助け合い協力し合う【自給自足×ホームスクーリング】自然と共に永続的な暮らしを子どもたちと!
働く・住む
公開日:2023/01/20
終了日:2025/03/31

助け合い協力し合う【自給自足×ホームスクーリング】自然と共に永続的な暮らしを子どもたちと!

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ここは紀伊半島の南に広がる熊野地方。中心街から車でおよそ20分、緑豊かな山道を抜けた先にある里山の小さな集落で私たち家族は暮らしています。

3.11を機に東京から移住し、夫・妻・ホームスクーラーの子どもたち(10歳・6歳)とともに、紀州犬と鶏8羽を飼い、田畑で米や麦・野菜を育て、山の木を伐り薪をいただく自給自足の暮らしを実践中です。畑仕事や大工仕事などまったくの未経験から始めたこの暮らしも、家族で協力しながら、子どもたちとともに育ちながら、集落の方たちに教えてもらいながら、自給スキルを少しずつ身につけてきました。

長男は、小学校に在籍しつつも通学せずに家で学ぶ「ホームスクーリング」を選択しました。子どもたちは、田畑があって、森や川があって、さまざまな生きものがそばにいて、自然とともに暮らしながら、遊びながら、毎日やりたいこと思いっきりやって、いきいきと学んでいます。

そんな子どもたちの姿を見て、同じ想いを持った数家族が近くで暮らし、それぞれが自給しながら支え合い、同年代の子どもたちで一緒に学んだり、遊んだり、みんなで子どもを見守ることができたら、とても豊かでたのしいだろうなと思うようになりました。

ちょうど自給自足の暮らしにぴったりな物件も出てきたということもあり、これを機会に仲間を募集しよう!と、今回SMOUTにプロジェクト募集させていただきました。

子どもたちの健やかな未来を、家族と仲間と紡いでいきたいと願っています。暮らしを自分たちの手でつくり、仲間で助け合い、自然の中で子どもたちにのびのびと健やかに育ってほしい、そんな想いをお持ちのご家族をお待ちしています!!

変化に振り回されず、何があっても大丈夫でいたい。

― 自給自足暮らしのきっかけは危機感 ―

2011年に発生した東日本大震災。当時はスーパーから食品が消え、放射能の影響を考えると、何を食べていいのかもわからない状況。自分の命を支えている食糧が、他の人の手に委ねられすぎていると気づいて危機感を覚えました。

変化に振り回されず生きていきたい。子どもたちの未来を考えると、何があっても大丈夫でいたい。まずは自分たちが食べるものは自分たちの手でつくろう、安心して子育てできる場所を探そうと移住を決めました。

― 支え合う暮らしの安心感 ―

東京での仕事は夫は経営コンサルタント、妻はベンチャー企業での財務経理でした。畑も田んぼも大工もまったくの未経験。仕事での経験はここでの暮らしには役に立たず“生きる力”のなさを痛感しました。

集落のお母さんたちや先輩移住者から、種を蒔く時期から、収穫した野菜のおいしい食べ方、保存の仕方、道具の使い方、野草を使ったお手当てなど、生きるために必要な知識や知恵をたくさん教わり、機械を貸してもらったり、種を分けていただいたりと随分助けてもらいました。

私たち夫婦は、人付き合いがあまり得意ではありません。でもここへ移住してきてから“いつもおおきによ(ありがとう)”といった集落の中でお互いに支え合う、分かち合う暮らしがあたりまえになりました。そんな日々の暮らしは、都会生活で隣に住んでいる人も知らないという希薄な関係の中で生きるよりも、人と人との深いつながりが感じられ、とても豊かで安心感があります。

― 暮らしがしごと しごとが遊び 遊びが学び ―

子どもたちは一年を通して、田畑でお米や野菜を育て、収穫したものを一緒に調理し、自然の恵みに感謝し、おいしいねと家族で食卓を囲みます。そして調理できなかった皮や根っこ、刈った草は畑に戻し土をつくり、収穫した種を保存してまた次の年に種をまく。そんな自然の循環にそった暮らしを積み重ねています。

斧で薪を割る、火を熾す、ノコギリで木を伐る、鶏のお世話をする、魚をさばく、草木で染める、わらを綯う。日々の暮らしがしごとで、子どもたちは時にしごとが遊びになったり、遊びの中から学んだり、しごとも遊びも学びも境のない暮らしは、生きる力そのものだと感じます。子どもたちは、ともに学び、考え、体験し、暮らしを一緒につくっていく小さな仲間という存在です。

自然の中で、時間の制約なく、自分のやりたいことをぐんぐん吸収していく子どもたちの姿は、のびやかに育つ植物のよう。自然に沿って、自然とともに暮らすことの愉しみや、しあわせを感じてもらいたいと願っています。

