【兵庫・豊岡】気になる空き家通信。#7｜約868坪！2023年リフォーム済の離れがある家。

１. リフォーム済のキッチンがある母屋（4LDK) 見学した印象としては比較的きれいな状態で、そのまま居住できそうな印象でした。2023年に一部リフォームが行われ、母屋のキッチンもその際に交換されているため、十分引き継いで使用が可能な状態です。また、2階には洋室が3室あり、そこから一望できる田園風景は開放感抜群でした。さらに物件の周囲に遮蔽物がないため、風通りが非常に良く、夏場は蒸し暑くなる豊岡市暮らしにとって嬉しいポイントです。

２.2023年にリフォームされた事務所棟（3LDK） リフォームされた事務所棟は、広々とした40畳のスペースに、リフォーム時に設置されたキッチンやお風呂場、トイレが設置されており、住居としても充実しています。 また、個室が計3室あり、洗濯機設置スペースもあるため、二世帯での生活も検討できそうです。さらに、この別棟を宿泊や長期滞在を伴う事業の拠点として利用することも検討できそうな建物でした。

３. 広大な敷地と外構の魅力 母屋の隣にある広大な空きスペースは、この物件の一番の魅力だと思います。家庭菜園をはじめ、空き地の周辺に隣家もないため、家族やペットが開放感いっぱいに外遊びを楽しめるスペースとして、あるいはプライベートなキャンプやアウトドアを楽しむ場所としても、広々とお使いいただけます。また、母屋の隣に車2台分のガレージがあり、その他にも敷地内に十分な駐車スペースを確保できるため、人が集まる活動拠点としても活用しやすいでしょう。

４. 周辺環境：アウトドア派におすすめの立地 物件は日高町殿という場所に位置します。近くには清流「阿瀬川」が流れ、夏場は川遊びも楽しめます。物件から4km圏内には、大小約48の滝が点在する阿瀬渓谷や、人気のオートキャンプ場もあります。冬の時期には神鍋高原まで足を伸ばしてウインタースポーツも楽しめます。周辺環境は外遊びのスポットが充実しており、アウトドア派の方におすすめの立地です。

見学を通して気になった点や、検討されたほうがいい点についても率直な感想をお伝えします。

水回りの更新：どこの中古物件も同様ですが、毎日使う水回り（浴室、トイレなど）は、交換を検討されることをおすすめします。（リフォーム済の事務所棟の水回りは十分利用可能だと思います。）豊岡市では、移住・Uターンの方を対象に、水回りの修繕費用などに活用できる空き家改修補助の制度がありますので、対象となる方は活用をご検討ください。https://tonderu-local.com/assistance/19874.html

内装の状態：母屋を中心に建物の壁にクロスの擦れや補修の跡、2階に間仕切りがむき出しの箇所などが複数見受けられました。チャレンジされる方はDIYで対応可能な範囲だと思いますが、気になる方は専門業者による修繕も検討されても良いかと思います。

建物の状態確認：母屋の雨漏りや1階部分の屋根の破損は同行頂いた不動産屋さんによる目視チェックでもなさそうでしたが、母屋2階の屋根や屋根裏などの状態については、入居前に専門業者に依頼して確認されることをおすすめします。

広い敷地の管理：広大な敷地、特に空きスペースを維持するには、定期的な草刈りが必須だったり、敷地内の庭木の剪定も継続的に必要と、正直管理にとても手がかかると思います。そのため、日常や週末に外仕事に取り組める方に向いている物件だと思います。

新着情報について 「暮らしのパーラーTOYOOKA」では、取材を行った物件紹介記事を定期的にスマウトへアップしています。 豊岡市の空き家情報が引き続き気になる方は、以下のリンク記事の経過レポートにてお知らせしていますので、是非以下の記事の「興味ある」ボタンを押して頂き、最新記事の通知を受け取っていただけると嬉しいです。 https://smout.jp/plans/21898