豊田市の山村で、集落の未来をともに支える「集落支援員」募集!地域に寄り添い歩む伴走者へ
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2026/10/14「興味ある」が押されました!
2026/10/13「ものづくりのまち」として知られる愛知県豊田市。実は市域の約7割を豊かな森林が占めています。人口約41万人のうち山村部で暮らす人々は約5%。豊かな自然と歴史あるコミュニティが残る一方、急速な人口減少と高齢化により、従来通りの行事やお役の維持が困難になる集落が増えています。 今回募集する「集落支援員」は、前に立って集落を引っ張るリーダーではありません。住民の声に耳を傾け、草刈りやお祭りの現場でともに汗を流しながら信頼関係を築き、これからの集落の形を一緒に考える「伴走者」です。 一般社団法人おいでん・さんそんの職員として、行政や先輩スタッフとともにチームで活動します。おおむね40歳以上対象。「これまで培ってきた人生経験やコミュニケーション力を、地域の未来のために活かしたい」という方の挑戦をお待ちしています!
人口減少に直面する山村地域。持続可能な集落の形をともに探る
「ものづくりの街」豊田市が抱える、もう一つの素顔 愛知県豊田市は、世界的な自動車産業の拠点として広く知られています。しかし、その都市部分の裏側には、市の面積の約7割(約640平方キロメートル)に及ぶ広大な森林と、豊かな自然に抱かれた山村地域(足助・旭・稲武・小原・下山の5地区)が存在しています。 市全体の人口約41万人のうち、山村部で暮らしているのは約5%にあたる約2万人です。そこには、市街地から車でわずか1時間ほどの距離でありながら、豊かな森林、きれいな水、そして代々受け継がれてきた暮らしの知恵や温かい人のつながりが息づいています。
「お役」の重圧と、限界を迎えつつある集落自治 しかし現在、山村地域では深刻な人口減少と高齢化が進行しています。たとえば稲武地区では、かつて3,000人ほどいた人口が現在では2,000人を割り込むなど、地域の縮小が急激に進んでいます。 集落の人数が減っても、従来通りのお役(自治区長、自治会長、各種委員、神社や農事組合の手伝いなど)や地域行事(共同草刈り、道補修、伝統のお祭りなど)の数は変わりません。その結果、限られた世代や住民に複数の役職が重複して集中し、1人で5〜6個もの役を兼務することも珍しくなくなっています。 住民の皆さんは「このままでは地域が回らなくなる」「次の世代に引き継げない」という切実な焦りやモヤモヤを抱えながらも、昔からの慣習やルールを変更するノウハウがなく、立ち止まってしまっているのが実態です。
客観的データ(集落カルテ)の提示と、現場のリアルのギャップ こうした状況に対し、豊田市と一般社団法人おいでん・さんそんでは、5歳刻みの人口ピラミッドや役職一覧を可視化した「集落カルテ」を活用し、将来の地域像を住民自身に客観視してもらう取り組みを進めています。 しかし、現場は一筋縄ではいきません。データとして厳しい将来予測(例:「10年後には役を担える世帯が激減する」等)をそのまま突きつけるだけでは、「この先自分たちの集落はダメなのか」と住民の諦めを強めてしまうこともあります。また、行政や外部者に対して「お役所に何がわかる」「また調査だけして去っていくのか」という不安や壁を感じる住民の方々も少なくありません。
正解を教えるのではなく、泥臭く寄り添う「伴走者」の必要性 集落の維持や再編(お役の整理、行事の簡略化、近隣集落との連携・統合など)は、地域ごとの歴史や感情、神社仏閣・共有資産の扱いが複雑に絡み合うため、正解のマニュアルが存在しません。 だからこそ求められているのが、上から目線で指導するコンサルタントではなく、住民の言葉に耳を傾け、同じ目線で悩み、ともに汗を流す「集落支援員」です。 会議室で議論するだけでは信頼は得られません。夏の酷暑の中での共同草刈りやお祭りの準備・片付け、日常のふとした雑談の中で「あいつの言うことなら、ちょっと聞いてやるか」と思ってもらえる信頼関係を地道に育むこと。そして、住民自身が納得して「自分たちのこれからの形」を決断できるよう、一番近くで支え続ける存在が今、どうしても必要なのです。
【地域おこし協力隊も同時募集!】 集落支援員とあわせ「地域おこし協力隊」も募集中!地域の魅力や課題に向き合い、企画や発信で新しい価値を創出する役割です。人々と温かく繋がり、豊田の山里で自分らしい暮らしや生業に挑みませんか?※詳しくはスマウト内別記事を参照ください。以下、記事内の要件は集落支援員を記載しています。
