
小川町への移住・転職のお試し体験のプログラム付き!
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「興味ある」が押されました!
2025/05/11「興味ある」が押されました!
2025/05/10今回ご紹介するお仕事の舞台は、埼玉県は小川町(おがわまち)です。
ここは1300年の歴史を誇る手漉き和紙の里としてユネスコ無形文化遺産にも登録されているほか、1970年以降は有機農家が集まるようになり「日本一のオーガニックビレッジ」と呼ばれるほど有機農業が盛んな地域。人口約2万人の町ながら、新鮮な有機野菜を使ったフレンチやイタリアンはもちろん、2つの日本酒蔵、ワイナリー、クラフトビール醸造所もあります。
また、移住者が参加しやすいNPOや町主催のイベントも活発で、里山や川に囲まれた広々とした住まいで暮らせることから、埼玉県内でも最も移住に関する相談が多い自治体*1として知られています。
そんな小川町で、和紙の技術を応用した自動車エンジン用部品の製造において国内シェア8割の事業を築き上げ、それを基盤に3代目の30代社長が新たな挑戦を続ける集団がセキネシール工業株式会社、今回ご紹介する会社です。
社内で2人目となる大事な営業メンバーを募集します。
自然に囲まれた広い家に住み、歴史や文化が息づく小さい町で、顔見知りの仲間たちと地域を盛り上げる活動もしてみたい。
そんな暮らしをしながら、地元に根付く歴史と安定した財務基盤をもつ小さな会社で、若い社長と一緒に新しい挑戦を重ね、裁量ある仕事を任されて、どこでも通用するスキルを身につけたい。
そんな選択肢を探している方に、ぜひ読んでいただきたい募集です。
関根社長のメッセージ動画もありますので、まずは記事をご覧になったあと、タイトル画像をクリックして、ぜひ動画もチェックしてみてください!(JOINS担当・猪尾)
地元の伝統技術を軸に、時代の流れに合わせて勇気を持って変化
始まりは障子紙の製造から
小川町は、周囲を緑豊かな外秩父の山々に囲まれ、中心部には清流・槻川(つきかわ)流れていたことで、古くから良質な水資源に恵まれていました。この水資源が清らかな水を要する和紙づくりの繊細な技術を1300年前からこの地で育んできました。
そして、小川町の和紙づくりの技術と同社が繋がるのが終戦直後の1946年。
当時、現社長の祖父が小川町が培った紙漉き技術で障子紙などの和紙製品を製造する「関根製紙所」を立ち上げたのが始まりです。
しかし、時代の変化とともに和紙の需要が減少。自動車エンジン内部に使われるガスケット材と呼ばれる液漏れを防ぐ特殊紙の製造へのシフトを決断。化学溶剤を使わず、リサイクル可能で製造コストを抑えられる紙漉きの強みが評価され、トヨタをはじめとした大手自動車メーカーへの供給に成功します。
いまでは、その特殊紙の素材で国内シェア8割を誇る企業へと成長し、無借金経営の安定した財務基盤も築き上げました。
DXや電気自動車向け素材開発への挑戦
この安定に甘んじることなく、同社は柔軟な挑戦を続けています。
2020年には、トヨタグループのアイシン精機やビズリーチでキャリアを積んだ関根俊直社長が入社し、SlackやTeams、Office 365などを導入したペーパーレス化などIT化を推進。厚生労働省のユースエール認定企業にも選ばれるなど、若手人材の採用と育成にも積極的です。
さらに、自動車産業のEVシフトを見据えて、8年前からは電気自動車向け素材の研究開発に着手。専任メンバーを4名に増やし、高耐熱素材の開発に成功し、2024年には特許*2も申請しました。絶縁材や導電材など新たな領域へも視野を広げつつ、社内で出る紙の廃棄物を活かしたB2C向け製品の開発も構想中です。伝統技術を軸にしながら、時代に合わせて新しい市場を切り拓いていこうとしています。
小川町をジブンゴト化して楽しむ。
また、同社の取り組みは自社の利益だけを追うものではありません。
かつては宿場町として栄え、和紙や酒、木工、絹づくりが盛んだった小川町ですが、今では、移住者は増えているものの、全体では人口減が進み“消滅可能性都市”にも指定されています。
