
【オンライン関係人口】一緒に伊那市高遠町を日本一の「石仏観光地」にしませんか?
最新情報
プロジェクトの募集が終了しました。
2020/11/06長野県伊那市の地域おこし協力隊の澤です。横浜市から伊那市高遠町に2年前に移住し、地域の観光振興に携わっています。私が住む伊那市高遠町は、「日本で最も美しい村」連合に加盟しています。
美しい村とは、「失ったら二度と取り戻せない日本の農山漁村の景観・文化を守りつつ、最も美しい村としての自立を目指す運動」が連合の趣旨となり、全国63の市区町村が加盟しています。
高遠町で登録されている地域資源は、 ・高遠城址公園と地域の人々が守り育てる「タカトオコヒガンザクラ」 ・日本一の石工「高遠石工」の石造物です。
桜に関しては日本三大桜の名所として全国に知られ、毎年十数万人の人が訪れます。しかし、高遠石工の石造物を観光目的に訪れる人はごく僅かです。それどころか地域住民の関心も薄く、認知度が低いのが現状です。桜と違い、とても町民が総意で誇れる地域の財産とは言えません。
しかし歴史を振り返ると、高遠石工は江戸時代の高遠藩の財政を大きく支え、「江戸城の石垣」や「品川の砲台」の建設など全国で活躍しブランドを築き上げていました。今の高遠町内にもその痕跡が残り、農村の辻や村境、そして寺院には石仏をはじめとした石造物が多く祀られています。
人口5000人ほどの高遠町ですが、なんと存在する石仏・石造物は2229基もあります。1つ1つに歴史的な貴重な価値がありますが、その多くが野ざらしに安置され、管理も行き届いていないのが現状です。このまま何もしないと時間と共に風化は進み、多くの石仏は歴史の中に消えてしまいます。
まさに失ったら二度と取り戻せない地域の財産です。
そこで観光という名の光を当て、その価値を地域の人や、外の人向けて魅力を発信し、伊那市高遠町の観光の柱として確立させていきたいと考えています。そこで、石仏観光を確立する中で、観光の企画や商品づくりなどを一緒に考えて実践してくださる人を募集します。
・イベントの企画 ・石仏グッズの製作・販売 ・石仏のPR活動 ・SNSを駆使した広報活動
上記の活動を中心として、実際にアイデアを実行していきます。ご興味がある方は、ぜひご参加お願いいたします。
石仏観光の可能性を探しませんか?
観桜期には人が溢れるほど訪れるけど、その時期以外の高遠町は静かで閑散としています。通年観光化を目指し、数年前からり高遠石工に力を注いでいますが大きな成果は得られていません。しかし根強いファンに支えられ、パンフレットや石仏マップの整備など少しずつ地盤が出来あがりつつあります。
そんな中、石仏を巡るキャンペーンを実施したところ、チラシデザインや記念品、SNSの配信などを工夫していく中で新たな発見がありました。それは参加者の半数を40代以下&女性が占めていたことです。今までは60~70代以降のマニアな男性ばかりだった現状から、若い年代や女性にも関心が持ってもらえるという新しい兆しが見え始めました。アイデアや宣伝の仕方で大きく変わる可能性を知りました。
石仏観光を目的に高遠町を訪れる。地図やカメラを手に持ち石仏を探しながら町を散策している。
そんな光景が一年中で見れるようにしたいです。SNS等でも高遠石工巡りが頻繁に投稿されるような、今の時流に合った情報発信が出来ればと思います。そして観光客が増え注目を浴びることで、地域の方が石仏に対する価値を再認識し、周辺の草刈りや清掃活動など率先して実施し、美しい村の存続と共に石仏の大切さを後世に伝える心が育んでいければと願います。
【これまでの活動内容】 2019年3月 高遠町内の石仏・石造物の観光調査(現地の状況の確認) 2020年4月 高遠石仏観光マップを作製 2020年8月 伊那市高遠町で石仏を探そう!キャンペーンの実施 2020年10月 高遠石工関連グッズの製作(車に貼るマグネット、一筆箋など)


日本一の石仏観光地づくりに参加してみませんか?
・石仏・石造物・神社仏閣などに興味がある人 ・商品開発、観光の仕掛けなどに興味がある人 ・伊那市高遠町に興味がある人 ・自分の新しい一面や、可能性にチャレンジしたい人
観光や商品開発など関わったこと無い方も大歓迎です。自分のアイデアが具現化し、それが町の未来を大きく変えていくかも知れない・・・。そんなことを一緒に叶えていける方と出会いたいです。
【オンラインインターンシップ企画概要】
「一緒に地域をつくりましょう!」 伊那市地域おこし協力隊とともに地域課題を解決に向けて活動するオンラインインターンシップを開催します。各隊員が抱える課題や未来へつなげる活動にオンライン上で参加。隊員とともに企画を立案し、実践します。 終了後にはオンライン報告会を実施。活動内容を全国に配信します。 ・活動時間 週5時間程度 ・謝礼 なし 詳細については「興味ある」を押してください。


このプロジェクトの地域

伊那市
人口 6.20万人

伊那市移住・定住相談窓口が紹介する伊那市ってこんなところ!
長野県伊那市は、中央アルプスと南アルプスが東西に広がり、その間を天竜川と三峰川などが流れる、人口約68,000人の自然豊かなまちです。東京、名古屋、大阪などから、高速バスの直通便があります。 特色ある教育の保育園や小学校などが多く、また図書館をはじめとする文化環境も優れているということから、「子育てにぴったりな田舎」としても取り上げられています。 商店街にも元気なお店が多く、さらに夜になると多くの飲食店に人々が集い話をする、楽しいまちです。 伊那市への移住・定住を検討する方は、ぜひ一度伊那市役所の「伊那市移住・定住相談窓口」にご連絡ください。
■伊那市移住応援HP「伊那に住む」 http://www.inacity.jp/iju/
このプロジェクトの作成者
伊那市への移住/定住に関するご相談をなんでも受け付ける窓口です。移住・定住コーディネーターをはじめ、職員が対応しています。