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- 子どもの「やってみたい!」を思いっきり応援したい人募集【長期インターン】
子どもたちの「やってみたい!」を全力で応援したい人を長期インターンとして募集しています。
業務(例):
①あわくらみらいアカデミースタッフ
月1回程度開催されているイベントの企画伴走、当日スタッフ
(これまでのあわくらみらいアカデミー)
・綿花から自分で糸をつむいでみる!
・竹を切って竿を作って魚釣り
・自分たちでつくるクリスマスパーティー
・やってみたいことをとことんキャンプ
②拠点事業
図書館・生涯学習施設であるあわくら会館で放課後の時間を充実させる。
・アナログゲーム・ボードゲームの場をつくる
・小・中学生が自分たちでつくるカフェの伴走
③教育コーディネーター業務
幼稚園・小学校・中学校の地域学習のプロデュース、サポート
・学校林での学習
・地元の伝統行事を知る
概要
期間:1か月半~(事情がある場合は応相談)
滞在:宿舎(シェアハウス)を提供
(交通費・生活費は自己負担でお願いします)
待遇:無給、インターン保険加入
業務:Nest活動のサポート、事務作業、子どもの学びに関する自主プロジェクトの実行(応相談)
条件:普通自動車免許をお持ちの方(お持ちでない場合は、坂道を自転車で通える方)
審査:ご連絡いただき、お互いのマッチングのために履歴書類をお送りいただいたのち、面談をいたします。
子どもたちの「やってみたい!」を叶えるには、カッコいい大人が必要です
西粟倉村の豊富にある「自然」「文化」「産業」の地域資源を活かしながら、またときには村外の人たちの力も借りながら、一般社団法人Nestでは、日々子どもたちの「やってみたい!」を応援しています。
学校教育の面でも、社会教育の面でも子どもたちと話しながら、なにか兆しがないか探しています。また、「面白いこと」をたくさん経験を積むことでどんどんと自分のやりたいことがはっきりしていくことをねらいに、世界を広げるようなイベントや取組を仕掛けています。
西粟倉村の方々は「子どもたちは村の宝」といつもおっしゃっています。その言葉通り、子どもたちの活動を「やってみん!(やってみなよ)」と応援してくれます。おかげさまで子どもたちだけで企画・申請・調理・販売を行なう「やってみんCAFE」や「馬で登校してみたい!」という願いを実際にかなえることができました。
ここで挙げたのはほんの一例ですが、もっと多くの子どもたちの「やってみたい!」を応援していきたいと考えています。一人ひとりのやってみたい!を叶えようとすると、どうしても時間がかかります。やりたいことを聞いて、どうやったらできるかを一緒に考えて、叶えるための準備をしてもらい・・・。こちらですべてお膳立てしてやることよりも、さらに時間と労力がかかります。
子どもたちの「やってみたい!」の応援をしたい!というカッコいい大人がもっと手伝ってくれるようになったらと思って、プロジェクトを立てました。
子どもたちのカフェ「やってみんCAFE」
馬で登校したい!の実現
↓こんな人にオススメ↓
〇子どもと楽しく接しながら、いかに学びが起こるかを考えている
〇地域が持続可能になっていくために学びが重要だと思っている
〇「やってみたい!」を叶える学びをプロデュース、という言葉にピンとくる
〇岡山県西粟倉村に関心がある
子どもと一緒に看板づくり
料理人のなりたい!を応援
\ 栗拾いから始まる!モンブランづくり@あわくらみらいアカデミー /
秋ですね!秋と言えば栗!栗と言えばモンブラン!ということで、2週にわたってモンブランづくりを行ないました。今回地域のユニークな講師としてお呼びしたのは、パティシエの小林祐太さん。12月にオープンを目前に控えた「にしあわくら小林菓子店」のオーナーでもあります。小林さんは2017年にUターンで西粟倉に来た生粋のにしあわくらっ子です。
10月8日に1回目。この週は材料の栗拾いの回です。お二人の地域の方から「うちの庭にある栗拾っていいよ」と子どもたちのために快くお庭を開放していただきました。高学年組と低学年組で分かれ、保護者の方たちもせっせと栗を拾っていきます。