「大学進学で東京に出て31歳で小川町に戻ったとき、父や家族と過ごす時間が増え、祖父がどれだけ町を愛していたのか、先祖が副町長を務めていたことなどを初めて知りました。町のことを考えるのはDNAなのかもしれない、と。
移住者の方や地元の人と交流するうちに、この町のことがますます好きになり、“この町にはきっとまだまだ可能性がある”と信じられるようになったんです。
この地域の資源を活かして、小川町をもう一度輝かせたいと思っています」
と、話す関根社長。
現在、地元の日本酒蔵や家具メーカーと連携し、ものづくりの現場を一般公開するオープンファクトリーを計画。新潟・燕三条のように町全体を回遊しながら職人の技を見学や体験できる仕組みを整えることで、小川町の産業と地域の魅力を発信していこうとしています。2024年には試験的なオープンファクトリーを実施しました。
古くなった自社の社宅をリノベーションし、地域住民も利用できるコワーキングスペースを併設した住居スペースに生まれ変わらせる構想も進行中です。


新たな挑戦を楽しめる方に仲間に加わってほしい
同社は、8年をかけて培った電気自動車向けの新素材をはじめ、絶縁材や導電材としての機能を持つ特殊紙なども展示会での出展を通じて引き合いが増えてきました。
これまで研究開発体制を強化してきましたが、今後は営業体制を強化すべき段階と判断し、今回、新たにお迎えしたいのが営業メンバーです。
まずは既存顧客との信頼関係を築いていただき、慣れてきたら新素材を扱う新規案件や、展示会での引き合い案件などにも挑戦していただきます。
所属先は営業技術部の営業課で、現在は課長がひとりだけ。あなたが2人目のメンバーになります。
営業技術部部長を兼務する関根社長と、美大出身で柔軟な発想を持つ45歳の課長という小さなチームからのスタートですので、自分で機会を生み出して動くことを楽しめる方にぜひ仲間になってほしいと考えています。
会社としても社員の挑戦を後押しする環境づくりを進めています。2023年・24年と2年連続で大幅な賃上げを実施*3したほか、月に2冊まで無料になる書籍購入補助などの福利厚生も充実させています。
「自宅の広い庭で子供と犬が楽しそうに遊んでいるのを眺めるのが最高」
実際に同社で働く社員はどう感じているのでしょうか。
「当社を選んだ理由は、前向きでいろいろなことにチャレンジしていて、面白そうだと思えたからです。自分は新しいことが好きで、ずっと同じやり方を続けるのは性に合わないので。
実際に入社してみると、IT化もかなり進んでいて、良い刺激になっています。また、データや資料の管理もきっちりしていて、大手では当たり前かもしれませんが、中小企業ではなかなかできていないことがここではしっかりできている印象です。」
そう教えてくださったのは、早稲田大学を卒業後、都内の中小企業や地域おこし協力隊、茨城県の中小企業を経て、2025年2月に同社の管理部門へ入社した竹村さん(36歳)。
「小川町へ移住し、妻と子供2人、犬のボーダーコリー2匹と一緒に戸建てを購入しました。庭から里山が見えるんです。犬と子供を散歩していると、すぐに近所の方とも顔見知りになれました。 ここで暮らしていてよかったなと思う瞬間は、広い庭で子供と犬が楽しそうに遊んでいるのを眺めているときですね。都内では絶対にできない暮らしだし、通勤時間も短く体力的に余裕があるので、その分、家族との時間を増やせる。田舎は最高ですよ。」
なんとも羨ましい生活ですよね。
とはいえ、地域や会社になじめるかは実際にやってみないとわからないもの。そこでご希望があれば、小川町に数日滞在し、同社の社員の方と会議や業務に参加してみる「お試し移住・転職プログラム」を入社前に体験することもできます。
安定した経済基盤のもとで挑戦・成長できる職場と、自然豊かな暮らしを同時に手にするチャンスです。希望すれば、同社だけでなく、小川町全体を盛り上げるオープンファクトリーや社宅リノベーションのプロジェクトにも取り組めます!
