【希少な島住宅つき】島の暮らしと食を支える仕事。島の食文化を一緒に継ぎ・広めませんか?

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「興味ある」が押されました!

2025/11/13

「興味ある」が押されました!

2025/11/11

東京から約1,000km、24時間の航海を経て、たどり着ける小笠原諸島・父島と母島。 飛行機の便はなく、6日に1度の定期船「おがさわら丸」が唯一の移動手段。 一度も大陸と陸続きになったことのない小笠原。 この島にたどり着いた生き物だけが独自の進化を遂げ、固有の生態系が息づいており、世界自然遺産にも登録されています。

小笠原は「自然」のイメージが強いかもしれませんが、実際に暮らしてみると、観光とはまったく違う――生活してこそ感じられる島独自の色が見えてきます。

父島には2,000人、母島には400人が暮らしています。 移住者も多く、多様なルーツを持つ人たちが暮らし、皆それぞれの人生の物語があります。 一度きりの人生、この島の人とともに「働く/暮らす」という選択肢も、ぜひ考えてほしい――そんな想いで、今回仲間を募集することにしました。

小笠原の海は、カラフルなサンゴもあれば、日本の外洋らしいダイナミックさもある。何が起きるかわからない“奇跡が詰まった海”が広がっています。イルカやクジラの泳ぐ姿を眺めながら働き、ガジュマルの木陰でひと休みするおばあちゃんとおしゃべりして、夕暮れには水平線に沈む夕日とともに釣りをする。――そんな島の日常に、あなたも飛び込んでみませんか?

島の食と日常を支える—暮らしと観光のあいだにある直売所

「小笠原アイランズ農業協同組合」(以下、農協)は、父島・母島それぞれに直売所を構え、生産者が届ける季節の野菜や果物の販売のほか、併設のカフェ/ショップでは島食材を気軽に味わえる場や、観光客や住民の方には買い物の場を提供しています。 さらにプロパンガス、郵便配達なども行っており、島の人たちのライフラインを支える、島になくてはならない存在です。

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「移住者が多く、若い人も多い。活気があり、来る者拒まずというウェルカムな雰囲気が居心地よくて。もう少し居ようかなと思っていたら、10年経っていました(笑)」と語るのは、直売責任者の高田さん。

「母島ではすれ違う度に、挨拶するんです。みんな知り合いで。都会では考えられないですよね(笑)」 実は高田さんは、これまでに数多くの島々を旅してきた旅人でした。 そんな高田さんが人口わずか400人の母島に惹かれ、今も暮らし続けているのは、移住者にも温かく開かれた島の雰囲気が、どこよりも居心地が良かったからだといいます。

「出勤時間は2分。少し散歩に出ればすぐ海があり、仕事前に「今日も魚がいるな」と眺めたりシュノーケリングすることも。仕事が終わってから海辺でビールを飲んだり、夕陽を見に行く、ゆっくりした時間も気に入ってます。時期になると、イカ釣りに夢中です。小笠原は、釣り好きは、一度は訪れたいと願う「聖地」として有名なんです。」

ーーーーーーーーーーーーー 農協の仕事の良いところは、島の人々の暮らしに近いところで働けること。 ーーーーーーーーーーーーーー 農協の前の港にはガジュマルの木が立っていて、その下のベンチ(ガジュ下)が島のみんなの集まる場所です。昼間はお母さんたちが用事の合間に談笑し、下校時間には小学生が遊び、夕方になると仕事終わりに一杯やる人たちも。夜は星を見に集まったり、時期になると産卵するウミガメを見に来る人もいます。 そのガジュ下の向かいに位置する農協の直売所。 今年直売所に、カフェを併設してテイクアウト事業を新たに立ち上げました。すると、ガジュ下の子どもたちやお母さんがソフトクリームや季節のシェイクを楽しみ、仕事後の一杯は自販機のお酒から生ビールとフライドポテトに替わり……島の人々の暮らしに彩りを添えています。「やってよかったー」と思います。 母島は、買い物できるところが、農協を含めて3店舗と少なく、飲食店も限られます。以前は「昼食難民」のような状況が結構ありましたが、農協でテイクアウトをやることで、食べるところが少し増えた感じです。私たちのやること一つひとつが、農家さんだけでなく、人々のライフスタイルに直結する。そんなやりがいのある職場です。

ーーーーーーーーーーー 私たち小笠原アイランズ農業協同組合は、直売所を島の食文化の入り口と考え、地元農家さんの野菜・果物・加工品・販促まで農業を軸に「島の食文化を未来へつなぐ」商品開発と販促に取り組んでいます。根っこにあるのは、島の知恵に学び、暮らしと観光のあいだに橋をかけること。販売するだけでなく、作り手の声やストーリーまで一緒に届けるのが私たちの役目です。

