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\オンライン移住相談 受付中です/ゆくゆくは自給自足したい・・・と思っている方、まずはオンラインでお話ししてみませんか?
第1弾のプロジェクト【自給自足暮らし×ホームスクーリング】ですが、予想以上の反響をいただきました。ありがとうございます。ここ1ヶ月、様々なご家族と移住相談でお話しをしたときに、よく聞かれた質問が3つあります。
『自給自足の暮らしって本当にできる?』
『収入はどうしている?』
『ホームスクーリングってどんなことしてる?』
そもそも「田舎には仕事がない」という見方が一般的です。「お金がないと暮らせない」という見方もだいたい間違っていません。そうなると田舎で暮らすことは、難しいんじゃないか・・・と誰もが思ってしまいます。単純にお金をたくさん稼ぎ、それを消費する生き方をしたいなら、田舎は不向きな場所です。
でも田舎だからこそお金に頼らない生き方ができます。食べるものや暮らしに必要なものを自分たちの手でつくる自給自足の暮らしだからこそ、多くのお金は必要ないのです。
そして日本ではまだ馴染みのうすい「ホームスクーリングやアンスクーリング」を実践してみて、私たちが感じた良さをお伝えすることで、学び方の選択肢があるということを知っていただけたらと思います。
「自給自足の暮らしをしたい」「子どもたちを自然の中でのびのびと育てたい」「自然と共に地に足をつけた暮らしがしたい」でも、できるのか不安もあるし、いきなりは無理かな・・・と感じているご家族に向けて、少しでも私たちの体験やアドバイスがお役に立てたら嬉しいです。
これからの暮らし方や生き方を模索している方、お金に頼らない生き方や教育に関心がある方、まずはオンラインでお話ししてみませんか?
【自然と共に暮らし、お金に頼らない生き方】
ー仲間同士で助け合う自給自足の暮らしー
なるべく機械(燃料)や購入農資材を使わず、自家採種した種で、お米や麦といった穀物や様々な野菜を育てることで、ある程度の食材は手に入ります。果樹を植え、原木で椎茸を育て、鶏やミツバチを飼い、川で鮎や蟹を捕り、狩猟で肉を得る。これらも自分たちで営むことで、多くの恵みを得ることが出来ます。それらの食材を元に、漬物を漬け、味噌を仕込み、煮たり干したり、加工品や保存食をつくることで、食卓はさらに豊かになります。それら生きるための労働すべてが、自給自足の基本になります。
ひと家族だけでの自給自足は、家族みんなで取り組んでもそれなりに大変です。でも同じ価値観を持った家族が集い、大人も子どもたちも一緒になって、それぞれができることを助け合うことで、自給度合いはもっともっと上がります。種や苗の交換をしたり、たくさん採れた作物があれば皆で分け合い、お裾分けをする。田植えや稲刈り、家づくりなどの大仕事は、皆で力を合わせれば、たのしくやり遂げることができます。
今後ますます混乱が予想される社会を想定すると、お互いが得意なことを活かし、不得手な部分はみんなで助け合い、お金に頼らず贈与や交換などで支え合えれば、これほど安心感のある豊かな暮らしはないと思っています。
全てが未経験であっても、家族全員が本気で自給自足に取り組み、学び、実践し、仲間同士で教え合い、助け合うことで、どんどんできることが増えて、自給自足が進み、子どもたちの生きる力と健やかな未来を、みんなで育むことができると信じています。
ー里山ならではの山仕事ー
現在、日本ではお金をまったく使わずに生きることはできません。税金や社会保障費に車両維持費と、そもそも自給することが困難な出費もあります。そのため、自給自足という生きるための労働だけでは、生活を成り立たせることは出来ず、最低限の稼ぐ労働が必要となります。
このときに一番難しいことは、生きるための労働の時間が、稼ぐための労働の時間に取られるという事です。稼ぐための時間が少なくてすめば、生きるための時間が増えます。そして稼ぐための労働が、生きるための技術や経験につながるものであれば、自給自足の暮らしがさらに進みます。
暖房や調理に薪が欲しい、小屋を建てたり家の修繕のDIY用に材が欲しい、椎茸栽培用に原木が欲しい、と里山での自給自足においては、木を伐ることで得れるものは多いです。多くの農作業は春から秋が忙しく、木を伐る適期は冬にあります。そもそも里山は森林に囲まれており、稼ぐ労働として林業を選ぶことは、里山での自給自足の暮らしにおいて、必然といっても過言ではありません。昔は集落の殆どの人が、半農半林を営んでいたことに納得です。