たくあん用の大根を収穫。「左に回すと抜けやすいよー」と隣のお母さんに教えてもらって早速実践。

たくあん用の大根を収穫。「左に回すと抜けやすいよー」と隣のお母さんに教えてもらって早速実践。

「おにいちゃん、あの鳥なあに?」今日は、野鳥図鑑と双眼鏡もって野鳥の観察。

「おにいちゃん、あの鳥なあに?」今日は、野鳥図鑑と双眼鏡もって野鳥の観察。

大人も子どもも みんなが安心して心地よく生きていける「場」に

ひとりでは自給自足は難しい。家族や仲間など誰かと協力しなければ自給自足の暮らしは成り立たちません。家族で暮らしのしごとを分担し、仲間で協力し助け合うことは大切だと思います。

種の交換をしたり、たくさん採れたり、採れなかった作物があれば、それぞれ分け合う。小屋を建てたり、田植えや稲刈りなどパワー不足だと感じる部分は、力を出し合う。

今後ますます混乱が予想される社会を想定すると、お金に頼らず、お互いが得意なことを活かし、不得手な部分はまわりと助け合い、分け合うことや交換などで支え合えれば、これほど安心感のある豊かな暮らしはないと思っています。

同じ価値観をもつ家族が集い、大人も子どもも自然と共に暮らし、つくり、食べ、遊び、学び、笑い、みんなが安心して心地よく生きていける「場」になっていけば嬉しいです。

畑でかぶとむしを見つけたよ!

畑でかぶとむしを見つけたよ!

ご近所さんからいただいた無農薬みかんで、ジュースづくり。

ご近所さんからいただいた無農薬みかんで、ジュースづくり。

私たちの暮らしの場にあそびに来てみませんか?

〇こんなご家族をお待ちしています!

・子どもたちの健やかな未来を願う方
・自給自足の暮らしを目指したい方
・暮らしを自分たちの手でつくりたい方
・お互いに支え合い、助け合う暮らし方に共感できる方
・ホームスクールやアンスクーリングに興味があり、同世代のお子様がいるご家族

〇スムーズに暮らしが移行できるようサポートします!

1.)土地や空き家の紹介、手続きなどのサポート
2.)自給自足の暮らしに移行するためのサポート(種分け、品種選びや獣害対策、作付け計画など)
3.)共同ホームスクーリング、アンスクーリング
4.)収支の立て方のサポート(生活の支出とそれに対する収入の作り方のアドバイスなど)

【まずは一度お話ししませんか?】

自給自足の暮らしをしたい!と思っても、仕事や収入は?どこでどうやって始めたら?まずはどうしたら?など、心配なことや気になることは人それぞれあると思います。

少しでも興味のある方、人生の方向性を考えている方、何かきっかけをつかみたい方、まずは一度お話ししませんか?

自給自足の暮らしやホームスクーリングのことなど、実際に来て見ていただけると雰囲気がつかみやすいと思います。もしよかったらぜひ一度お越しください。オンラインでの移住相談も承ります。

「興味ある」もしくは「応募したい」ボタンから気軽にお問い合わせください。
※移住相談したい、ちょっと聞きたいことがある、都合が合えば行ってみたい!など、メッセージをやりとりされたい方は、「応募したい」ボタンを押してください。

ご縁ある方とつながり、近くでご一緒できること心よりたのしみにしております。

〇私たちが暮らす集落はこんなところです!

紀伊半島の南に位置する「熊野」と呼ばれる地域にある里山の小さな集落です。白浜空港から車でおよそ45分。田畑と家々の距離が程よく、川から山に田畑にと風が抜けとても気持ちがいい場所です。

年間降水量は多く、水の豊かな地域で100mm/h くらいの雨であればびくともしません。標高は100~150m程。津波の心配もありません。

比較的温暖な気候ですが、山の中なので寒暖差は大きく、冬はマイナスになり雪が降る日もありますが、年間を通して露地で野菜の栽培ができます。寒暖差のためか、水質のためなのか「ここのお米はおいしい!」と評判です。

限界集落でもあり、世帯数は約20世帯。70代、80代のおばあちゃんが多いですが、今でも田んぼや畑をしながら、梅干しや味噌など季節毎の保存食なども手作りしています。
「あの木の花が咲いたら種を蒔く時期だね」「雲があっち向いて流れてるから明日は晴れるね」など、自然をよく観察し活かしていく里山の知恵が今も暮らしの中に息づいています。

〇Instagramアカウント:jikyu.homeschooling
ホームスクーラーの日々を綴っています。

移住してまず最初に「お風呂とトイレ」棟を建てました。次の目標は、ドームハウスをセルフビルドすること!

移住してまず最初に「お風呂とトイレ」棟を建てました。次の目標は、ドームハウスをセルフビルドすること!

