
三浦半島 暮らし紹介記② 「人」「自然」「コミュニティー」の魅力に導かれて
公開日:2025/08/07 07:08
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2025/11/27「興味ある」が押されました!
2025/11/07神奈川県鎌倉市・逗子市・葉山町・横須賀市・三浦市で構成されている三浦半島。 都内から電車で1時間前後のアクセスなのに、どこか島のような開放感あふれる景色が広がり、それがエリア全体に自由な空気と多彩なライフスタイルを生み出しています。
そんな三浦半島エリアへの移住に関心を持つ方を対象に、地域の事情に詳しいカヤックの社員が中心となり移住をサポートする取り組みが「三浦半島移住コンシェルジュ」です。 中心を担う3人のコンシェルジュのほかに、移住を検討している方のライフスタイルや希望するエリアに合わせた案内人がいることがこの取り組みの特徴のひとつ。
今回ご紹介するのは、一般社団法人そっか理事/認可外保育施設うみのこの園長を務める山ノ井 怜生さん。「自然の中でのアクティビティを通じて生きている実感が湧いてくる!」という山ノ井さんの逗子での暮らしぶり、覗いてみましょう。
町に寄り添いながら見つけた逗子の良さ
今から十数年前、ご縁があって逗子にある子どもと関わる職場で働くことになりました。自然に囲まれたこの場所は私にとってとても居心地がよく、子どもとともに自然の中で過ごす毎日がとても新鮮でした。
ただ、当時はまだ仕事と暮らしは少し切り分けていたい気持ちもあって、逗子に住むことはあまり考えていませんでした。それでも休日になると、気づけば自然に惹かれて逗子に足を運び、海や山で思いきり遊んでいる自分がいたのです。
数年後、新たに自分で挑戦したい気持ちが芽生え、前職場を辞めて認可外保育施設“うみのこ”を仲間と立ち上げることに。手探りで始まった毎日は、うまくいかないこともたくさんありましたが、それ以上に、子どもたちや保護者の方々と一緒に時間を重ね、関係を紡いでいく喜びがありました。保護者という枠を超え、共に子どもを真ん中に歩んでいける「仲間」としてのつながり――それは私にとってかけがえのない経験でした。
その頃、私生活では結婚し、翌年には子どもが生まれました。生まれた我が子を逗子へ連れて行くと、一緒に関わっていた子どもたちや大人たちが、まるで大きな家族のように温かく迎えてくれる。その光景に、親としても大きな安心と喜びを感じました。
子どもが2歳になる頃、改めて思いました。自然の豊かさ、そこにいる人たちのぬくもり、そして顔の見える地域のつながり――そんな宝物のようなものが、この逗子にはあるのだと。そして「やっぱり、この町で子育てがしたい」と、自然と思うようになったのです。 そこから少しずつ家を探し始め、1年半ほどかけてようやく引っ越しが実現しました。


豊かさはすぐそばにある
何気ない毎日の中に、自然や人とのふれあいがあって、それが何よりの贅沢に感じられる暮らしです。
春には新緑が芽吹く逗子の町を歩き爽やかな風を感じ、 夏には涼を求めて海に入り、 秋には山に登って木々の色づきを楽しみ、 冬には焚火を囲みながら富士山と夕陽を眺める。
季節ごとに思いきり楽しめる“あそび”が、この町にはあります。
少し早起きした朝は逗子の町や山を走ったり、大好きな釣りに出かけて戻って朝ごはんを食べてから出勤することも。 夕方には、仕事を終えて家族と海で待ち合わせて夏は海に入ったり、冬は焚火をしたり。 そんな時間が日常の中にあることが、ほんとうに幸せです。
休日には大好きな仲間たちと家で食事を楽しみながら、その横では子どもたちが元気に遊ぶ。そんな何気ない風景が、とても心地よくて好きなんです。 遠くに出かけなくても、お金をかけなくても、”豊かな時間”がすぐそばにある。
それが逗子の暮らしの魅力です。 この町では、「はじめまして」の人が実は友達の友達だった、なんてこともよくあります。
人と人とが自然につながり合う場所。 人との関わりが好きな人にとっては、きっと心地よく感じられるはずです。 そして何より、子育てをするにも本当にぴったりな環境がそろっています。 仕事に向かう数分の道では、何人にも「おはよう!」と声をかけられ、休日に出かけた海や山でも、子どもや保護者に出会うことがある。
数年前はプライベートと仕事を分けていた私も今ではそれが自然に混ざり合って、どちらの自分も“素”でいられるようになりました。
肩の力を抜いて、穏やかに過ごせる町。 それが、今の私にとっての逗子です。


