
【未経験OK!】小さな林業で、サステナブルな森づくりにチャレンジしてみませんか?
最新情報
プロジェクトの募集が終了しました。
2025/11/21「興味ある」が押されました!
2025/11/21日本三大秘境・宮崎県椎葉村。
広大な面積の約94%を森林が占めるこの地では、林業が昔から何世代にも渡って基幹産業として営まれ、栄えてきました。しかし、時代の流れとともに担い手は減っていき、椎葉を含む日本の森林は危機的状況にあります。
昭和の時代、「次の世代のために」と植えられた多くの木々が、伐期を過ぎても手付かずの状態で残されています。手入れがされない森林では倒木が起き、土壌保全や水源涵養機能が損なわれていく。それによって土砂崩れなど自然災害の頻度が増し、山に住む動物は食料を得られず人里へ降りてくるーー。
人が一度手を入れた森は、人の手でなければ元には戻りません。
まずは、先人が思いを託して植えた木を、決して無駄にせず伐り出すこと。その際に大事なのは、全てを伐採しないことです。程よく間伐し、スギやヒノキの針葉樹を残して日光が森林に差し込む環境を作ることで、地表面の植生が豊かになり、森が生き生きとしてきます。その中で広葉樹も自然と芽吹き、長い年月をかけて自然林へと戻っていくのです。
過去50年かけて育てた人工林を、これから50年、100年かけて元のあるべき姿へと戻し、本来そこで生きてきた多様な生物と人が共存する「美しい森林」と「受け継いできた先人の思い」を次の世代に繋いでいきたい。
調和がとれた100年先の椎葉の森林の姿を目指して、村は「森林・林業ビジョン」を策定し、新たな取り組みを始めています。
https://www.vill.shiiba.miyazaki.jp/agriculture/2025/04/post_78.php
今回の募集は、この森林・林業ビジョンに基づく村の取り組みの一環です。
私たちの信念に共感し、志を持って夢を形へと描いてくれる人との出会いを求め、「秘境100年の森づくりの先駆者」をめざす椎葉村地域おこし協力隊3名を募集します。男女問わず、初心者でもOKです! ご夫婦での施業をめざしたいという方も歓迎します。すでに2名の先輩が活動を始めています。
さらに今後も募集を継続し、椎葉の森林を本気で変えていきたいと考えています。
「森林のプロ」に育てます。
林業の求人募集が全国各地で展開されている昨今、日本三大秘境と呼ばれる宮崎県の奥の奥・椎葉村を選んでくれる人に出会うために、私たちが示せるものは3つあります。
1.初心者OK!充実した研修制度 地域おこし協力隊の任期3年間でプロとしてのスキルを身につけるため、地元の自伐林家の指導を受けながら、作業道づくり、搬出間伐などの実地業務を覚えていきます。加えて、林業大学校への入講や、自伐林業の先進地と提携した県外での研修もカリキュラム化し、より確かな技術と経験を積めるように村がサポートします。
2.任期終了後も安心、協力隊卒業後の就業サポート 協力隊を卒業したメンバーで構成する独立した事業体、もしくは個人事業主として施業・経営していくことを目標に、村が集約化した森林をフィールドにして生業確立を支援します。また、より幅広い範囲で椎葉の林業を盛り上げていく未来を共に描いていきたいと考えています。ぜひあなたの抱く思いも聞かせてください。
3.秘境ならではの暮らしそのものが魅力 迫りくるように反りたつ山々に囲まれた山間地椎葉村での暮らしは、「田舎暮らし」というより「山暮らし」と言った方がしっくりくる、そんな場所です。厳しい環境の中、先人たちが培ってきた独自の知恵や文化、慣習、民俗芸能は、常に山の神様への敬意と共にありました。それらは長い年月を経た今もなお、季節の行事や神楽、狩猟、焼畑農業など、生活の一部となって人々の暮らしに息づいている様はまさに「日本の原風景」とも呼べるものです。
そんな場所での暮らしをまるっと楽しめる人にこそ、椎葉を選んで欲しい。決して気負う必要はありません。ただただ自然が好きで、山が好きで、そして人が好き。そんな好奇心を持っている方であれば、きっとここでの暮らしを自分のものにしていただけるのではないかと思っています。