直売所の目の前には、母島の海が広がります。通りがかりの島民の方へご挨拶も。
直売所の目の前には、母島の海が広がります。通りがかりの島民の方へご挨拶も。
お客様も顔見知りの方も多く、会話が絶えないアットホームな職場です。
お客様も顔見知りの方も多く、会話が絶えないアットホームな職場です。

畑から島外まで。島の食文化をつなぐ架け橋に。

農家さんと接する機会の多い、手触り感のある仕事です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ▶︎ 島の農家さんをサポート 畑から採れたての農作物を直売所で受け取る時に、「今この農産物はどんな感じですか」「これいつから出そうですか」など、直接畑の様子を把握したり、「この食材はどうやって食べますか?」農作物について教えてもらったり扱い方や保存方法を教わることも多いです。たとえば「この果物はこの温度帯で扱って」など、細かく教えてもらいます。農家さんとは直接やりとりする機会が多く、この人が作っている食材なんだっていう実感が持てるように自然となります。食材を買う時も、今まで以上に大切に感じるようになるのも農協で働くことの醍醐味です。

農家さんの中には、高齢のため、美味しい農作物をまだ育ててはいるけれど、持ってくることができなかったり、収穫ができなかったりと、課題を抱える方もいらっしゃいます。母島ではそんな農家さんへは集荷に周ったり。 1年に一度レモンの季節になると、みんなで農園に行って、収穫から仕分け・発送まで一連を手伝い、作り手と売り場を切れ目なくつなぎます。

▶︎島の生活と観光の架け橋である直売所 直売所は観光の窓口であり、農産物に触れ合える場所でもあります。南国ならではの珍しい作物も多く、島の特産や食の楽しみ方を観光客に紹介し、食文化を伝えることが役割の一つです。たとえば「島ではこう食べます」「レモンはこう使います」といった提案ができる店にしたいと考えています。 カフェでも島の食材を多く使っています。農家さんが「これを使えないかな」と食材を持ち込んでくれたり、「こんなメニューを出してほしい」と提案してくれたりします。私たちはそうしたアドバイスを取り入れ、スタッフみんなで試行錯誤しながら意見を出し合い、メニュー化して提供しています。

▶︎ 島のストーリーを紡ぐ商品開発 商品開発の根底には、農家さんが大切に育てた作物を無駄にしないという想いがあります。 作物を余すことなく販売し、収益につなげることが、農家さんへの一番の支援だと考えています。 特産品は時期によって一度にドッと実るため、収穫や販売のタイミングが合わずに売り切れないこともあります。 また、島の生きものに傷つけられ、商品として販売できなくなることもあります。 そうした農作物は加工し、レモン醤油やレトルトカレー、ゼリーなどのオリジナル商品へと形を変えています。 島の農産物を使ったお土産品の開発は、会社にとっても大切な仕事のひとつ。 ものづくりや企画に興味のある方は、ぜひ一緒に挑戦してほしいです。

▶︎ 販促 販売面では、特産品(トマト、パッションフルーツ、レモン)の収穫・予約時期を把握しながら、半計画を調整しています。 主な販路は小笠原諸島内の観光客向けのですが、都内への発送も行っています。リピーターの個人客も多く、SNSを通して注文をしてくれる方も増えています。 一方で、まだまだ認知度も低く、今後は本土の飲食店への営業や広報が課題です。 島食材のブランド価値を理解して扱ってくれる取引先を増やしていきたいと思っています。 ぜひ、地域の魅力を発信することが得意な方、一緒に島の食を広げていきませんか?

2021年に生まれ変わったばかりの農協。 直売所だけでなく、生活にまつわる、多種多様な仕事があります。 また「島の農家をサポートにしたい!」「商品開発したい!」「島の人々の生活の近くで働きたい」など、島や農協という土壌であなたの挑戦を始めませんか?

父島の直売所。島の独自の農作物やお土産を求め、たくさんの観光客の方が訪れます。
父島の直売所。島の独自の農作物やお土産を求め、たくさんの観光客の方が訪れます。
新たにに併設された父島のカフェスペース。島の果物を生かしたソフトクリームが人気。
新たにに併設された父島のカフェスペース。島の果物を生かしたソフトクリームが人気。

募集要項

※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。

就業場所
小笠原アイランズ農業協同組合
業務内容

▼今募集している仕事内容 ー売店での販売 ー出荷集荷作業/ 青果管理 ー商品開発 ー調理補助 ー島外への営業/販促

ー 配送/ドライバー

ー郵便配達 ーLPガス ー事務 ー管理業務 ー営農指導など

必須経験やスキル

・人と接することが好きな方 ・食に興味がある方 ・農業に興味がある方 ・コミュニケーションを取りながらチームで仕事を進めることが好きな方 ・体を動かしたり、外での作業が好きな方