山仕事には、様々な種類の仕事があります。その中でも、木を伐ることが一番の基本であり、ずっと必要とされる技術です。木を伐ることは、実はかなり危険で、知的労働です。逆に言えば、未経験でもきっちりと勉強をし、実践につなげて学習をしていけば、安全に木を伐ることができます。林業は技術職であり、しっかりと取り組み、技術を高めることで、ある程度の賃金を確保することもできます。そうすれば稼ぐための時間も減らせることができます。
私はフリーランスで林業に携わりながら、初心者に木の伐り方を教える仕事もしています。未経験であっても、木の伐り方をきっちり学び、一緒に山に入り、実践をしていくことで、徐々に山仕事ができるようになります。それは里山での自給自足の暮らしととても親和性が高く、稼ぐ労働の基礎にもなります。
新米たのしみだなーと、稲架掛けをする長男
お兄ちゃんにくっついての麦踏み
【深い学びのアンスクーリングによる子育て】
今日は何を学ぶのか、子ども自身が決めて行動する。鳥の絵を描く日、興味ある分野の本を読む日、地図を眺めて国の成り立ちや文化を調べる日、サッカーボールを蹴る日、折り紙を折ったり工作をする日。収穫作業があったり、加工品をつくる手伝いをする日。毎日の日課として、朝起きて鶏の世話をする、小さな薪をつくる。食事の準備は家族全員で行い、自然からの恵みに感謝し、つくってくれた人に感謝する。挨拶をし、感謝の気持ちを伝える。そんな日常の積み重ねが、アンスクールによる子育てです。大人たちの自給自足の暮らしをそばで見て、体験することは、子どもたちの生きる力に直結します。
日本では、まだまだアンスクーリングという単語を聞く機会が少ないかもしれません。しかしコロナ禍により、日本でもオンラインによるホームスクーリングが実施され、今後その動きは増えていく可能性が高いと考えています。
アンスクーリングとは、カリキュラムを決めないで、子どもが自身の興味ある分野を、自主的に学ぶという形です。古生物に興味を持てば古生物の図鑑や関連本を用意し、鳥に興味を持てば図鑑と関連本のほかに双眼鏡を用意したり。子どもが自ら選んだ分野を学ぶための環境を整えてあげることで、自主的に深い学びを行っていきます。自主的であるからこそ、学びの吸収力は桁違いです。その深い学びを行う兄弟姉妹や友だちを見ることで、子どもたちがそれぞれの学びを更に深めていく。これが自由な学びの良さだと考えています。学びが自由な一方で、子どもの自律性を育むための「しつけ」は重要だと考えています。これら子育てに関する価値観も、親同士が話し合いながら共有してくことで、子どもたちをみんなで育てることにもつながります。
羽根で絵って描けるの?と、鶏の羽根の先を削ってペンをつくる。
田んぼの草つき。木の田車のメカニズムを教わる。
・・気になること、なんでも、オンラインでお話ししましょう・・
\こんなご家族をお待ちしています!/
・自給自足の暮らしを目指したいご家族
・お金に頼らず、暮らしを自分たちの手でつくりたいご家族
・お互いに支え合い、助け合う暮らし方に共感できるご家族
・子どもたちの生きる力や健やかな未来を願うご家族
・ホームスクールやアンスクーリングに興味があり、同世代のお子様がいるご家族
\スムーズに暮らしが移行できるようサポートします!/
1)Zoomによる移住相談
プロジェクトに興味のある方、人生の方向性を考えている方、何かきっかけをつかみたい方など、ここへ移住するしないにかかわらずオンラインによる移住相談を受け付けています。ご希望の方は「応募したい」ボタンから気軽にお問い合わせください。
2)現地訪問
オンラインでお話ししてみて、より興味を持っていただいたご家族には、現地を見に来ていただいています。集落の雰囲気や、私たちの暮らしの場を見ていただくこと、地元の方と話しすることで、感じることや見えてくることもあると思います。
3)土地や空き家の紹介、手続きなどのサポート
プロジェクトにご賛同いただき、移住の決断をされたご家族に、物件の紹介をしていきます。その際の大家さんとのやり取りや契約含めた手続きなどをサポートします。
4)自給自足の暮らしに移行するためのサポート
自給自足にあった農のアドバイスや、この地域にむいている品種選び、獣害対策、作付け計画などのサポートします。仲間同士で在来種の種や余り苗を分け合ったり、田植えや稲刈りなど季節ごとの大仕事は、みんなで一緒にしましょう!