目標は、モンブランを人数分作るのに必要な1.5㎏の栗。モンブラン1個あたり栗が75g必要なので、参加者1人あたり10個程度拾う必要があります。、ときには木のぼりに挑戦しながら、大人も子どもも真剣に拾い、2か所合わせて見事2㎏強を獲得できました。
栗拾い終了後は小林さんのキャリアのお話。なぜパティシエになったのか?についてお話いただきました。栗の講義もしていただき、実際にフランス産の栗の瓶詰を見せていただきながら栗と一言で表せども西洋グリ、日本グリ、中国グリ、アメリカグリといくつか種類があることなどを説明していただきました。
そのあとに、栗の鬼皮をむいてゆでこぼしを行ない、クリーム作りの下ごしらえをして次週のモンブランづくりに備えました。参加者全員でもくもくと皮をむいていきました。ときおり虫食いを見つけてはあがる悲鳴は、市販ではなく自分たちで拾った証。どんな風にモンブランになっていくのか、楽しみにしながらこの日は解散しました。
翌週の10月18日。いよいよモンブランづくりです。小林さんのご厚意でオープン前の小林菓子店のキッチンをお借りして開催しました。子どもたちも店内のワクワクするような仕掛や大きなオーブン、ピカピカのショーケースになんだかソワソワ。
いろいろなお菓子作りの工程も体験してもらいたいと小林さんに工夫をこらしていただき、今回はただ栗のクリームをスポンジにかけるだけではなく、下にはさむメレンゲやジャムを丁寧に教えていただきながら代わる代わる全員で作っていきました。
子どもたちからは、「パティシエさんってケーキを作るのにこんな道具をつかうんだ」「モンブランといえばくりが詰まっているイメージでずっといたけど、メレンゲやジャムを使うことに驚いた」「栗の種類によって味わいはどう変わるんだろうな~と考えてました」「パティシエという仕事って大変だけど楽しそうだな~」などの声が。
「形はぐちゃぐちゃでもいい。とにかくやってみるっていう体験が大事!」と小林さん。
本物の機械や道具、本物のパティシエを実際に見て、聞いて、触れて、とにかくやってみせてくれて、とても濃く豊かな学びになっていました。
小林さん、素敵な学びをありがとうございました!モンブランも店頭に並ぶかも?小林菓子店は、12月3日オープン予定です!
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小林菓子店公式Instagram
https://www.instagram.com/kobayashi_kashiten/
小学生が0からカフェをつくる
小学生が自分たちでカフェをつくる「やってみんCAFE」も4回目の開催になりました。
夏休み前から準備をしたかいもあって無事に目標数を完売できました。
「米粉のクッキー」「ホケミ(ホットケーキミックス)のクッキー」「水出しコーヒー」は前日から仕込む気合の入れよう。加えて、今回「まっちゃシェイク」の提供にも挑戦しました。
スタッフは、やってみんCAFE初期から継続して参加している”ベテラン”の子たち。運営方法や接客スタイルもどんどん試行錯誤してアップデートしているなあと感じました。
実際、ご来店くださったお客様からは「コーヒーが今までと比べると良くなっとるな!前はムラがあったけん」「このクッキー、デパートで売ってるやつと変わらないぐらい美味しい!」などの声をいただきました。
これまで伴走してきたNestスタッフも、準備段階には「原価計算が40分で終わってる…!すごい…!」と驚き、当日も「なんか接客の声が前と比べると大きくなってる!」「大人が誘導しなくても考えながら動いてる!」など、著しい成長に感動の声が続出しておりました。
子どもたちの振り返りでも「ちゃんとあいさつできた」「次はロゴを作ってみたい」「色んなカフェをめぐって勉強してみたい」「やってみんCAFEで考えることが好き」「またやりたいと思った!」など前向きな意見が多数。次もやる前提で話を進めているのも、たくさん考えながら動いていることや、これまで回数を重ね自信がついてきた証拠だなと感じました。
たくさんの成長をいっきに見ることができた今回のやってみんCAFE。
次回はクリスマスの時期に行う予定です!こうご期待!
ベテラン小学生カフェスタッフがおくる!やってみんCAFE準備中!