遊び心を全開に! 楽しみを見出す可能性はあなた次第
この村を含む椎葉山地域はFAOの世界農業遺産に認定されていますが、その理由にあげられるのが『山間地農林業複合システム』。椎葉の自伐林家さんたちも自分の山をフィールドにした林業を軸にしながら、原木椎茸栽培、畜産業、米づくりなどの農業を組み合わせ、季節の移ろいに合わせて仕事をしています。 そのうちの一人、川の口集落の右田圭之さんは、仕事の傍ら、自宅横の蔵をゲストハウスにしようと、時間を見つけてはコツコツと改装作業を続けています。
「行き着くとこはここよ。(木を切ったら)家をつくらんと」
そう話す圭之さん、いつも何かを作り出すことに夢中なDIY名人です。
自分が出した材を使って、何かを作る。山や自然に目を向けて、何か面白いことはないかと考える。日常の仕事以外にも、楽しみを見出していくお手本となる遊び心に溢れた先輩方は、椎葉にたくさんいます。そんな人たちとの出会いこそ、椎葉へ移り住む醍醐味の一つ。今は眠っているあなたの好奇心を根底からくすぐってくれるかもしれません。
さらに、椎葉村には地域おこし協力隊OBOGを含む移住者のつながりも十分に構築されています。全国各地から椎葉に魅力を感じて集まった個性豊かな面々は、興味ややりたいことは様々ですが、ゆるやかにつながり合い、助け合っています。
森で働き、人と共に生きる。そんな生き方にピンとくる方、ぜひ実際に体感しに来ませんか?
◯先輩地域おこし協力隊 鈴木友美さん・外塚広人さん 着任:2025年4月~ ひとこと: 『自然の中で働きたい』と、2人とも未経験で林業の世界へ。現在は長期研修のため椎葉村から鳥取県智頭町へ行き、山の魅力、人の出会いでいい刺激を受けています。3年間で自分達らしい山づくりを目指して毎日奮闘中です。空気がおいしい椎葉村の山でそれぞれやりたいことを見つけていきたいです。
▼二人の詳しい活動はこちら https://shiiba-vill.note.jp/n/n68665105db6a
◯応募フロー 1. こちらの記事の「応募したい」ボタンからご連絡ください。 2. オンライン面談を実施し、お互いの認識のすり合わせなどを行います。 3. お互いにミスマッチを防ぐため、「おためし地域おこし協力隊」制度を活用して、応募前に一度来村されることを強くお薦めします。 4. 第1次選考:書類選考の上、結果を応募者全員に通知します。 5. 第2次選考:最終web面接、試験 6. 着任:2026年4月を予定しています。
◯採用にあたっての留意点 ・「地域おこし協力隊」の採用試験および「みやざき林業大学校 長期課程研修生」の選考試験の両方の合格により採用となります。 ・みやざき林業大学校の試験は前期と後期の2回予定されていますが、後期試験については実施されない場合があります。応募の時期等により、林業大学校の選考試験を受験できない場合は農林振興課までお問い合わせください。 ・本年度のみやざき林業大学校の募集期間は、 前期:令和7年10月15日(水)から令和7年10月28日(火)まで 後期:令和8年1月7日(水)から令和8年1月27日(火)まで となっています。
◯任期終了後までのスケジュール表 https://acrobat.adobe.com/id/urn:aaid:sc:AP:955534bc-2ea8-4401-a585-721e57717f0f


募集要項
※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。
〈1年目〉 ・林業大学校に入講し、1年間かけて資格取得と林業の知識・技術を身につけていただきます。 ・林業大学校の入講については、募集時期と定員が限られており、試験に合格しなければいけません。そのため、林業大学校を希望されても入講できない場合があります。
〈2年目〉 ・椎葉村内の自伐林家の指導のもと、搬出間伐を実践していただき、また、県外の提携先で作業道開設を学んでいただきます。
〈3年目〉 ・次の①か②について、役場との話し合いのうえ、選択していただきます。 ①法人設立や個人事業主として独立し、役場が集約化した民有林(環境林として管理する人工林)を針広混交林に誘導するための保育間伐、作業道開設、搬出間伐などの作業を請負事業体として担っていただきます。
②協力隊としての活動を継続し、3年終了後の独立を目指し、村有林をフィールドとして作業道開設や搬出間伐などを実践していただきます。
・普通自動車運転免許 村内で暮らすために、自家用車が必須になります。 ・PCがある程度使えること 業務に必要な書類作成や、連絡用のチャットツール「Slack」などで使用します。
・未経験OK! ・男女問いません! ・単身、ご夫婦でも大歓迎! ・体力に自信のある方 ・自然、山、森林、木が好きな方 ・「日本三大秘境」の暮らしを楽しんでみたい方 ・「日本の森林を美しくしたい」という夢を描いている方!
◯給与月額200,709円 ※2年目および3年目は若干の昇給があります
◯雇用形態 椎葉村役場の会計年度任用職員として雇用し、地域おこし協力隊として委嘱します。 役場職員になるため、公務員としての振る舞いが求められます。
◯勤務日程 ・週5日勤務 ・基本8:30~17:00ですが、業務内容により変動することがあります
◯任期 1年更新 最長3年
住所
連絡先
◯業務について 上記に記載した業務内容の他、地域おこし協力隊として必要な報告書の提出や、定例会議への出席などがあります。
◯社会保険等 厚生年金、雇用保険等に加入します
◯休日等 土日祝 休日に活動した場合は代休を取得 有給休暇 初年度最大10日
◯住居 椎葉村がご用意します。 家賃は村で負担します。
◯副業 副業OKです。推奨しています。
◯椎葉村地域おこし協力隊 平成27年から現在まで累計43名、2025年10月時点で現役19名の地域おこし協力隊が着任しています。OBOGを含むネットワークがあり気軽に相談することができます。
椎葉村役場 農林振興課
このプロジェクトの地域

椎葉村
人口 0.22万人

合同会社ミミスマスが紹介する椎葉村ってこんなところ!
日本三大秘境の一つ、椎葉村。 広大な村の面積の94%が森林地帯、残りの斜面を家や田畑として利用してきた村の人々。山で生きる知恵と相互扶助の文化が暮らしに色濃く残る地域です。 自然の恵みを活かしながら、暮らしと仕事を成り立たせてきた椎葉の人は、たくましく賢く、器が大きいです。都会では感じにくい、「人に支えられていること」を日々実感できるのが、椎葉での暮らしです。


