5)共同ホームスクーリング、アンスクーリング
子どもたちの興味の分野が同じであれば、一緒に学び合うこともできます。また、餅つきに味噌づくり、田植えや稲刈り、釣りや大工仕事に糸紡ぎなど、手作りの暮らしの中で子どもたちがやってみたいこと、興味のあることは大人も子どもも一緒にやりましょう!
6)収支の立て方のサポート
生活の支出とそれに対する収入の作り方のアドバイス。山仕事への関わるためのサポート。その他の収入の一部になるような仕事をご紹介します。
ご縁ある方とつながり、近くでご一緒できること心よりたのしみにしております。
\私たちが暮らす集落はこんなところです!/
紀伊半島の南に位置する「熊野」と呼ばれる地域にある里山の小さな集落です。白浜空港から車でおよそ45分。田畑と家々の距離が程よく、川から山に田畑にと風が抜けとても気持ちがいい場所です。
年間降水量は多く、水の豊かな地域で100mm/h くらいの雨であればびくともしません。標高は100~150m程。津波の心配もありません。
比較的温暖な気候ですが、山の中なので寒暖差は大きく、冬はマイナスになり雪が降る日もありますが、年間を通して露地で野菜の栽培ができます。寒暖差のためか、水質のためなのか「ここのお米はおいしい!」と評判です。
限界集落でもあり、世帯数は約20世帯。70代、80代のおばあちゃんが多いですが、今でも田んぼや畑をしながら、梅干しや味噌など季節毎の保存食なども手作りしています。
「あの木の花が咲いたら種を蒔く時期だね」「雲があっち向いて流れてるから明日は晴れるね」など、自然をよく観察し活かしていく里山の知恵が今も暮らしの中に息づいています。
〇Instagramアカウント:jikyu.homeschooling
ホームスクーラーの日々を綴っています。
採れたてトウモロコシを生のままがぶり。あまい!
秋の里芋畑。お兄ちゃんの膝の上に座ってお話し中。
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和歌山県は、日本最大の半島である紀伊半島の南西部に位置し、面積の8割を山地が占め、地形は南北に長く、海と山に恵まれ、エリアごとに気候や特色が異なります。
和歌山市など県北部は年間を通じて天気や湿度が安定しており、降水量も少なくなっています。一方、本州の最南端にあたる串本町がある県南部は、降水量の多い地域もありますが、日照時間が長く、夏は比較的涼しく冬は暖かい傾向がみられます。
温暖で雨が多いため樹木がよく育ち、広大な森林に覆れており、和歌山県の古い国名である「紀の国」は、「木の国」から転じたものともいわれ、林業も盛んです。
古代から人々に親しまれた山々なども多く、多様な生物が生育・生息し、深い森や滝、巨石、大木など、自然物に対する信仰が発展してきました。紀伊山地は、神話の時代から神々が鎮まる特別な地域と考えられており、起源や内容を異にする「熊野三山」「高野山」「吉野・大峯」の三つの霊場とそこに至る「参詣道」が生まれ、都をはじめ各地から多くの 人々が訪れる所となり、日本の宗教・文化の発展と交流に大きな影響を及ぼしました。
3.11をきっかけに、2011年東京から紀伊半島の南、熊野地方の山の中にある約20世帯の小さな集落に移住。夫・妻・ホームスクーラーの子どもたち(10歳・6歳)とともに、紀州犬と鶏10羽を飼い、田畑でお米や野菜を育て、山の木を伐り薪をいただく自給暮らしを実践中。
東京での仕事は、夫:経営コンサルタント、妻:ベンチャー企業の財務経理部門。未経験からのスタートでしたが、今では種を継ぎながら無農薬・無肥料でお米・麦・雑穀・豆・野菜など、年間を通して約100種類ほど育てています。夫は冬季のみ山師(木こり)をしています。
〇大人も子どもも自然とともに暮らし、つくり、食べ、遊び、学び、笑い、助け合い、みんながのびやかに健やかに生きていける「場」をつくっていく仲間を募集中です〇