人生の経験を地域へ。等身大で雑談ができ、根気強く寄り添える方
おおむね40歳以上。これまでの歩みと人間力がそのまま力になる 本募集では、対象年齢を「おおむね40歳以上」としています。それは、集落支援員という仕事が、単に新しいイベントを華やかに立ち上げて盛り上げる仕事ではなく、地域がこれまで守ってきた歴史や住民の葛藤にじっくりと向き合う「地道で深い仕事」だからです。 これまでの仕事や家庭、地域で積み重ねてきた人生経験、多様な人と接する中で培った人間力や包容力こそが、現場で住民と向き合う際の一番の武器になります。「これまで培ってきた経験を、今度は地域の未来のために活かしたい」「人の役に立つ働き方にシフトしたい」と考えている方に、まさにぴったりの環境です。
「引っ張るリーダー」ではなく、「傾聴し、つなぐ伴走者」 集落支援員に求められるのは、強烈なリーダーシップで地域を改革することではありません。地域の主役はどこまでもそこに暮らす住民自身です。 住民の方々が抱える本音や苦労に耳を傾け、異なる意見の間に入って丁寧に調整し、関係者同士を緩やかにつなぐことができる力(ファシリテーション・調整力)が求められます。 「自分の意見を押し通すのではなく、相手の話をじっくり聞くのが得意」「困っている人がいたら放っておけない」「人と人との関係を温かく取り持つのが好き」というマインドをお持ちの方を歓迎します。
雑談から関係を深め、適度に受け流せる「鈍感力」を持てる方 集落での信頼関係は、一朝一夕には出来上がりません。役員会に出席するだけでなく、日常の雑談や、草刈り・お祭りの手伝いといった現場での作業をともに重ねることで、少しずつ距離が縮まっていきます。 一方で、地域の中に入り込むと、時には行政への厳しいご意見や、地域の複雑な人間関係、解決の難しい感情に直面することもあります。そうした言葉を正面から受け止めすぎて自分一人で抱え込んでしまうと、心が疲れてしまいます。 住民の気持ちに深く寄り添いつつも、時には「まあ、焦らずやっていこう」と同時に思えるような「心のしなやかさ」を持っている方が、長く健やかに活動を続けることができます。
一人で抱え込まない。チームで支え合う安心のバックアップ体制 「集落の深い話し合いに、自分だけで対応できるだろうか」と不安に思う必要はありません。 採用後は、雇用先である「一般社団法人おいでん・さんそん」のスタッフや、先輩支援員(稲武地区出身で現場で奮闘中の西尾さん等)、そして豊田市役所・各支所の担当者が一体となって活動をサポートします。 日々の活動の悩みや現場で直面した課題は、定期的な打ち合わせやミーティングでチーム全員に共有し、知恵を出し合いながら進めていきます。専門的な知識(神社の維持管理や行政手続き等)についても、周りの経験豊富なスタッフや地域の知恵袋に相談できる環境が整っています。 正解のない道だからこそ、地域の人々と一緒に悩み、一歩ずつ前に進む手応えを感じられる魅力があります。あなたの笑顔とやる気を、豊田の山村地域は待っています。
募集要項
※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。
豊田市山村地域における住民自治組織(自治区・町内会)の機能維持に向けた伴走支援業務を行います。 集落組織の運営状況・課題の把握 人口ピラミッドや役職一覧を可視化した「集落カルテ」を活用し、集落の現在地や将来予測を住民とともに共有・確認します。 話し合いのコーディネート・ファシリテーション お役の整理・スリム化、行事の見直し、近隣集落との連携や統合などに向けた住民同士の話し合いの場に同席し、対話と意思決定をサポートします。 地域活動・現場作業への参加による信頼構築 共同草刈り、お祭り、防災訓練など集落の現場作業や行事にともに参加し、日常的な対話を通じて住民との信頼関係を築きます。 横展開と情報共有 再編や持続可能な取り組みの好事例を他地域へ横展開するための情報整理や発信を行います。 ※一般社団法人おいでん・さんそんのスタッフや行政担当者とチームを組み、定期的な対策会議を行いながら進めます。
【必須条件・スキル】 豊田市山村地域のことを知っており、集落の課題解決のための話し合いに意欲的に参加できる方 年齢:おおむね40歳以上の方 免許:普通自動車第一種運転免許を保有し、日常的に運転ができる方(山間部での移動が必須となるため) PCスキル:Word、Excelなどを活用した簡単な文書作成、データ入力、資料確認ができる基本操作スキル 理解・関心:豊田市山村地域の暮らし、歴史、風土に関心があり、地域課題の解決や話し合いに前向き・意欲的に参加できる方 コミュニケーション力:心身ともに健康で、地域住民の意見を傾聴し、誠実かつ丁寧にコミュニケーションが取れる方 対話力:感情や意見の異なる多様な人々の中でも、落ち着いて相手の話に耳を傾け、関係を調整できる方
