
田舎の台所で夢を仕込む、料理でまちを盛り上げるお仕事。 | 宮崎県日之影町 協力隊募集
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「興味ある」が押されました!
2026/04/16「興味ある」が押されました!
2026/04/16宮崎県日之影町、元気村。
飲食店、コーヒー屋さん、理美容室、商店など、多くのテナントが並ぶ国道沿いにある複合施設。
2013年にオープンしたこの施設は、移住者やUターン者などが起業を行い、同施設で開業する流れが多くなってきています。
そんな元気村にあるお食事処「岳」にて、地域おこし協力隊を募集します。
取り組むのは、日之影の食文化の継承。
「お食事処岳」にて、日之影の伝統料理を始めとした多彩な食文化を学び、次世代への継承や新たな日之影町の名物となり得るオリジナルメニューの開発を担います。
経験は問いません。どんどん地域のなかに入って学び、考えて手を動かしてみる。なんでも吸収したいと思う人にとって、きっと楽しい環境だと思います。
自分の手がけた料理がまちの文化をつくっていく。そんな仕事にピンと来る人は、読み進めてみてください。
食からはじまる、日之影との暮らし。
日之影町役場から車で約10分。国道218号線沿いにある「元気村」に到着。
木で作られたレトロな看板がお出迎え。
元気村には、10以上のテナント入居者が事業を営んでいる。
そのうちの一つが、お食事処岳。
オーナーの濱崎さんが出迎えてくれた。
「この店を開業して早いもので今年で14年目になります」
お食事処岳が元気村に開業したのは、2012年のこと。
濱崎さんは長崎出身で、福岡で育った。
高校卒業後から飲食の世界で働き始め、焼き鳥、寿司、イタリアン、居酒屋など様々な業態で経験を積んできた。
「いずれは自分の店を持ってみたいと思っていました」
肉、魚などをメインに焼き物を提供するカウンター席のみのお店を福岡で開業。
お客さんにも恵まれ、約4年間経営に携わった。
「自分の店を持つことは非常に勉強にもなりましたし、何よりお客さんとのコミュニケーションも楽しかったですね」
結婚を機に、奥さんの実家がある日之影で子どもを育てたいと思うように。
開業した店をたたみ、日之影に移住したのが2012年。同年にここ「お食事処岳」もオープン。
お昼のランチ営業と、夜は予約限定で宴会も受け付けた。
今回、協力隊の方はお食事処岳で、食文化の継承やオリジナルメニューの開発に携わる。
「日之影町内でも飲食店は数える程しかない。また、飲食店を経営されている地域の方も高齢化が進んでおり、町内から飲食店が無くなっていくことを危惧しています」
「飲食店未経験の方でも、2年間の実務経験を積めば調理師免許の試験を受けることができます。勉強すれば、地域おこし協力隊の期間で調理師免許取得も可能なので、飲食店独立の選択肢など、幅が増えると思っています」
コロナを機にランチ営業を休止し、お昼はお弁当作りと配達がメイン。法事の仕出し弁当なども受け付けている。
午後は、夜の予約が入っていれば宴会の仕込みや準備、翌日の仕込みなどを行う。
「まずは、料理の基礎から学んでいってほしいですね。未経験者の方は、まっさらな状態でそのまま吸収していってくれると思うので、どんどん技術に磨きをかけていってほしいです」
今回、この協力隊を主に担当される日之影町役場地域振興課の金丸さんにも話を聞いた。
「町内の飲食店の高齢化が進んでおり、まちとしても今回の地域おこし協力隊募集には期待しています」
「岳さんでの仕事が主となりますが、町内の飲食店組合で従事することもあります。まずは、町内の飲食店全てに顔を覚えてもらうことから始めてほしいですね」
町内の飲食店組合に加入している事業者は5つ。どの事業者も高齢化もしくは人手不足の課題があるという。
「人口3000人程度のまちです。商圏や人口規模を考えたら、新たに飲食店を開くというのはかなりハードルも高いとは思います」
「町内の飲食店は他にも、第三セクターで日之影温泉駅や道の駅青雲橋などの併設しているレストランもあります。そこでも料理に関するスタッフを募集していますし、飲食店での起業に限定されるわけではないです。キャリアを活かして起業も可能だし、就職も可能。協力隊の方に選択肢が複数あることが重要だと思っています」
