愛荘町が1番熱くなるお祭り『中山道宿場まつり』とは|夏休み最後に思い出を

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公開日:2026/08/24 05:00

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2026/08/24

中山道66番目の宿場町として設置され、栄えた愛知川宿。ここで毎年、夏休み最後の土曜日に開催されるのが『中山道宿場まつり』です。

メインイベントは、直径1.5mもの巨大な「びん手まり」を模した大玉を転がしてタイムを競う『全日本中山道びん手まりころがし』。時代とともに祭りの形が変わる中、「宿場町の活気を取り戻したい」という願いから始まったこのイベントは、町内外の参加者がプライドをかけて激突する、まち1番の熱い舞台にもなっています。

今回は、愛荘町観光協会 代表理事である山田康義さんに、祭りに込める想いと、そこから見えてくる愛荘町の魅力をインタビュー形式でお届けします。

この記事を読み終える頃には、あなたもきっと愛荘町に訪れたくなるはず!気になる方は「♡興味ある」ボタンをクリックしておいてくださいね。

愛荘町の子どもたちに夏休みの思い出になる祭りを

ーー『中山道宿場まつり』は、どのような経緯で始まったのでしょうか?

山田さん) もともと旧愛知川町の頃に「中山道66番祭」という大きな祭りが、毎年秋に開催されていたんです。ところが時代の変化とともに、長時間通行止めにすることが難しくなるなど、同じように開催できなくなってしまいました。その結果、中山道沿いで賑わうイベントがなくなりました。 「この場所に賑わいを取り戻そう」という強い想いで、観光協会が主体となって始めたのがこの『中山道宿場まつり』です。

ーー中山道沿い、という場所が重要なのでしょうか?

山田さん) はい。私たちは、ここが宿場町として栄えていたという歴史を大切に残していきたいと考えています。だからこそ、通行止めの許可を得るのが難しかったとしても、広い空き地でするのではなく、あえて中山道沿いでの開催にこだわっているんです。

また、このお祭りのもうひとつの大きな目的が「地元の子どもたちの夏の思い出づくり」です。愛荘町には、子どもたちが喜ぶような、まち全体で盛り上がれるイベントがありませんでした。だから、あえて夏休みが終わる直前の8月最後の土曜日に開催しています。近年は暑さもあって短時間での開催になっていますが、それでもこの時期に行うことは譲れません。

おかげさまで、台風とコロナ禍で2回中止になったものの、今年で20回目を迎えます。今では町内のみなさんに、楽しみにしてもらえるイベントになっていると感じています。

ーーそうした熱い想いがあるからこそ、20年以上続いているんですね。運営に関わっているみなさんは、どのような方々ですか?

山田さん) 観光協会の会員の約8割は、普段は観光とは直接関係のない仕事をされている方々なんです。旅館や飲食店に留まらず様々な業種の方が、自分の利益のためではなく「このまちをなんとか盛り上げたい」という一心で集まっています。そんな大人たちが「あーでもないこーでもない」と議論しながらつくっているのが『中山道宿場まつり』です。

中山道宿場まつりに向けて、企画の真っ最中です。
中山道宿場まつりに向けて、企画の真っ最中です。
子どもたちの思い出に残るよう、工夫を凝らしています。
子どもたちの思い出に残るよう、工夫を凝らしています。

【愛荘町の夏祭り】最大の見どころはびん手まりころがしの迫力

ーーメインイベントの「びん手まりころがし」について、詳しく教えてください。

山田さん) 愛荘町の伝統工芸品「びん手まり」をイメージした、直径1.5mの大玉を3人1組で転がし、往復200mの特設コースを全力疾走するタイムレースです。今年は過去最多のチーム数がエントリーしていて、県外から参加するチームもあります。

3人が1人ずつ順番に玉を転がしていくのですが、コースアウトしないよう、残りの2人のサポートも不可欠です。今年で6回目ですが、中山道という場所と「びん手まり」をかけ合わせた、今では『中山道宿場まつり』で最も盛り上がるイベントです。

ーー「全日本中山道びん手まりころがし」という名前に、高い志を感じます。特に注目すべきポイントはありますか?

山田さん) はい、いつか全国ネットのテレビで取り上げられるような大きなイベントに育てて、愛荘町の名を全国に広めたいという野望を込めています。

昨年1番盛り上がったのは、地元の警察署と消防署チームの対決ですね。両者がプライドをかけて挑むバチバチの勝負に、観客から大きな歓声が上がりました。そんな大人たちの全力の姿が、子どもたちにとっても勇気と元気を与えていると思います。

ーーそれは白熱しそうですね!他にはどんな催しがあるのでしょうか?

