私が椎葉に住む理由 ~村民インタビューリレー~
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公開日:2021/06/28
終了日:2022/03/31

私が椎葉に住む理由 ~村民インタビューリレー~

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秘境に住むって、どんな感じ?
なぜ、そこに住むって、決めたんだろう?

きっとこのページをのぞいてくださっている皆さんが、思っていらっしゃることかと思います。

日本三大秘境の一つ、宮崎県椎葉村。
ここに住んでいる、一人ひとりのストーリーをお伝えします!

\椎葉って住みやすいの?/

こんにちは、椎葉生活3年目の池田文です。
普段は地域おこし協力隊として、主に子育て支援活動をしています。

SMOUTでは、一昨年・昨年と「椎葉の暮らし新聞」「椎葉の先生」というプロジェクトで、
椎葉の暮らしを紹介したり、焼畑や神楽面づくりなど椎葉の伝統文化に触れたい方への情報発信を行ってきました。

椎葉に来たことがない人たちに、
椎葉の環境条件だけを伝えて、住んでみたいか?と聞いたら、
たぶん多くの人の答えは、NO.
(最寄りのコンビニまで、車で1時間30分ですから。。)

それでも、椎葉に惹かれて、椎葉に移り住む人が増えています。
Uターン者がたくさんで、空き家がない地域もあります。

だから、椎葉の環境ではなくて、
今椎葉にいる一人ひとりの、椎葉に住んでいる理由を知ることができたら、
椎葉の良さをもっと伝えられる気がします。

子どものための夏祭り@夜狩内地区

子どものための夏祭り@夜狩内地区

熱い!歌謡選手権@不土野地区

熱い!歌謡選手権@不土野地区

\人の数だけ、理由がある/

今回は、「この人に聞いてみたい!」という、私の独断と偏見によって選んだ、
もしくは、みんなのおすすめ椎葉村民に、
「私が椎葉に住む理由」として、文章を書いてもらうことにしました。

一口に椎葉村民、と言っても様々なバックグラウンドの人たちがいるでしょう。今住んでいる理由も様々でしょう。

できるだけ多様な方々のストーリーに触れられたらいいな、と思っています。その中で、読者の皆さんの心に触れるところがあったらいいな、と思います。

実験のような、私の個人的趣味のような、そんな企画にお付き合いいただける方は、「興味ある」ボタンを押していただくと、追加レポートで椎葉村民の想いをのぞけます!

それでは、どうぞよろしくお願いします。

日帰り登山@大河内地区

日帰り登山@大河内地区

河原で遊ぶ子どもたち@松尾地区

河原で遊ぶ子どもたち@松尾地区

椎葉村
池田 文が紹介する椎葉村ってこんなところ!

日本三大秘境の一つ、椎葉村。
広大な村の面積の96%が森林地帯であり、残りの斜面を家や田畑として利用してきた村の人々。山で生きる知恵と相互扶助の文化が暮らしに色濃く残る地域です。

10の地区からなり、それぞれ景観、言葉、人の性格に特徴があって、合衆国のような村です。
自然の恵みを活かしながら、暮らしと仕事を成り立たせてきた椎葉の人は、たくましく賢く、器が大きいです。都会では感じにくい、「人に支えられていること」を日々実感できるのが、椎葉での暮らしです。

プロジェクトの経過レポート
2021/09/27

<case3.村で唯一のヨーロッパ出身者の場合>

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朝晩かなり涼しくなりつつある椎葉村です。

<case3.村で唯一のヨーロッパ出身者の場合>

今回は、ベルギー出身のジュリーです。

ジュリーは、英語・フランス語・日本語を話せるトリリンガル。
2020年の9月に、村内の小中学校で英語を教えるALTとして来村。そして、椎葉村での山暮らしを堪能しています。

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日本とのつながり

1970年代に日本で働いていた祖父から、私もいつも日本の話を聞いていました。
実際に初めて訪れることになったのは、10代の頃。やがて、日本のある写真プロジェクトに関わることになり、日本中を旅する機会に恵まれたのです。

私は少しずつ、日本の文化、食べ物、山々、いろいろなものが好きになりつつありました。そして2年前に、日本の言葉や文化をもう少し深く知りたいと思い、日本に移住を決めました。