様々な農産物も採れる地域なので、協力隊の方には、豊富な素材をもとにオリジナルメニューの開発をどんどん考えていってほしい。
とはいえ、商品開発には時間がかかるもの。
まずは岳を中心に、地域や農業のことを知っていけるといいと思う。


食を通して地域に関わりたい方へ
協力隊の任務内容は、日之影町の食文化の継承。その中には、オリジナル開発のメニュー開発なども含まれる。
「お店などで提供する飲食メニューでもいいですし、道の駅等で販売できるパッケージ化された商品でもいいです。地域の食にどんな魅力があって、どんなニーズがあるのか。それをぜひ具現化してほしいですね」
濱崎さんは福岡で飲食の経験を積んだこともあり、博多料理にも精通している。
岳での人気メニューとなっている「もつ鍋」は、博多で歴史があるもつ鍋専門店「万十屋」の味を再現したいと、自分で研究・アレンジを加えたもの。
もつ鍋のスープはしょうゆベースで、にんにくのパンチが効いたコクのある味。
「例えばですけど、日之影はゆずも特産品の一つです。もつ鍋にゆずを合わせたゆずもつ鍋とか、美味しいと思います」
「オリジナルメニューって、何か目新しいものを0から作るとかそういうことではなくて、元々あるものを掛け合わせたものを作る、そういう視点が大事かなと」
食に関する情報発信も積極的に行ってもらいたい。
日之影町は人口3000人程度の小さなまち。地域の方々に利用してもらうための情報発信と、町外の観光客に利用してもらうための発信では、マーケティングの観点からも全く違う。
「例えば、町民の利用を促すためだったら高齢者が多いので、SNSとかやっても全然届かないんですよね。チラシとかの方が全然有効的」
「逆に観光客向けだったら、TG層を明確にして発信する必要がありますよね。若い女性向けだったら、デザートをメインに発信するとか。中年男性向けだったら、油こってこてのスタミナ系とか(笑)」
日之影の食の魅力を誰に伝えていきたいのか、どのような媒体で伝えるのか、マーケティング要素も求められる。
「協力隊の方が着任してくれたら、メニュー開発をより活発にしたり、飲食店組合の機能を充実させたり。やりたいことはたくさんあるんです」
濱崎さんにふと、気になったことを聞いてみる。
料理の世界を志す人たちは、どんな基準で働く場所を決めるのでしょう?
長年料理の世界に身を置いてきた濱崎さんが、少しだけ考えたあとに答えてくれた。
「転職というより、なぜそこを辞めるか、のほうが大きい気がします。私自身も子育てという部分で自身の福岡の店を閉店させる決断をしました。一般的には、学ぶことがなくなったときや、自分が成長できる要素がなくなったときとかじゃないかな」
「日之影町の場合は飲食店も少なく、自分の色が出しやすいと思っています。お客さんとの距離も近いので、お客さんの意見などがポンと入ってくることで、新しいアイデアに変わることもあります。それがこの仕事の魅力の1つじゃないかな」
ちょっとした雑談や、たまたまスマホで見た情報が、そのままメニューのヒントになることもある。
この仕事のベースにあるのは、”自分が楽しまなければ、お客さんは喜んでくれない”という想い。
「協力隊の方には、高い技術などは求めていません。料理未経験者でも大歓迎です。料理を通して楽しむこと、それが1番求められる要素です」
日之影を支える食について、真剣に、そして温かく考えている人がいます。
どんな料理で、どんな関係性を育んでいくのか。
一緒に考え、ときには励まし合い、おいしいものを食べながら乗り越えていく。
そんな人からの応募をお待ちしています。


募集要項
※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。
・日之影町の多彩な伝統料理・食文化の継承 ・日之影町の新名物となるオリジナルメニューの開発 ・SNSでの情報発信やイベント等への参加による日之影町の魅力発信 ・その他お食事処岳を始めとした日之影町飲食店組合が行う様々な事業