ご応募をお待ちしています。
(会社概要) 社名:セキネシール工業株式会社 所在地:埼玉県比企郡小川町下里1503 代表:代表取締役社長 関根俊直 設立:1962年(前身の関根製紙所の創業は1946年) 資本金:3036万円 従業員数:53名(2024年1月1日現在) Webサイト:http://sekineseal.co.jp/company/ 受賞歴:埼玉県第1回PX大賞受賞(パパの育休を推進する企業)、厚生労働大臣認定「ユースエール制度」(若者の働きやすい環境整備)


募集要項
※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。
営業技術部の営業課所属の営業担当者
単なるモノ売りではなく、顧客や市場の声に耳を傾け、紙に付加価値を与える仕事です。 ・入社後は、既存顧客の対応を通じて基礎を学ぶ ・慣れてきたら、マーケティングや市場調査、新素材企画にも挑戦
長年培われた技術と知識を学びながら、上司や他部門の仲間が確りサポート。未経験でも安心して成長できます。
モノづくりに興味がある方
下記いずれかの経験をお持ちの方 ・メーカー、商社での営業経験 ・メーカーでの勤務経験(品質管理、設計・開発、生産技術、生産管理、調達など) ・プラント、インフラ業界での勤務経験(施工管理、設備保守・点検等) ・IT業界での経験(営業・エンジニア等)
<新卒・第二新卒も歓迎>
月給 250,000円 ~ 400,000円 (※想定年収 3,750,000円 ~ 6,000,000円)
■給与例 【未経験】月給 25万円~(年収375万円~) ※第二新卒などを想定
【経験者】月給 30万円~(年収500万円~)
現職の給与や経験に応じて月給を決定します。 昇給・賞与あり。成果を正当に評価します。
■賞与実績 ・年2回(夏1.5か月、冬1.5ヶ月が基本) ・業績が良い場合は決算賞与あり(2024年7月決算にて実績あり)
雇用形態:無期雇用(正社員) 勤務時間:フレックスタイム制 月間標準労働時間:163時間 テレワーク:週1日等であれば可能(外出・出張時等は効率的な仕事が出来るよう配慮します。)
勤務地:本社、埼玉県比企郡小川町下里1503、転勤なし
休日休暇: 【休日】 ・年間休日120日 ・有給(入社6ヶ月経過後10日) ・年末年始 ・夏期休暇 ・慶弔・結婚・出産
【有給取得率】 2024年実績:83% ※中小企業の全国平均は52.4% 【有給取得日数】 2024年実績:15.5日/年
福利厚生: ・家族旅行手当(1500円/泊の補助あり) ・社食制度(1食189円) ・社員寮あり(8,000円/月 ※水道光熱費等別) ・書籍購入補助(月2冊まで無料) ・永年勤続表彰(勤続年数に応じて謝礼金。最大40年で70万円程) ・暑さ対策制度(空調服等への補助金) ・創意工夫提案制度(300円~最大10万円/回の賞金有)
【子育支援】 ・育児休暇実績多数(近年にて複数人の1~2ヶ月の男性の育休実績) ・時短勤務制度(中学入学までなら時短勤務可能) ・時間休制度あり
【社内イベント】 ・2年に一度の社員旅行有(過去10年間でグアム、北海道、香港、マカオ、浜名湖) ・社内表彰多数(ナイスポイント制度、有功賞等、資格取得者表彰) ・小集団活動制度(月1度の改善サークル)
JOINS株式会社(人材紹介担当)/セキネシール工業株式会社
このプロジェクトの地域

小川町
人口 2.71万人

JOINSお仕事サポート担当が紹介する小川町ってこんなところ!