遊びも暮らしも自然とともに
逗子には自然の豊かさや人のあたたかさなど、日々の暮らしの中でふと心がほどけるような魅力があります。
もちろん、道が狭かったり、大型のショッピングセンターがなかったり、観光シーズンには渋滞が起こりやすかったりと不便に感じることも少なくありません。
それでも、「この町で暮らしてみたい」と思えるような心地よさや、人とのつながりを感じやすい雰囲気、この土地ならではの豊かな時間の流れがあります。
もし移住を考えている方がいれば、まずは一度、この町を訪れてみてほしいです。 海や山に囲まれた環境、そこに根づく暮らしの雰囲気をぜひ五感で感じてみてください。 そして、逗子での暮らしにどんな日常が待っているのか、どんな人と出会い、どんな時間を過ごせるのか——少しでもイメージが広がれば、それはきっと次の一歩につながると思います。
この文章が、小さなきっかけとなって、逗子に関心を持ってくれる方がいたらうれしいです。必要であればご案内もできますのでぜひお気軽にご連絡ください!
実際に相談するには…?
山ノ井さんのコラム、いかがでしたでしょうか。 逗子での暮らしはもとより、三浦半島での住まい方などちょっと気になるな…と思った方はぜひご相談ください✨✨
相談の流れ
(1)移住希望の方や移住に興味・関心のある方から、「三浦半島移住コンシェルジュ」(以下、「コンシェルジュ」といいます。)に相談の申込みをしていただきます。 (2)コンシェルジュから、申込みいただいた方に対して、移住希望先などに関する相談対応・ヒアリングを行います。 (3)コンシェルジュから、「暮らしの案内人」や「地域の案内人」をご紹介することもできます。(市町の担当窓口などのご紹介も行います。) (4)コンシェルジュや案内人が希望に応じて、現地案内や先輩移住者の紹介などを行います。
移住相談の申し込みは、神奈川県電子申請システムにて受付中です。 ※相談・現地案内ともに無料 ※お申し込みの際は合わせてぜひ「興味ある」ボタンも押していただけると嬉しいです! https://dshinsei.e-kanagawa.lg.jp/140007-u/offer/offerList_detail?tempSeq=98494
移住相談の前にまずはライトに質問してみたいな…という方も「興味ある」ボタンを押してください。追ってメッセージでご案内をします✨


このプロジェクトの経過レポート
このプロジェクトの地域

逗子市
人口 5.36万人

三浦半島移住コンシェルジュ運営事務局が紹介する逗子市ってこんなところ!
神奈川県の三浦半島の付け根に位置する逗子市は人口約6万人ほどのコンパクトなまち。明治時代から避暑地・別荘地として発展した歴史を持つ一方、横浜まで30分、東京まで60分のアクセス環境の良さや、穏やかな時間を求めて都心から移り住む人が後を絶ちません。 また、『自分たちのまちは、自分たちで面白くする』という気概が逗子には息づいています。歴史ある花火大会や、独創的なアートフェスティバル、逗子海岸映画祭など、季節ごとに個性的な催しが開催されるのも魅力のひとつです。
このプロジェクトの作成者
「三浦半島移住コンシェルジュ」は、三浦半島エリアへの移住に関心を持つ方を対象に、地域の事情に詳しいカヤックの社員が中心となり移住をサポートする取り組みです。
神奈川県全体の移住相談を担う「ちょこっと田舎・かながわライフ支援センター」、「西湘足柄移住コンシェルジュ」、三浦半島地域の4市1町の移住関係課とも連携しながら、移住希望者が三浦半島での暮らしとコミュニティを楽しむための総合サポーターとして活動します。



















