北山高校「夢咲塾」 地域の高校生を支える公営塾の現在地

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「興味ある」が押されました!

2026/03/24

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2026/03/24

沖縄本島北部に位置し、東シナ海に面する今帰仁村(なきじんそん)。世界遺産の「今帰仁城跡」や、絶景で知られる「古宇利島(こうりじま)」を有し、青い海とサトウキビ畑が広がる、のどかで自然豊かな地域です。歴史・文化が色濃く残る一方で、人口減少や高齢化といった課題も抱えています。近年では、こうした地域資源を活かした観光振興や移住・定住促進の取り組みに力を入れており、歴史と自然が調和した村づくりを進めています。

今帰仁村の高校生向け学習塾

 村内唯一の北山高校の校内に、公営塾「夢咲塾」があります。村から離れる若者が増える中、同校では2016年から高校魅力化プロジェクトがはじまりました。プロジェクトの一環として、現在3名の地域おこし協力隊が中心となり、高校生の学習支援に取り組んでいるこの施設は、村内唯一の高校生向け学習塾として、進学を目指す生徒たちの学習支援を行っています。  在籍生徒は約50名で、日曜日から金曜日まで開放されています。塾に通う生徒の多くが進学を希望しており、受験対策や検定試験対策のほか、課外活動のサポートも行っています。特筆すべきは、まちづくりコンテストへの参加など、学習と地域貢献を組み合わせた活動にも取り組んでいる点です。村内には民間の塾があるものの、高校生向けの学習塾はこの公営塾のみであり、教育機会の確保に大きな役割を果たしています。

学習支援の風景
学習支援の風景
校外のイベントに向けたプレゼンの準備中
校外のイベントに向けたプレゼンの準備中

公営塾の魅力と協力隊の現在地

 現在、3名の協力隊で運営されている学習塾では、自主学習する力を備えることを大切にしています。そのため、教室に入ると多くの生徒が教科書の横にタブレットやスマホを備えて、画面を見ながら勉強しており、協力隊は生徒と一緒に勉強のスケジュールを考えたり、生徒がわからない箇所を教えたりしています。公営塾が始まってから10年という歴史ある取り組みでもあり、現在は受け入れ待機中の生徒がいるといいます。

「家では勉強できないけど、公営塾の教室だと自主的に勉強できる生徒がいると聞いています」

そう語ってくれたのは、現在協力隊3年目を迎える野原綾太さん。

「公営塾としての自分たちの強みを把握したうえで、地域資源の活用をすることが重要だと考えています。塾として地域のイベントに参加したり、塾生が地域の関係者と連携して何か一つの物を作り上げるなど、生徒が実践しながら学べる活動を通して、地域と生徒とのつながりを強めたいです。生徒たちが村を離れても、生徒たちが故郷を『広める存在』になることを期待して、公営塾ならではの価値を打ち出すことが今後の展望です」と野原さんは力強く話してくれました。

進路指導の相談に乗る野原さん(写真右)
進路指導の相談に乗る野原さん(写真右)
校外学習として琉球大学のキャンパスツアーを企画したことも
校外学習として琉球大学のキャンパスツアーを企画したことも

教室を飛び出ても応援する

 公営塾の役割は勉強だけに留まりません。公営塾に通う生徒が中心となったチーム「てぃーだ~ヤンバルクイナが飛べる時代へ~」が、第3回全国高校生政策甲子園*1に出場し、全国2位にあたる副会頭賞を受賞しました。その他にも、高校生みんなの夢AWARD in 大阪・関西万博でグランプリを受賞するなど、学校外での活躍も見られています。このような成果は、監修にあたった公営塾のメンバーのサポートがあってこそのものです。これからも生徒の夢が咲く場として、公営塾の取り組みが楽しみです。

写真提供:野原綾太 *1. 全国高校生政策甲子園とは、次代を担う高校生が主役となり日本の未来を創るための具体的な政策を立案・提言する全国規模の政策コンテストです。

政策甲子園で発表する様子
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夢アワードでグランプリを受賞した
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このプロジェクトの地域

沖縄県

沖縄県全体

人口 146.82万人

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おきなわ島ぐらしが紹介する沖縄県全体ってこんなところ!

エメラルドブルーの海に囲まれ、ゆったりとした時間が流れる沖縄。那覇の街歩きや国際通りのにぎわいもあれば、少し足を延ばすと集落の古民家や赤瓦屋根が残り、地域ごとの暮らしの営みが息づいています。島ごとに異なる伝統芸能や食文化が受け継がれ、祭りや行事を通して地域の人とのつながりを感じられるのも魅力です。観光地として知られる一方で、日常には市場での買い物や浜辺の散歩、庭先での交流など、温かな人との触れ合いが広がっています。都会の便利さと島ならではの自然、そして多様な文化が共存する沖縄は、暮らす人にとっても発見と喜びにあふれた場所です。

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沖縄移住に向けた情報発信 沖縄県では、沖縄県移住応援サイト「おきなわ島ぐらし」において、沖縄移住・沖縄暮らしの「今」を発信しています。移住相談会や移住体験ツアーなどの開催案内をはじめ、『住む』『働く』『支援』『子育て』『医療』5つのカテゴリー別に支援機関などの紹介を行っているほか、市町村の生活環境や移住定住に活用できる支援制度の情報など、沖縄移住の情報収集に役立つ情報を掲載しています。

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