
三浦半島 暮らし紹介記⑥'ちょうどいい'が心地いい。地元民から見た横須賀の魅力と住みやすさ
公開日:2025/12/03 02:18
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2025/12/03神奈川県鎌倉市・逗子市・葉山町・横須賀市・三浦市で構成されている三浦半島。 都内から電車で1時間前後のアクセスなのに、どこか島のような開放感あふれる景色が広がり、それがエリア全体に自由な空気と多彩なライフスタイルを生み出しています。
そんな三浦半島エリアへの移住に関心を持つ方を対象に、地域の事情に詳しいカヤックの社員が中心となり移住をサポートする取り組みが「三浦半島移住コンシェルジュ」です。 中心を担う3人のコンシェルジュのほかに、移住を検討している方のライフスタイルや希望するエリアに合わせた案内人がいることがこの取り組みの特徴のひとつ。
今回ご紹介するのは横須賀市で生まれ育ち、現在はライフコーチや終活アドバイザー、ライターなどさまざまな顔を持ち、活動しているまきのゆかりさん。「横須賀の持つ心地よさ」や「お子さんをこの地で育てていきたい」と思う理由やポイントを伺ってきました。
横須賀に感じる”心地よさ”はどこにあるのか。
横須賀に生まれ、大学や就職先も往復約4時間かかってまで横須賀から通い、結婚して子育てをする地も横須賀を選んだ私。ここまで横須賀にこだわっているのに、どこがいいの?と問われるといつも困っていました。
しかし、確かに感じているこの「横須賀がいい!!」という気持ち―― 都内で飲み会があっても、絶対横須賀に帰りたい!と、22:00には急ぎ足で駅に向かう帰巣本能。 旅行で存分に楽しんで、帰りなくないなーなんて思っても、高速道路の「横須賀」という標識を見ると心から安心する帰郷感。 横須賀に住む人の多くがこの感覚を味わったことがあると思います(笑)
今回三浦半島移住コンシェルジュの横須賀案内人として、横須賀の魅力を伝えるにあたり、私が感じているこの”心地よさ”は一体何なのか、子どもたちをここで育てたいと思う理由は何なのか。そして横須賀においでー!と両手を広げてお迎えしたい、おすすめポイントはどこにあるのか… 私にとっても、横須賀へ移住を検討されている方に伝えられる良い機会なので、「人」「環境」の2つの視点から考えてみました。
子どもも大人ものびやか。温かでフレンドリーな人々。
移住してきた友人たちに、横須賀の人たちってどんな感じ?と聞くと、ほとんどがフレンドリーで温かい人が多い!と答えてくれます。
横須賀といえば東京湾の入口でもある港町。約6,000人を乗せる空母(戦艦)も出入りする米海軍横須賀基地があるため、主要駅である横須賀中央には当たり前に外国人が歩いています。
一般的に海に面した場所には、昔から旅人・外国人・商売人が集まります。そのため横須賀には、常に「地元以外の人」がいる街でもありました。 そんな環境で育った人たちは、「違いに慣れている」のです。 つまり、横須賀の人たちにとって、知らない人=「怪しい人」ではなく、知らない人=「どこかから来た人」で、ようこそ!という気持ちで迎えています。
だから横須賀の個人で経営されている食品店や飲食店に行くと、ひとことふたこと会話することは自然で、そこから新しい情報を得られたり、交流が深まることも多く、それが移住してきた人たちにとって、温かく心地よい居場所と感じられるのではないかと思います。
いつもと違うもの・新しいものを、構えず、自然なものとして受け入れていく人々。その気質は世代を超えて横須賀の人々に根付いているのではないかと思います。 一度会えば知り合い、三度会えば友達、五度会えば仲間!みたいな温度感を、ぜひ体感してみてほしいです。
また、子育てする環境としても、海と山などの自然とともに、のびのびと成長できるのではないかと感じています。 小学校4年生の息子は、釣りと虫が大好きなので、天候が良ければ週末は夫と釣りへ、夏は近くの山へかぶとむしを捕りに行くなど、横須賀の自然の恵みを季節ごとに楽しんでいます。
そして私が一番子育てしやすい環境だと感じるのは、「小学校・中学校お受験」の焦りがないこと。 お受験を選択する家庭は、肌感覚でクラスに一割程度。 横須賀市に私立の小中学校が少なく、市外の学校に通うのも遠いことが一因だと考えます。 私は、子どもが子どもでいられる時間を大切にしたいと考えているので、「受験勉強」に縛られない時間を選択できる環境はとてもありがたく思っています。
存分に「子どもである時間」を謳歌できる。それが横須賀の子どもたちがのびのびしている理由の一つなのかなと思います。