最初は東京に住んでいました。都市で最高に便利ではありましたが、私向きではなくて、日本の都会暮らしにはあまり興味が持てなくなりつつありました。
そんな時に椎葉での仕事に巡り合い、山村の暮らしを体験できることになったのは、とても嬉しく、私にぴったりの出来事でした。今は日本(特に九州)をますます好きになりつつあります。


椎葉に暮らして

大都会の刺激から離れ、広大で人が少ない地域、まさに山の中に住んでいるので、日本の伝統や地域、そして何よりも穏やかな日々の暮らしを知ることができます。

毎朝私は、「今日も何か新しいことがあるだろうな~」という期待と確信に満ちた気持ちで目が覚めます。そして期待通り?いろいろな昆虫にも詳しくなりつつあります(注:椎葉にはいろいろな虫がいるのです!)。

英語を教えている小中学校の生徒たちには、焼畑の様子や、蕎麦が5000年前からどのように作られ食べられてきたかを教えてもらえます。椎葉の山々は、ハイキングにぴったりで自然を堪能できます。特に尾向地区の山々を歩くのが好きです。

私が椎葉で一番好きなところは、地域のコミュニティと残された自然の豊かさです。椎葉に来る前は運転が苦手でしたが、今は通勤中の風景に輝くものを見かけると、車を停めて「今まで見た中で一番きれいな景色、、、ここに住んでいるのが不思議だな、、。」としみじみ思うことがあります。写真は、春に扇山に登山に行った時の道です。


As my grandfather worked in Tokyo in the 70s, I always heard stories about Japan.
I started visiting the country when I was a teenager. Then, I had the chance to travel all around Japan while I was working on a photo project related to my family history in Japan. Gradually, I fell in love with Japanese culture, food, and most of all, with Japanese Mountains.

Two years ago, I decided to move to Japan in order to understand its culture and language a bit deeper. I first moved to Tokyo, but the city life, as practical as can be, was not for me. I was starting to fall out of love for Japan. So, I was really lucky to have the opportunity to work in Shiiba and discover this mountain village lifestyle. It’s the best thing that could have happened to me. And every day, my love for Japan (and now especially Kyushu) grows bigger!

To live in such a wide but scarcely populated area, literally in the middle of the mountains, far for the agitation of the big cities, is a rare chance to discover a rural Japan full of tradition, sense of community and calm. Every morning, I wake up with the certitude that I’ll learn something new! (I’m starting to be knowledgeable about insects as well!)

With the students I had the opportunity to see how yakihata is done and eat soba cooked in a 5000-year-old way. Shiiba mountains are also really nice to hike and reconnect to Nature. I especially enjoyed Hiking in Omukai area.

Community and preserved nature are the two things I like the most about Shiiba. Before coming to Shiiba, I never liked driving. But as I’m commuting here, I often stop observing the nature with a big dazzling “Wow! I can’t believe this is so beautiful! I can’t believe I live here.” That’s why I wanted to share some images of Shiiba’s roads with you.

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2021/09/22

case2.大都会東京で生まれ育った人の場合

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皆さん、お久しぶりの更新になり、すみません!

<case2.大都会東京で生まれ育った人の場合>

今回は、椎葉に来て1年くらいのフレッシュなメンバー、金子遥さんです。

地域おこし協力隊として、椎葉村交流拠点施設Katerieにて、日々利用者さんの対応や施設運営、企画などを行っている金子さん。
*椎葉村交流拠点施設Katerieは、こちらのサイトへ https://katerie.jp/

私自身もですが、外から来たからこそ、椎葉の良さがより鮮明に映るんだろうな、と思います。

(写真は、椎葉の秋の山々。利根川地区より。)

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日本三大秘境の自然

 東京出身の私が田舎暮らしに興味を持ち、移住先を調べていた時、「日本三大秘境」という言葉がたまたま目に入ってきました。そのパワフルさと壮大さに心からワクワクして、日本の秘境とはどういうところだろう、どんな人が住んでいるのだろう、どんな生活をしているのだろう、と気になって、椎葉村の紹介ページをひたすら読み漁りました。

 移住したばかりの去年の夏、どーんとそびえる険しい山々とダム湖、川の流れがつくりあげる美しい景色に感嘆しました。秋には紅葉が彩をそえて、冬には雪が降ります。やがて山桜が咲いて春の訪れを感じ、新緑や山藤はずっと見ていられるぐらい美しい。現在は、夏の眩しい光とぐんぐん育つ草の勢いも落ち着いて、あちらこちらで栗が地面に落ち始めています。

