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高知県警と高知県土木がタッグを組んだ「高知県土木技術職員PV動画」完成! ~“高知をつくる”県土木技術職員(公務員)を募集します~
高知県は、土木技術職員の魅力ややりがいなどを伝えるため、「高知県土木技術職員PV動画」を制作しました。
就活生が工事現場をみかけて、幼い頃に「ものづくりが好きだった」ことを思い出すというストーリーで、イオンモール高知の南で実施している橋梁工事など、実際に県が事業を進めている現場を舞台に、県土木技術職員が仕事に取り組む様子が描かれています。
「ものができたときに県民に感謝されることがやりがいにつながっている」というインタビューも折り交ぜながら、県土木技術職員の魅力を伝えます。
制作者はなんと警察官!
今回、県土木のPV動画を制作したのは、なんと高知県県警本部 警務部 県民支援相談課 県民広報係長の西森達也警部補であった。
西森警部補は、県警の警察官募集PVなどを制作。その動画の中には、Youtubeの再生回数20万回を超える動画もあり、動画で繋がるよさこい「みんよさプロジェクト」に提供したPV”踊る警察官”(現在は公開終了)が約160万回再生となるなど、特に若い人からの人気が高い。その効果もあって、県警の職員募集では、応募者数が募集人員の6~8倍と高い水準を維持している。
その一方で、県土木技術職員のここ数年の採用者数は、募集人数の半分程度と少ない状況が続く。また、今後12年間で、220人が定年退職を迎え、100人以上の職員が不足する見込みでもある。豪雨や南海トラフ地震などの災害に対応するためには、未来を担う若い土木技術職員を確保していくことが課題となっている。
そこで、県は、県警の職員募集で実績をあげている西森警部補に、県土木技術職員をPRするための動画制作を依頼。西森警部補は、この依頼を受理し、県の土木部土木政策課職員を併任。なんと2週間という異例のスピードでPVを制作したのだった。
制作にあたっては、実際の土木部職員など20人が参加し、演技やナレーションなどを行った。演技とはまるで縁のない土木職員。目線の持っていき方や立ち居振る舞いなど、西森警部補からのハイレベルなオーダーに、職員も苦戦した様子だった。
制作者の西森警部補
収録風景
映画監督「安藤桃子」さんも唸った・感動した「PV完成発表会」
そして、ついにPVが完成。映画監督の安藤桃子さんと動画制作者である西森警部補、濵田知事の三者による「PV完成発表会」を開催し、対談形式でPVの感想などを語った。
安藤桃子 監督
「素晴らしい!」
「0から1を生み出すとか、リアルにその方々が願っていることを引き出される力が素晴らしいなって、このPVでも思ったんですけど」
「知事どうですか」
濵田知事
「いやぁ~かっこいいですね。かっこいいじゃん土木部!の一言ですよね」
「西森さん公務員にしとくのもったいないですね」(ヒソヒソ話のように手を口に添えて)
西森警部補
「知事に言われると胸が痛いです・・・」
濵田知事
「いやぁ悪い意味ではなくてね」
「こうして土木部のPV制作をお手伝いいただいて、本当に感謝しています。」
西森警部補
「少しでもこのPVを見ていただいて高知県を愛してほしい。県民を“守る”立場(警察官)の私が、“つくる”仕事の土木のPRに協力することは、業務外といわれる部分があるかもしれない。しかし、最終的な目標は『県民のため』ということ。そういった思いがPVでつながっていければと思う。」
対談中のバックパネルには、「高知家はひとつの大家族やき」のフレーズ。
県土木と県警の垣根を超えた今回のPV動画は、高知家を愛する強い思いが形となった映像作品なのだろう。
高知県知事 濵田 省司
「この動画をきっかけにして、ぜひ土木の仕事に興味を持っていただき、新しい感性をもった若い皆さんのお力をお借りして、活力ある高知県をつくっていきたいと思います。若い皆さん、私たちと一緒に豊かな高知県をつくっていきましょう。」
左から 安藤桃子さん、濵田知事、西森警部補
西森警部補へのインタビュー
▼「高知県土木技術職員PV動画」については、高知U・Iターンサポートメディア「高知家で暮らす。」にも掲載しています。
https://kochi-iju.jp/other/details.html?cid=641
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