自然も都会もすぐそばに。いいとこどりで快適に暮らす。
山と海、どちらにでもすぐに行ける。でも田舎すぎず、都会にも出やすい。そんないいとこ取りができるのが横須賀。 ’ちょうどいい’という言葉がピッタリな土地だと思っています。
よくある我が家の週末スケジュール。 夫と息子は朝五時起きで長井へ釣りへ。私と娘はコースカ(ショッピングモール)へ映画とショッピング。夜には家で釣ってきた魚を調理して、みんなで食べる。 釣りも映画もショッピングも、横須賀市内で完結できる”いいとこどり”の生活が、とっても快適だと感じています。
市内にはすかなごっそなどの採れたてのお野菜が買える直売所や、長井水産などの地元の魚介類を産地価格で購入できる店があり、新鮮でおいしい食材がお手ごろな価格ですぐに手に入ります。 またAVE(エイビー)や柳屋など、お母さんたちの味方ともいえる、家計にやさしい良い品が並ぶお店が数店舗あり、横須賀外の友人を案内すると、いつもびっくりされます。
また、電車でも車でも横浜まで30分ほど、都内まで60分ほどというアクセスの良さは、“移住”のハードルをぐっと下げるのではないかと思います。 私の最寄り駅、JR衣笠駅は始発の次の駅なので、どの時間帯もほぼ確実に座って通勤ができるのも快適ポイントです。そのような駅も横須賀にはたくさんあるので、家探しをするときに参考にされるといいかなと思います。


日常の中に「豊かさ」を感じて暮らす。
考えてみると、横須賀での日常は、「豊かさ」を感じる場面が数多くあることに気づきます。
農家の原田さんが朝採れたてのとうもろこしを配達してきてくれ、鮮度抜群の’貴重品’を生でかじったときの美味しさ。 お仕事で大量に頂くキャベツや大根を近所におすそ分けすると、ほかのおいしい何かになってもどってくる楽しみ。 夫と息子が釣ってくる季節の魚を、たくさん釣れたねぇー!今日は当たりが少なかったねぇーと言いながら、家族で分け合って食べる嬉しさ。 …そんな贅沢で豊かな日常が、わたしのお気に入りです。
季節や気候の変化を感じられ、’ちょうどよく’田舎な横須賀暮らし。食も豊かで、たくさんの温かくてフレンドリーな人たちに囲まれる心地よさ。 だから私は横須賀にずっと住んでいるのだなぁと思います。
実際に相談するには…?
まきのさんによるコラム、いかがでしたでしょうか。 横須賀での暮らしはもとより、三浦半島での住まい方などちょっと気になるな…と思った方はぜひご相談ください✨
相談の流れ
(1)移住希望の方や移住に興味・関心のある方から、「三浦半島移住コンシェルジュ」(以下、「コンシェルジュ」といいます。)に相談の申込みをしていただきます。 (2)コンシェルジュから、申込みいただいた方に対して、移住希望先などに関する相談対応・ヒアリングを行います。 (3)コンシェルジュから、「暮らしの案内人」や「地域の案内人」をご紹介することもできます。(市町の担当窓口などのご紹介も行います。) (4)コンシェルジュや案内人が希望に応じて、現地案内や先輩移住者の紹介などを行います。
移住相談の申し込みは、神奈川県電子申請システムにて受付中です。 ※相談・現地案内ともに無料 ※お申し込みの際は合わせてぜひ「興味ある」ボタンも押していただけると嬉しいです! https://dshinsei.e-kanagawa.lg.jp/140007-u/offer/offerList_detail?tempSeq=98494
移住相談の前にまずはライトに質問してみたいな…という方も「興味ある」ボタンを押してください。追ってメッセージでご案内をします✨


このプロジェクトの地域
横須賀市
人口 37.23万人

三浦半島移住コンシェルジュ運営事務局が紹介する横須賀市ってこんなところ!
神奈川県の南東部に位置する横須賀市は、海と山、そして街が絶妙なバランスで共存するまちです。 東京から電車で約1時間という距離ながら、潮風が香る港町の景色や、畑で育つ豊かな横須賀野菜など、自然の恵みを身近に感じられる環境が広がっています。 かつて軍港として発展した歴史を持ちながらも、今では異国文化と昭和レトロが融合した独特のまち並みが魅力のひとつです。 地域には「自分たちのまちは、自分たちでより良くしていこう」という想いが根付き、世代を超えて挑戦する人が増えています。人の温かさと、地域を想う力の強さ。横須賀は、暮らしと挑戦が自然に交わるまちです。
このプロジェクトの作成者
「三浦半島移住コンシェルジュ」は、三浦半島エリアへの移住に関心を持つ方を対象に、地域の事情に詳しいカヤックの社員が中心となり移住をサポートする取り組みです。
神奈川県全体の移住相談を担う「ちょこっと田舎・かながわライフ支援センター」、「西湘足柄移住コンシェルジュ」、三浦半島地域の4市1町の移住関係課とも連携しながら、移住希望者が三浦半島での暮らしとコミュニティを楽しむための総合サポーターとして活動します。















