奥羽山脈を臨む田んぼで作る酒米②田植えを取材しました
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公開日:2023/06/07
終了日:2023/12/31

奥羽山脈を臨む田んぼで作る酒米②田植えを取材しました

花巻市石鳥谷町滝田で酒米専門農家を営む≪岩手・花巻 さっち a beautiful farm≫の髙橋亮介さんをご紹介します!
第二弾の今回は、田植えの様子を取材しました。
第一弾はこちら→ https://smout.jp/plans/11374

●髙橋亮介さんについて●
髙橋さんは盛岡市出身で、10年前にご夫婦・お子さんの三人で花巻市へ移住してきました。
東和町で農業研修を受けたのちに、地域の農地や空き家について農業委員さんから情報をもらって現在の石鳥谷町滝田の家に住み始めました。
以前は児童養護施設に勤務していて、農業とはまったく違う仕事をしていました。夜勤もあり、朝型の髙橋さんにとってはなかなか大変な暮らしでした。

農家になった今では自分で段取りをし、時間を決めて働くことができます。
酒蔵で働いた時期もありましたが、酒米農家として日本酒造りに携わりたいという気持ちが大きくなっていったそうです。

今回の記事は髙橋さんの奥様に主にお話を伺って書いています♪

いくつもの田んぼを借りて、お米を作っています。

農業をするには、まず農地が必要です。
農地を購入するか、借りるかも考えなければなりません。
髙橋さんの場合、田んぼを複数借りて酒米をつくっています。
その田んぼも、家のように「入居者募集中!」と看板が立っているわけではないので、自分たちで探します。
『このあたりで借りたいな』という場所を決めて、農業委員会等に貸したい側の情報がないか相談します。
実際は条件の良い農地ほど公になる前に借り手が決まるので、地域の皆さんに情報提供をお願いしたりもします。

髙橋さんは「借りるまで大変だったよー!」と笑顔でお話ししてくれました。

この日は3か所の田んぼを見学させていただき、それぞれ仮ですが『山の田んぼ』『真ん中の田んぼ』『三角の田んぼ』『一番小さい田んぼ』と名前がついています。本当はもっとわかりやすい名前がいいんだけど、と奥様は仰ってましたが宮沢賢治の『下ノ畑』みたいで可愛いな~と私は感じました!
亮介さんと奥様では同じ田んぼでも呼び名が違ったりして、それも楽しそうだなと思いました^^*

***

青空の下、田植え作業をしました。
田んぼが離れた場所にある場合、農機具などをその都度移動させなければいけません。
笑顔で和やかに作業をされていましたが、植える数量や順番・ペース・スケジュールをしっかりとマネジメントしているからこそ、スムーズに作業が進んでいきます。

田植え機に稲を補充する髙橋夫妻 ここは『真ん中の田んぼ』

田植え機に稲を補充する髙橋夫妻 ここは『真ん中の田んぼ』

ここは『一番小さい田んぼ』

ここは『一番小さい田んぼ』

奥羽山脈を眺めながら、酒米を作りたいと思った。

『山の田んぼ』は複数借りている田んぼの中でも特にお気に入りのところ。
田植え作業はまだこれからでしたが、ぜひ見て行ってくださいと奥様が連れて行ってくれました。
少し細い山道を登って開けたところに『山の田んぼ』があり、素晴らしい絶景が広がっていました!
思わず声が出てしまうほど。
「ここの景色を見ながら、お米を作れたら幸せだろうなって思ったんです。」
雄大な自然を眺めながら、仕事をする。田舎暮らしだからこそ味わえる喜びです。
亮介さんも、いつかここの景色を見ながらお酒を楽しむイベントを開催したいそう。

田植えはまだスタート地点。
田植え後はほっとするどころか、田んぼの中の雑草のこと、田んぼごとの生育が気になり無事に出荷できるかとても不安な時期なんだそうです。
あれこれ反省したり悩みながら、日々水の管理や草刈りをしています。
前回取材の際にも「田植えや稲刈りはイベントで、日々の管理が重要です。地味な作業ですが、とっても大切なんですよ。」とお話しされていました。

***

のびのびと、自分のちからで仕事をしたい方、花巻市で農業はいかがでしょうか。
市外からの移住で新たに農業を生業とされる方は、補助金の対象となる可能性があります。
ぜひ一度、お問い合わせください。

穂が無事に実るよう願いながら、引き続き取材をさせていただく予定です!

『山の田んぼ』絶景です

『山の田んぼ』絶景です

この時期の花巻はカエルの鳴き声がBGMです

この時期の花巻はカエルの鳴き声がBGMです

執筆者:花巻市定住推進課 菅崎
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花巻市
菅崎 小夏が紹介する花巻市ってこんなところ!

【花巻市】岩手県のほぼ中央に位置し、花巻空港や新幹線の発着駅があり、交通の便も優れています。
岩手県の県庁所在地である盛岡へも電車や車でスムーズに移動できます。
おいしいお店が多い市街地から少し離れると、気持ちの良い自然を味わうことができます。

花巻・大迫・石鳥谷・東和の4地域で景観や雰囲気も異なりますので、
自分に合った地域が見つかるかもしれません。

菅崎 小夏
花巻市定住推進課 移住コーディネーター
千葉県出身、今まで住んだことのある地域は京都・大阪・東京です。 2020年1月にIターンで岩手県花巻市に移住してきました! 花巻市に興味がある方、移住してみたい方を移住者の目線でサポートしてまいります。
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