
Foodies in Recidence ~ 食と暮らしの実験室 ~
最新情報
プロジェクトの募集が終了しました。
2022/02/18"Artist in residence" のフード版 "Foodies in residence"を開催します。
食もアートであり、作品だと考えています。様々な食の専門家が集い、暮らしを共にしながら、新しいメニューを考えたり、発酵や薬草をつかった料理研究のコラボする食と暮らしの実験室。
何を作るかはメンバー次第。積極的にアイデアを交換できる方、多様な食の専門家とのコラボに関心があるメンバーを募集しています。
"Laboratory of the foodies, by the foodies, for the foodies"
芸術家が滞在しながら作品を作るArtist in residenceはあるけど、食の専門家が一緒にコラボしながら料理を作れる場ってあまりないですよね。以前からやってみたかったんです。 その名も"Foodies in Residence"。
シェフ・イン・レシデンスだと、シェフしか参加できないけど、"Foodies" の条件は、"グルメな人"であること。食に関心のある人、食べること、作ることが好きな人であれば誰でも参加できます。
いわば、"Laboratory of the foodies, by the foodies, for the foodies" フーディーたちの、フーディーたちによる、フーディーたちのための実験室です。
会場は「里山文庫」にて。 奈良県天理市の茅葺古民家をセルフリノベし、民泊をしています。 180坪のお庭には四季折々の植物が咲き、春から秋の間に咲く花を保存して酵母を起こしたり、野草茶づくりや染色にも利用しています。これらの素材は、食の実験に利用していただけます。
地元野菜や薬草、スパイスなどを使いながら、世界の民族料理や保存食の仕込み、テイスティングなどなど、多様な食の専門家たちと暮らしながら食を通じたコラボを楽しんでみませんか?
また、今後とも続けてやっていきたいので、もし地元で安く借りれる素敵な公共施設や、公民館などの調理場、キッチン付きの宿泊施設、遊休施設など、アイデア・ご提案がありましたらお待ちしています〜!


🌿 こんなひとを募集🌿
● 料理人、料理研究家 ● youtuber, instagramerなどで食について発信している人 ● 薬草、発酵、スパイスなどに関心がある人 ● ライター、編集者などで食をテーマにしている人 ● 写真、動画の編集などが得意な人 ● 独自の研究テーマ、得意分野がある人 ● 多様な分野の食の専門家とコラボしてみたい方 ※ 食に関心のある人であれば料理人でなくても大丈夫です。 ※ メンバー確定後のキャンセルはご遠慮ください。確実に3日間参加できる方を募集したいと思います。
🌿 例えばこんなテーマ🌿 ● 世界の民族料理の知恵とフュージョン料理 ● 発酵食品、薬草文化、スパイス文化 ● 野のものを使った料理 ● 台湾、沖縄、アジアのスパイス(いろいろサンプルがあります) ● テーブルコーディネート、フォトグラフィー


募集要項
2022/03/18 〜
3日間
18000円
里山文庫(奈良県天理市)
・定員:4名 ・最小催行人数:4名 ・解散場所:里山文庫(奈良県天理市) ・スケジュール: 3月19日(土) 10:00 里山文庫集合 〜 3月21日 (月・祝日・春分の日) 17:00 終了 2泊3日間 ※ ランチ 3回、モーニング2回、ディナー 2回を一緒に作ります。 ※ 何を作るかは集まったメンバーで話し合って決めます。 ※ 日本最古の古道 山の辺の道沿いで野草を採集できます。
🌿 お申し込み方法🌿 メッセージいただけましたら申し込みフォームのリンクを送ります。
締め切り:2022年2月18日(金)
応募者が4名を超えた場合は、研究内容や発信内容、将来的なコラボの可能性、参加者同士のバランスなどを総合的に考慮してメンバーを決定させていただきます。
このプロジェクトの地域

天理市
人口 6.21万人

前田 知里 @cofuniaが紹介する天理市ってこんなところ!
【山の辺の道について】 奈良市内から東大寺、石神神宮を通り、三輪山の麓にある大神神社へと通じる日本最古の道として知られています。全長26kmですが、中でも古代の面影を残す桜井駅から天理駅までの約16km(大部分が東海道自然歩道)が最も人気のコースです。
JRの駅がコース上に通っているので、気軽に里山のハイキングが楽しめることが特徴。途中に地元野菜・果物の無人販売所多数あり、地元の農産物や加工品の試食を楽しみながら歩けます。
このプロジェクトの作成者
オランダの農業大学院にて農業生態学を専攻し、アジア山岳民族の森を歩くこと10年。森の民に伝わる保存食や植物利用の知恵を学んできました。
時にはインドのジャングルに佇む農小屋で寝泊まりし、時には新疆ウイグル自治区のタクラマカン砂漠を縦断し、時には、電気水道 公共交通のないブータンの農村を泊まり歩く。 厳しい自然の中受け継がれた知恵に感銘を受ける。
帰国後、奈良県天理市の日本最古の道「山辺の道」付近に佇む古民家に出会い、こつこつセルフリノべ。里山のアトリエ「植物と暮らす実験室」をオープン。
自然と共生する生活の豊かさを広めることを目指し、現代社会で忘れられがちな自然のリズムや伝統的な知恵を再発見し、それを次世代に伝えるための活動を続けています。
山の辺の道に位置する「西山塚古墳」の麓に建つ古民家を譲り受けたことから仲間を募り、cofuniaを立ち上げました。
<これまでのイベント例> ◎柿の葉寿司作り ◎柿渋作りと古代染色 ◎奈良の薬草クラフトコーラ作り ◎台湾の発酵料理と調味料のお話 ◎アジアの植物療法とハーバルレメディー ◎野草茶と入浴剤づくり ◎スパイスとお香づくり ◎ラー油漬け豆腐よう ◎草綯いと染色 ◎パイナップル味噌づくり ◎豆豉と野草納豆 ◎茶梅づくり
<講演 & ワークショップ> ◎台湾中興大学(台中)「台日エコツーリズムシンポジウム」登壇 ◎台湾酵素グループ(南投) 発酵ワークショップ開催 ◎宇陀松山薬草発酵博覧会 「暮らしに薬草を取り入れるアジア植物民族の知恵」 ◎はならあと「生薬の入浴剤作り」 ◎奈良県立大学「実践型アートマネジメント人材育成プログラム CHISOU」 ◎天理参考館「スパイス香」 ◎醸しカフェ「台所漢方〜キッチンファーマシー」
<執筆> ◎Asian Foodlore Magazine ◎農藝ハンドブックvol.1種を播く(あらたま農藝舎) 「台湾のオーガニックと在来種を訪ねて 」 ◎農藝ハンドブック vol.2 山と生きる(あらたま農藝舎)「アジアの杜の民の知恵 ~照葉樹林文化の記憶を訪ねて~」 ◎自然と農業(木香書房)
<里山文庫掲載> ◎エルマガジン 「奈良本」 ◎天然生活 2022年11月号