農薬や肥料を使わずお米・麦・穀物・野菜など年間約100種類ほど育てています。

農薬や肥料を使わずお米・麦・穀物・野菜など年間約100種類ほど育てています。

\自給暮らし×ホームスクーリング/
プロジェクトの経過レポート
2024/10/04

*もう一組、京都からご家族が移住されてきました!*

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8月末に京都から一組のご家族が移住されてきました!
ご両親と8歳・5歳の兄妹の4人家族です。

移住してこられて、早1ヶ月。畑を耕し、種を蒔き、棚を作ったりお家を整え、鶏の雛を迎え入れ、今は鶏小屋を建てる準備を始めています。

子どもたちも、お父さんお母さんと一緒に畑のお手伝いやひよこのお世話をしています。そして子ども同士で木の上に秘密基地を作ったり、日が暮れて暗くなるまでめいぱい遊んでいます。

写真はその秘密基地。3人の子が隠れているのがわかりますか?居心地をよくするため、手縫いでクッションまで製作してました。
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オンラインでの移住相談をおこなっています。
自給自足やホームスクーリングのことなど、今すぐ移住ではなくとも、質問したいこと・聞きたいことなどありましたら「応募する」からメッセージお送りください♪

2024/07/13

*一組のご家族が移住されてきました*

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先日、新たに一組のご家族が移住されてきました。
ご夫婦と3歳の男の子の3人家族です。

自分たちの移住体験や、移住の先輩や友人知人の話を聞くと「お家はご縁」と思えます。

今回のお家。大家さんとの話しもとんとんとんと進み、契約・引越しと暮らし始めるまでの流れがとてもスムーズでした。

そして無事に引越しも終えてご家族が暮らし始めると、眠っていたお家がほわぁーと明るくあたたかな雰囲気になり、空気もやわらかく「あっ、お家がよろこんでいるなぁ」と実感しました。

ご近所の方も「賑やかになってええよぉ」と歓迎してくれて、ご家族が田畑の見守りにと生後3か月の子犬も迎え入れて、ますます賑やかに!

それぞれの家族が自立し、自然とともに暮らすよろこびを分ち合い、力を合わせ助け合う。集落の先達たちの知恵を学び、みんなで子どもたち未来を考え見守り一緒に育っていく。そんな仲間たちと豊かで心地よい場をつくっていきたいです。

写真は今年初めての川遊び。移住先を探されているご家族もやってきて、川でめいっぱい遊び、お腹減ったら木陰でお弁当食べてまた川へ!大人たちはいろんなお話をして、子どもたちは浅瀬で水路作ったり、潜って魚探したり、大人も子どももたのしい夏の一日でした。

2024/04/20

れんげの花が満開です

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家の前の田んぼのれんげが満開です。

5年くらい前からぽつぽつ咲くようになったのですが、種が落ちてから耕すようにしていたら、昨年から田んぼ一面れんげの花でいっぱいに。

日本ミツバチの羽音もたくさん聞こえます。

嬉しいことに集落のおじさんから「種くれるかい?」と。
「ウチの周りは蜜箱は多いんだけど、ミツバチの蜜源が少なくて、ちとかわいそうで。増やしたいとおもうて。」っておっしゃってました。

集落内にぽつぽつとある耕作放棄地。マルチで覆われずに、れんげや春の草花が一面に咲いたら素敵な光景だな。ミツバチもよろこんでくれそうです。

さて、田植えの準備も始まりました。
ひとつひとつの仕事を丁寧に。

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和歌山県
里山くらし たねとつちとが紹介する和歌山県ってこんなところ!

 和歌山県は、日本最大の半島である紀伊半島の南西部に位置し、面積の8割を山地が占め、地形は南北に長く、海と山に恵まれ、エリアごとに気候や特色が異なります。
 和歌山市など県北部は年間を通じて天気や湿度が安定しており、降水量も少なくなっています。一方、本州の最南端にあたる串本町がある県南部は、降水量の多い地域もありますが、日照時間が長く、夏は比較的涼しく冬は暖かい傾向がみられます。
 温暖で雨が多いため樹木がよく育ち、広大な森林に覆れており、和歌山県の古い国名である「紀の国」は、「木の国」から転じたものともいわれ、林業も盛んです。
 古代から人々に親しまれた山々なども多く、多様な生物が生育・生息し、深い森や滝、巨石、大木など、自然物に対する信仰が発展してきました。紀伊山地は、神話の時代から神々が鎮まる特別な地域と考えられており、起源や内容を異にする「熊野三山」「高野山」「吉野・大峯」の三つの霊場とそこに至る「参詣道」が生まれ、都をはじめ各地から多くの 人々が訪れる所となり、日本の宗教・文化の発展と交流に大きな影響を及ぼしました。

里山くらし たねとつちと
里山くらし たねとつちと

3.11をきっかけに、2011年東京から紀伊半島の南、熊野地方の山の中にある約20世帯の小さな集落に移住。夫・妻・ホームスクーラーの子どもたち(10歳・6歳)とともに、紀州犬と鶏10羽を飼い、田畑でお米や野菜を育て、山の木を伐り薪をいただく自給暮らしを実践中。

東京での仕事は、夫:経営コンサルタント、妻:ベンチャー企業の財務経理部門。未経験からのスタートでしたが、今では種を継ぎながら無農薬・無肥料でお米・麦・雑穀・豆・野菜など、年間を通して約100種類ほど育てています。夫は冬季のみ山師(木こり)をしています。

〇大人も子どもも自然とともに暮らし、つくり、食べ、遊び、学び、笑い、助け合い、みんながのびやかに健やかに生きていける「場」をつくっていく仲間を募集中です〇

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先日は大変お世話になりました。とてもよくしていただき感謝です。また大変勉強になりました。
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興味があるのですが、単身でも良いのでしょうか。
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