【歓迎する経験・スキル】 農山村地域や中山間地域での生活経験、または自治会・町内会・PTA等の地域組織での活動経験 営業、接客、相談業務、対人支援など、傾聴力や対人折衝能力を活かした実務経験 会議やワークショップでのファシリテーション(進行役)経験、または意見調整の経験 地域課題(過疎化、高齢化、空き家、農業、伝統文化継承など)に関する関心や基礎的な知見 自分の意見を過度に主張せず、相手の立場に立ったアドバイスや伴走ができる柔軟性(適度な鈍感力・しなやかさ) 地域おこし協力隊や集落支援員、各種コミュニティマネージャー等の経験
月額22万5千円、賞与有り(年2回)、その他手当(時間外手当、通勤手当等一般社団法人おいでん・さんそんの規則に準ずる) ・パソコン等の事務機器は雇用主が貸与する。 ・活動の移動には自家用車を使用し、燃料費は雇用主が負担する。 ・その他活動のために必要な経費等は雇用主が負担する。 ・健康保険(協会けんぽ)・厚生年金保険・雇用保険・労災保険加入 ・副業可
雇用形態 一般社団法人おいでん・さんそん職員(市との雇用関係なし) ※豊田市で委嘱し、一般社団法人おいでん・さんそんで雇用します。 雇用期間 初年度は任用日から同年度末(3月31日)まで ※その後は、勤務状況が良好である場合、年度単位で更新 勤務時間 (原則)月曜日~金曜日 8時45分~17時15分 (12時~13時休憩、7.5時間勤務) ※土日祝日の勤務は平日で振替対応となります。 ※上記時間以外に従事する可能性があります。 休日 土日、祝日(年末年始を含む)、年次有給休暇、夏季休暇等 ※一般社団法人おいでん・さんそんの規則に準ずる。
住所
連絡先
申込み・提出 令和8年11月30日(月)の午後5時までに、Eメール、郵送(書留)または持参のいずれかの方法で、下記の書類を一般社団法人おいでん・さんそん(愛知県豊田市旭八幡町堂山432-3)へ提出。 ・豊田市山村地域集落支援員応募用紙 ・住民票の写し(3か月以内に取得したもの、コピー可) ・運転免許証の写し(表裏) ※提出いただいた書類は返却しません。 ※書類を持参する場合は、平日の午前9時~午後5時にお越しください。
11 選考方法など (1)一次審査(書類選考) 予定:令和8年12月上旬 ・応募いただいた際に提出された書類に基づき、審査を行います。 (2)二次審査(面接選考) 予定:令和8年12月中旬 ・一次審査通過者を対象に、面接による二次審査を行います。 ・希望があれば、審査(面接)日の前日(または当日)に現地を案内します。 ※なお、応募前の現地の事前確認(現地訪問など)や、二次審査(面接)に要する交通費や宿泊費などは、すべて応募者(応募希望者)様のご負担となります。
一般社団法人おいでん・さんそん
このプロジェクトの地域
豊田市
人口 42.58万人
上野津 広樹が紹介する豊田市ってこんなところ!
【ただ「居られる」という贅沢。豊田の山が教えてくれたこと】 豊田市の山間部には、地図に載らない「名もなき名所」が溢れています。あえて春に訪ねる香嵐渓の新緑。川面を泳ぐ鯉のぼりと水の音に、この地で文化を紡いできた人々の確かな鼓動を感じます。交通の要衝・稲武の活気と、隣り合わせにある雄大な自然。その不思議な調和が、訪れる人を優しく迎えてくれます。
何よりの魅力は、人々の懐の深さです。伝統を守る誇りと、移住者の新しい目線を混ぜ合わせる度量。特別なスキルがなくても「ただ、ここに居ていい」と思わせてくれる空気感は、他では得られない安心感を与えてくれます。
絵画のような風景の中で目覚め、子供と鶏の卵を拾い、夕暮れには薪ストーブの炎を眺める。そんな何気ない「営み」こそが、私にとっての最大の贅沢です。都市と山村が絶妙なバランスで溶け合うこの場所の心地よさは、言葉で飾るより、一度来ればきっとわかるはず。あなたも、この生命力あふれる静寂に身を置いてみませんか。
このプロジェクトの作成者
山村暮らし3年目。豊田市【中山間支援組織】とよた・さんそんセンターに勤めています。東京、多摩地区出身。愛媛、大阪、名古屋と転勤で移動後に「子育ての環境を求めて」豊田市山間部に移住。山村での親世代、自分世代、子世代と多世代の暮らしと地域の営みの間で奮闘中。楽天家。視野せまめ。山村に住んでいるけど海好き。