山田さん) 第1回の時から続いている「おばけスタンプラリー」では、おばけたちからスタンプを集めてもらいます。毎回500名ほどが参加する子ども向けの企画ですが、実際に夜の中山道を歩いてスタンプを集めるので、宿場町の雰囲気を堪能できるはずです。

ステージイベントでは、ダンスショーを予定しています。地元の子どもたちのダンスチームはもちろん、昨年6月に誕生した愛荘町観光協会のオリジナルキャラクター「ぴーちゃん」を始めとしたキャラクターたちのショーは見ものですよ。

他には、夏祭りらしい模擬店が並んだり、抽選会を行ったり。抽選券は愛荘町内で全戸配布していて、地域のみなさんに参加してもらえることを願っています。

びん手まりのデザインは、地元中学の美術部員によるものです。
びん手まりのデザインは、地元中学の美術部員によるものです。
2025年の祭りにはおよそ3,000名が参加し、賑わいました。
2025年の祭りにはおよそ3,000名が参加し、賑わいました。

愛荘町での暮らしを知るなら、祭りで熱を感じよう

ーー山田さんにとって、愛荘町とはどんな町でしょうか?

山田さん) 一言でいうと「そこそこ田舎で、そこそこまち」ですかね。日常生活に困らない利便性がありながら、自然も豊かで人もいい。特に近隣のエリアはスーパーが密集する激戦区ですが、県内でも物価が安いエリアとして有名です。また、子育てがしやすい環境のようで、アパートに住んでいたご家族が「家を建てるなら愛荘町がいい」と定住を決めるケースもよく聞きます。

住むにはとてもいいまちですが、他の地域と比べるとないものも多いです。だからこそ熱意やアイディア次第では、無限の可能性があると思います。

ーー「人がいい」とのことですが、愛荘町の人々の魅力はどこにありますか?

山田さん) 地域外からの人を拒まず、すぐに打ち解けられる温かさがあります。実際に地域おこし協力隊として移住して、そのまま定住している方もたくさんいますよ。

それこそ一度『中山道宿場まつり』に参加して、その熱を肌で感じてみていただきたいです。4時間ほどの短いイベントですが、そこで汗を流す人々の表情や、活気に触れれば、きっと愛荘町での暮らしをポジティブにイメージできるはずです。一緒に面白がってくれる仲間を、私たちは待っています。

愛荘町では、住んでみたい方やイベントなどに参加したい方を歓迎しています。 本記事を読んで少しでも愛荘町に興味が湧いた方は「♡興味ある」ボタンをクリックして詳しい情報をチェックしてくださいね。

『中山道宿場まつり』では、第18回中山道愛知川宿のれんアートの授賞式も行われます。のれんアートについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

歴史ある愛荘町に新しい風を!「のれんアート」に込めた思い https://smout.jp/plans/28699

特選受賞者が語る、愛荘町「のれんアート」が育む人と地域とのつながりとは https://smout.jp/plans/30521

びん手まりころがしは、コースの半ばで観戦するとスピード感を味わえるそうです。
びん手まりころがしは、コースの半ばで観戦するとスピード感を味わえるそうです。
愛荘町の人々の熱を、ぜひ会場で感じてみてください!
愛荘町の人々の熱を、ぜひ会場で感じてみてください!

このプロジェクトの地域

滋賀県

愛荘町

人口 2.14万人

近野涼が紹介する愛荘町ってこんなところ!

愛荘町役場が紹介する愛荘町ってこんなところ! 平成18年に2つの町が合併してできた現在の愛荘町は、今年で21年目を迎えます。琵琶湖に流れる川の上流・湖東地域に位置しており、鈴鹿山系からの豊かな清水と自然に恵まれ、古くから水との関わりが深いまちとして発展してきました。

町の東側には、聖武天皇の勅願で行基が開山した湖東三山の一つである金剛輪寺があります。昔から四季折々の雰囲気を楽しめるスポットとして地元の方々をはじめ多くの人に愛され続けている場所です。また、近世には中山道66番目の宿場として愛知川宿が栄え、後の明治には郡役所や警察などの官公署が置かれ、近江鉄道が開通するなど、古くから地方の中心としても栄えてきました。

国の伝統的工芸品に指定されている「近江上布」を中心とした麻織物や、瓶のなかにてまりが入った不思議で美しい滋賀県の伝統的工芸品「愛知川びん細工手まり」など、愛荘町でしか見られない手仕事ならではの「ワザ」が光る工芸品を見られるのも特徴です。

▼愛荘町移住ポータルサイトはこちら https://www.town.aisho.shiga.jp/iju/

このプロジェクトの作成者

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フリーランスのWebクリエイターとして、記事の執筆や取材・インタビューを行っています。 ターゲットを意識したヒアリングに定評があり、LPや営業台本、マンガ脚本も手掛けています。

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