9月24日(土)の西粟倉村の文化祭での出店に向け、今回5回目になるやってみんCAFEも着々と準備を進めています。参加している子は、何回もカフェを開催した「ベテラン」。
夏休みに入る前から準備スタート。コンセプトやメニュー決め、試作、保健所への連絡などを自分たちで進めていきました。
試作ではクッキーを何種類かの材料で分けて作成し、自分たちで試食して比較。「たくさんのお客さんに美味しいと言ってもらえそうなのはどれだろう?」を考えました。
試作段階ではオムライスにも挑戦。半熟にするにはどうしたらよいかを動画を見ながら実験し、途中スタッフ今井の提案でフライパンの上で布巾を卵に見立ててオムライスの形にまとめる練習もしてみつつ、失敗を繰り返しながら探究していきました。実際にカフェで販売されているオムライスの画像と自分たちが作ったものを見て比較。「あれ、美味しそうなオムライスにはどれも緑のパラパラ(パセリ)が上に乗ってる!」などの気付きもありました。本番当日ではコロナ感染拡大の懸念から、テイクアウトのみになり、残念ながら販売を断念しましたが、次回以降の糧になる経験が積めたと思います。
試作を経て、作るものが決まってきたら当日や前日準備のスケジュールを決めたり、集客のためのチラシをデザインをしました。
チラシ作成中は「ほっとする」「安心できる」というコンセプトをもとに、キーワード検索してみて出てきたデザインの共通点を洗い出します。「やさしい色」や「手書き風」、「写真を大きく使っている」、「シンプル」など、うーんと唸りながら頭をしぼります。
「チラシを見た人はどんな情報が欲しい?」「100%自分の好みではなく、コンセプトに沿ったデザインとは?」を考えながら、試行錯誤してもらいました。
子どもたちの学びに伴走していくうち、「その子のストレッチゾーン(伸びしろ)がどこにあるのか」「社会に出していいものかどうかの基準をどこに設定するか」を見極めるのはスタッフ側にも考え方に差があり、すり合わせながら伴走しています。
成長時期や求めるポイント、到達点に「これ!」という正解がないのでつくづく難しいと感じています。子どもたち一人一人にじっくり向き合うこと。スタッフも考えながら、伴走していくことが大事ですね。
やってみんCAFE準備は残すところあと数回。新メニューもありますのでご期待ください!
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岡山、兵庫、鳥取の県境にある西粟倉村。鉄道も高速道路も通っていて、交通の便がよい土地にあります。参勤交代が行われていた時代からいろいろな人が寄っていく街道沿いにあったこともあり、移住者や来訪者への歓迎が自然に行われています。
村の面積の9割以上が森林におおわれていて、吉野川の源流や田んぼなど里山の風景が広がっています。先祖が代々植えてきた木々を100年単位で活かしていく「百年の森林構想」から始まり、「環境モデル都市」「バイオマス産業都市」「SDGs未来都市」に選定されています。
地域で起業をする「ローカルベンチャー」発祥の地ともいわれ、地域のなかで自分がやってみたいことを生業として仕事をつくっていく人が多くいます。新しいことが常に始められていて、人口の1割強が移住者ということもあり、若い世代も徐々に増えてきています。
Nestは、西粟倉村を学びの場としてプロデュースしていきます。地域をフィールドに学びの機会をつくり、子どもたちはもちろん、保護者、地域の方、先生たちをサポートし、一緒に行動するパートナーです。
子どもたちとは、西粟倉村に暮らす子どもたちに加えて、将来的に移住する未来の子どもたちも含みます。
それぞれに自分らしさを大切に育んでいってほしいと願い、子どもたちの近くで活動していきます。
地域には子どもたちにとっての学び場が豊かにある。
西粟倉村とその周りには自らの意志に基づいて暮らしをいとなむ大人たちが多くいます。
Nestは彼らと一緒に子どもたちの学びの機会をつくっていきます。
幼少期には、地域のいろいろなところに飛び出してみて「おもしろい」と感じる機会を。
小学生には、見聞きを通じて「おもしろい」を掘り下げてみて、自分にとっての意味を考える機会を。
中学生には、人と一緒に「おもしろい」を形にしてみて、将来について想像する機会を。
その先には、人が「いきいき、のびのび」と生きていける社会がある。
自分らしさは、大人や先輩・後輩、同世代との関わり合いの中で形成されます。
様々な経験をしながら個性を育み、社会に出た人が、将来的に愛着を感じて地域を支える人になる。
そして地域が続いていく。
そんな未来を想像しながら、まずは西粟倉村の子どもたちが胸を張って15歳の春を迎えられるように、
子どもたちの「らしさ・まなび・みらい」をひらく活動を行っていきます。
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