埼玉県中央部に位置する小川町は、人口約2万7千人ほどの自然豊かな町です。
東京からは東武東上線の急行で約70分、車でも関越自動車道を使えば1時間半ほどとアクセスは良好。駅前にはスーパーやドラッグストア、飲食店が並び、少し離れたエリアでは大型ショッピングセンターやホームセンターが利用できます。温泉施設や総合病院、小中学校などの公共インフラも揃っており、日常生活にはまず困りません。
賃貸住宅の家賃相場はワンルームで3万5千円~5万円ほど、2LDKや3LDKでも6~8万円台が中心。中古戸建ては1000万円未満から見つかる物件も多く、埼玉の中心都市と比べると相場はやや低めです。空き家バンク制度を活用して比較的安く家を買い、自分好みにリノベーションする移住者も増えています。
町の移住支援制度では、住宅リフォーム費用の補助や子育て関連の助成制度などが充実。保育所やこども園、学童保育もしっかり確保されており、待機児童は少ない傾向。周辺には有機農産物を扱う直売所やファーマーズマーケットも点在し、安全・安心な食材が手に入りやすい環境です。
また、移住者向けイベントやNPO活動も盛んで、里山保全や地元酒蔵見学、ものづくり体験ワークショップなどが頻繁に開催されています。「おがわのぐるり市」やコミュニティカフェの終活支援など多彩な取り組みに参加しながら、地域の人との交流を深めることも可能。豊かな自然と歴史文化を背景にしたこの町で、新たな暮らしを始めてみませんか?
*1 NHKさいたま放送局「 移住者に人気の埼玉県小川町 東武東上線がある暮らし」 https://www.nhk.or.jp/shutoken/saitama/article/020/94/
*2 埼玉のセキネシール工業、和紙技術でEV向け新素材開発 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC1633O0W4A211C2000000/
*3 賃上げの実績をNHKで紹介されました https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250122/k10014699191000.html
このプロジェクトの作成者
SMOUTの運営チームとタッグを組み、地域おこし協力隊やローカル起業に加わる地域で働く選択肢として、地域の企業への転職やリモート副業をサポートする「地域企業のお仕事マッチングサポート」を行っています。 https://lp.smout.jp/job-matching-joins
お仕事の面をJOINS、お仕事が決まったあとのその地域への移住・二地域居住などの暮らしのサポートをSMOUTが行わせていただきます。
本サービスの特徴は、特に50-60代の皆さまの地域に貢献する仕事や暮らしをしたいという想いにお役に立つことです。人手不足が加速が進む日本の地方の地域では、年齢にとらわれずに、必要な人材を採用したい企業が増えています。
これまでの皆様のご経験を活かしてもらう上で、地域の企業が求めていることは、「手足を動かせる筋力」と「多様なメンバーとも分け隔てなく関係を作れる柔軟性」。
JOINSは、ただお仕事をご紹介するだけでなく、皆さまのこれまでのエピソードをお伺いして、企業へ魅力を発信するサポートも行わせていただきます。
(JOINS株式会社概要) ミッションに共鳴してくださった長野県の地方銀行である八十二銀行グループを初めとして、主に、地方の企業の方から出資を得て事業運営をしています。
事業内容: 地方中小企業と都市部人材のマッチング
設立:2017年6月21日 資本金:2億7,774万円(準備金含む) 役員: 代表取締役 猪尾愛隆 社外取締役 鈴木栄
主な株主: 八十二キャピタル株式会社(八十二銀行グループ)、株式会社山陰合同銀行、京都キャピタルパートナーズ株式会社(京都銀行グループ)、株式会社ドーガン・ベータ、マネックスベンチャーズ株式会社、ダブルシャープ・パートナーズ株式会社、HOXIN株式会社、一般財団法人社会変革推進財団、三菱UFJキャピタル株式会社、創業者、個人株主等