・普通自動車運転免許を有している方(AT限定可) ・日之影町に居住し、地域おこし協力隊制度を活用して活動できる方 ・地域住民や関係者と丁寧にコミュニケーションを取りながら活動できる方
・食に関心があり、地域の食文化や伝統料理の継承に興味がある方 ・地域食材を活かしたメニュー開発に挑戦したい方 ・飲食店での勤務経験、調理経験、接客経験のある方 ・SNSや情報発信を通じて、地域の魅力を伝えることに関心がある方 ・イベント出店や地域行事への参加に前向きな方 ・人と関わることが好きで、地域に溶け込みながら働きたい方 ・将来的に飲食や食を軸とした仕事での独立・開業に関心がある方 ・調理師資格の取得を目指したい方
報酬(月額)200,000円 昇給無し 町の規定により、期末手当・勤勉手当、通勤手当相当分の費用弁償を支給
雇用形態 ■日之影町会計年度任用職員として町長が委嘱します。 ■初年度の委嘱期間は委嘱日の属する年度末までです。ただし、年度終了後、活動に取り組む姿勢や事業成果等により委嘱を更新することができるものとし、その期間は最長3年までとします。
勤務時間 ■勤務時間は原則として1日あたり7時間又は週あたり35時間以内とします。 ■勤務日及び始業終業時刻は地域振興課・お食事処岳が指定します。
住所
連絡先
待遇・福利厚生 ■任用期間中の住居は町が紹介し家賃を支払います。(光熱水費・生活用品等は個人負担になります。) ■活動で使用する備品等(公用車・パソコン等)は、無償で貸与します。 ■健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労働災害保険に加入します。 ■活動に必要な経費及び関連する研修等に要する経費については、予算の範囲内において地域振興課が検討を行い負担します。
採用までの流れ まずは、カジュアル面談を通してざっくばらんにオンライン面談を出来たらと思います。 カジュアル面談後、正式に応募するかの意向を確認させて頂き、応募書類等のご案内をさせて頂きます。
宮崎県日之影町
このプロジェクトの地域

日之影町
人口 0.29万人
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日之影町地域振興課が紹介する日之影町ってこんなところ!
未来への新たな光を灯すまち~太陽と橋と渓谷と~ 日之影町は宮崎県の最北山間部に位置する人口約3,000人の小さな町です。 九州の百名山に名を連ねる山々と、東西を貫流する五ヶ瀬川を中心に深いV字型の渓谷が大自然の美を織りなしています。
町の91%を山林が占める本町は、平成18年に森林の持つ癒しの効果が認められた「森林セラピー基地」に認定され、平成27年には本町を含む「高千穂郷・椎葉山地域」の棚田や山腹水路が評価され、世界農業遺産にも認定されました。 また、平成29年には、「祖母・傾・大崩山系」が独特な景観美や小動物の宝庫として、ユネスコエコパークに登録されました。
豊かな自然と共に暮らし、受け継がれてきた伝統文化を今なお守り続けている人々の営みがこの町に残っています。
このプロジェクトの作成者
人と自然が光かがやくまち ~太陽と橋と渓谷と~
日之影町は、宮崎県の最北山間部に位置する人口約 3,300 人の小さな町です。 九州の百名山に名を連ねる山々と、東西を貫流する五ヶ瀬川を中心に深い V 字型の渓谷が大自然の美を織りなしています。 町の91%を山林が占める本町は、平成18年に森林の持つ癒やしの効果が認めらた「森林セラピー基地 」に、平成 27 年には本町を含む「高千穂郷・椎葉山地域」の棚田や山腹水路が評価され、世界農業遺産に認定されました。 また平成 29年には、「祖母、傾、大崩山系」が独特な景観美や希少動物の宝庫として、ユネスコエコパークに登録されました。 豊かな自然と共に暮らし、受け継がれてきた伝統文化を今なお守り続けている人々の営みがこの町には残っています。
※日之影町役場HP http://www.town.hinokage.lg.jp/ ※日之影町観光協会HP https://hinokage-kanko.jp/ ※おかげさまで日之影ライフ(ウェブマガジン) https://okagesamade-hinokage.jp/



