 都会で暮らしていたときは分からなかった、季節の移り変わりを目の前で楽しめることが、とても贅沢で幸せです。移住をしてから1年たった今でも、椎葉の自然の豊かな変化に驚いてばかりで飽きることがありません。


椎葉で暮らす逞しい人々

 私が椎葉に惹かれるもう一つの理由が、椎葉に暮らす人々の逞しさです。 

椎葉には日本ミツバチが生息しています。日本ミツバチは気に入る巣箱でないと入らないそうですが、椎葉の方々は巣箱の種類や置く位置を試行錯誤して、貴重なその蜂蜜を自給用として採取されており、驚きました。

 また、庭にお茶の木があり、昔ながらの釜炒り茶をつくっているおうちもあります。小屋づくりなど、集落の方たちが協力して必要なものを作ってしまうというお話も聞きます。

 こうした椎葉の人の逞しさが本当に素晴らしいなと感じます。私も自分で使うものを自分でつくる生活を送りたいと思い、畑を始めたところです。

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2021/07/31

case1.図書館を作った人の場合

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こんにちは、やっと夏らしい暑さが来ている椎葉村です。
「私が椎葉に住む理由」第一弾、お待たせしました。

<case1.図書館を作った人の場合>

2019年4月に東京から椎葉村に移住し、「クリエイティブ司書」として、日本一の図書館を作るべくばく進してきた小宮山さん。

2020年夏にオープン以来、椎葉村図書館ぶん文Bun https://lib.katerie.jp/
には、椎葉だけでなく宮崎県内外からたくさんのお客さんがいらしています。

誰よりも本を愛してやまない小宮山さんですが、椎葉を知ったのはなんとこのSMOUTだったそうです。
椎葉に惹かれた理由を今、語ります!

(写真は、「閣下」の愛称で親しまれる、上椎葉ダム)

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「田舎アピール」は聞きあきた

 コロナ禍が日本を襲う現代では空前の(?)移住ブームが起こっていて、東京や大阪などの都心部から「田舎」へ移り住む人が増えているのだという。そりゃそうである。誰だって満員電車になんて乗りたくないはずだ。もしかするとあなたも、そんな時流に乗ろうとSMOUTを巡っていて、この記事に巡りあったのかもしれない。

 そしてもしあなたが色んな「田舎」の情報を既に得ているのであれば「空気が美味しい」とか「人が優しい」とか「豊かな食」だとか、そういう文言を嫌というほど見せられたかもしれない。

 非常に嬉しいことに、日本の田舎の大多数では空気が美味しく人が優しく食も豊かだ。

 そして非常に残念なことに、日本の田舎の大多数では「それしか言うことがない」。

 だから、みんな同じ「田舎アピール」になってしまうのだ。


日本三大秘境椎葉村


 田舎暮らしをしたいとなんとなく決意しても、いざどこに住むかというとなかなか決められない人が多い。要するに「決め手に欠ける」のだ。先述のとおり、日本の田舎はどこもだいたい同じことを言っているのだからしょうがないと思う。

 かつての私も、東京からの移住先を探すためにSMOUTを見ながら、変わり映えのしない数々の田舎を次々とスクロールしていった。どこも空気が美味しく、人が優しく、美味しそうな海産物や山菜にあふれていた。

 しかし宮崎県・椎葉村は一味違った。何といっても「日本三大秘境」である。「日本三大」というだけでグッと引き込まれるものがあるし「秘境」の二文字に詰まったロマンは絶品である。「日本三大秘境」。そのことばに込められた雄大な歴史とロマンと愛の物語が僕を待っている・・・。そんな気持ちになったものだ。

 また後日こうして語ることがあれば、どんなところが「秘境」なのかを書き留められたらと思う。

とりあえず一つだけ挙げるとするならば、椎葉には人口(約2,500)の2倍程の数の鹿が住んでいるらしい。「鹿が人里に下りてくる」のではなく、「人が鹿里に上がらせていただいている」のが、椎葉のライフスタイルなのだ。これでこそ、田舎暮らしというものではないだろうか・・・。
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池田 文
椎葉村役場 
静岡県出身。埼玉県への移住の後、2019年4月より、Jターンにて椎葉村に移住しました。椎葉での暮らしで学んだこと、感じたことを皆さんに楽しく伝えていきたいです。
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