世保発 13:45 → 16:20 有川港着 【佐世保港】→【有川港】高速船 佐世保発 12:20 → 13:45 有川港着 佐世保発 16:10 → 18:40 有川港着※ 【博多港】→【青方港】 フェリー 博多港発 23:45 → 5:40 青方港着
ひろんた村到着 ひろんた村の説明・案内 食事・オリエンテーション(体験したいプログラムをスタッフが聞き取り) ※季節によって体験できるプログラムの内容は変わります。
■ひろんた村体験談 【ひろんた村体験者から・・・】 夢のようなひろんた村での体験を通じて人生で一度も感じてこなかった「ありのままの自分で良い」を受け入れられるようになりました。この「ありのままの自分で良い」は正にひろんた村の活動そのもののような気がします。一見簡単そうで実状は許されることが決して多くない「自分大好き」を、確かに感じました。 人生色々あるけれど、少なくとも自然や福祉をおざなりにしている都会で生きてる私よりも確実に「自分大好き」。 やはりそれはひろんた村のポリシー「自然の中で生かされている私は自然の一部でありたい」それって地球に住んでる「筈」の私(達)が忘れてしまっている本来あるべき人間の姿だと。 ひろんた村体験はすべてが貴重すぎるのですが、とにかく食事が美味。ずっとつきあってきた慢性胃炎はどこ吹く風で、最後まで箸を置かない私でした。理事長の貴重でめちゃくちゃ美味しい地ビールも毎晩一本飲み干す。 ハム、お菓子、地ビール作り、母屋、畑、地元の施設等のひろんた豚のための残飯回収等々。どれもこれも「生きる」に直結、生活そのものが自然と共存。素敵すぎる・・・。
特定非営利活動法人 村づくり会議
このプロジェクトの地域

新上五島町
人口 1.50万人
歌野 杳が紹介する新上五島町ってこんなところ!
長崎本土から、西方100kmにある五島列島、中通島と若松島の2つの島が新上五島町です。エメラルドグリーンの海、おいしい海の幸、釣りファンからは「釣りの聖地」とも言われています。また、「五島うどん」や「かんころもち」などの素朴なグルメはもちろんですが、上五島の魅力はそこに住む人の「素朴なあたたかさ」だと言えます。 五島といえば「海」というイメージがありますが、ここ広ノ谷は山の中、戦後の開拓村で、開拓時代に人々が築いた暮らしの跡が、石垣や檜林に見られる静かな谷間です。 そんな村だからこそ、人の素朴さが生き続けています。 ぜひ一度、ひろんた村で素朴な自然と人のあたたかさに触れてみてください。
このプロジェクトの作成者
長崎県五島列島(新上五島町)の人里離れた山間で、有料老人ホーム「ひろんた村母屋」の副理事長をしています。ひろんた村では、介護と農業、畜産と加工を組み合わせた村づくりに取り組んでいます。