あれば歓迎する経験やスキル

普通自動車免許(AT限定可)

PCスキル:簡単なPC作業ができる方

給与

【正社員】 大卒初任給:月給: 230,010円 〜

※経験・能力を考慮して決定します。

《モデル年収》 ・大卒入社3年目/25歳 年収:421万円 ・大卒入社8年目/30歳 年収:473万円 ※残業代含まず、賞与5.5ヶ月想定(2024年度実績) ※今後、給与や働き方に関しての方針を見直し、より魅力ある組織にしていきます。

短大・専門卒初任給:月給: 220,170円 〜

※経験・能力を考慮して決定します。

《モデル年収》 ・短大・専門卒入社3年目/23歳 年収:398万円 ・短大・専門卒入社8年目/28歳 年収:456万円 ※残業代含まず、賞与5.5ヶ月想定(2024年度実績)

・試用期間: 3ヶ月 ・期間中は時給:1,350円

雇用形態・勤務時間

◾️8:00 〜 18:00(休憩120分)

※実働時間: 8時間00分 ※時間外勤務あり(月平均20時間程度) ※家庭や子供の用事でお休み調整可

◾️長期休み(2〜3週間)を取る人も多いです。 移住者が多い職場なので、帰省配慮はお互い様の文化があるので、休みをとりやすいです。

募集者 / 主催者
小笠原アイランズ農業協同組合
募集者 / 主催者の
住所
〒100-2101 東京都小笠原村父島字奥村
募集者 / 主催者の
連絡先
04998-3-2331
その他

◾️単身寮 宿舎あり(組合側で半額負担※最大4万円まで) 住まいは自社寮あり(独身向け) ※洗濯機・冷蔵庫・ベッドなど家財貸与可

◾️昇給あり(年1回、能力に応じて) ◾️賞与あり(年2回、約5.5ヶ月/年 ※業績により変動あり) ◾️残業手当あり ◾️資格手当あり (フォークリフト運転技能講習・大型特殊免許・第二種高圧ガス販売主任者・液化石油ガス設備士・毒物劇物取扱責任者・酒類販売管理者・食品衛生責任者)

◾️有給休暇あり (6ヶ月以上勤務後に付与) ◾️産休・育休制度あり (育児休業取得実績あり) ◾️退職金制度あり ◾️車・バイク・自転車通勤可

◾️外部研修補助制度あり ※たとえば料理教室のような外部研修への参加を希望する場合、補助を出す場合もあります。タイミングと金額面が合えば、積極的に研修にも行ってもらいたいと思っています。

小笠原アイランズ農業協同組合

このプロジェクトの経過レポート

このプロジェクトの地域

東京都

小笠原村

人口 0.28万人

小笠原村

小笠原アイランズ農業協同組合が紹介する小笠原村ってこんなところ!

東京から約1,000km。有人島は父島と母島あわせて、人口は2500人ほど。 東京・竹芝桟橋から定期船「おがさわら丸」で約24時間。船で丸一日揺られたどり着ける小笠原は、到着した瞬間から異空間が広がる場所です。 目の前に透きとおる海、白い砂、森の小道。 季節によってはクジラやイルカに出会え、夜は波音と満天の星が近い。 夕暮れは水平線のオレンジ――五感で旅も暮らしも味わえます。 島内は徒歩や自転車、バイクで気軽に移動でき、小さな商店や食堂が日常を支えます。 インターネットで買い物もできるので、実は都会とあまり変わらない生活もできたりします。

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

小笠原アイランズ農業組合は、販売だけでなく、集荷・出荷、オリジナル商品の企画開発、販促まで一気通貫で担い、島の農家をサポートしています。 さらにプロパンガスや郵便配達請負など暮らしの基盤も支える、島になくてはならない存在です。

父島と母島に直売所を構え、地元農家の野菜・果物・加工品を中心に、併設カフェでは島食材を使った軽食やドリンク・スイーツを提供しています。

父島の直売所は、商店や宿が集まるメインストリートの中心に位置し、島の食を求めて訪れる観光客の方も多いです。私たちが、農家さんの声や想いをお客様にお伝えすることで、観光と日常のあいだのかけ橋になれたらと思っています。 一方、母島の直売所は、すれ違えば自然と挨拶が交わされるような“顔が見える暮らし”の中にあります。 小笠原は東京から約1,000km、定期船で約24時間。ここには、食材の旬や人のつながりを丁寧に育てる文化が根づいています。 そんな島の食文化を未来へ、つないでいきませんか。

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