親子で岩手に地方留学!親はワーケーション、子どもは自然を学ぶ。
募集終了

親子で地方留学ってなんだろう?
留学というと、子どもや若者が一人で行くイメージがありますが、今回取材したのは”親子”で地方留学です。

株式会社雨風太陽さんの運営するポケマルおやこ地方留学。
「究極の食育を。
私たちは、7,800名を超える農家さん・漁師さんが登録するオンラインマルシェを運営しています。
これらの生産者さんは自然に働きかけ、そこから食べ物を得ている自然のエキスパート。
ポケマルおやこ地方留学は、そんな生産者さんのもとへ親子で訪れ、親はワーケーションで仕事をしながら、子どもは生産者さんのもとで自然について学びます。」
(ポケマルおやこ地方留学ホームページより引用)

参加者は主に首都圏にお住まいの方々で、今回のおやこ地方留学では岩手県の真ん中・遠野市に宿泊し、子どもたちはバスなどで県内各地の自然に触れて回りました。
訪問先のひとつである花巻市大迫町のブドウ農家・鈴木寛太さんのもとへ、取材に伺いました。

「カエル何匹捕まえられるかな!」「トンボがいる!!」

花巻市大迫町は、ブドウの栽培やワインづくりが盛んです。

この日訪れたブドウ農家・鈴木寛太さんは東京都の出身。
花巻市の地域おこし協力隊を経て、現在ブドウ農家として活躍中。毎年8月には「KANTAWINE」も完成します。また、空き家バンクで購入した物件を改修し、「かんたはうす」という自宅兼農業体験施設も運営されています。
そんな寛太さんのもとに、今回8人の子どもたちが集まりました!
東京・神奈川・千葉から来たという子どもたちにとって、大迫町はどういうふうに見えるのでしょうか?

午前中は大迫野球場のすぐそばの広場とブドウ畑で学びます。
まずは自己紹介タイムですが、みんな野球や虫が気になって早くあっちに行きたい!と大盛り上がり。
現地域おこし協力隊の内田祐貴隊員(通称・うっちー)も助っ人として参加。
うっちーについてはこちらの記事で詳しく紹介しています!
前編→https://smout.jp/plans/11651
後編→https://smout.jp/plans/11883

広場でバッタやトンボを捕まえたり、手洗い用に用意していた水を頭から浴びてみたり、お花を摘んでブローチにしたり、自由に過ごす子どもたち。
ブドウ畑に移動するよー!!と言っても、自然に夢中になってなかなかたどり着きません!
それすらも楽しみながら、緑色のブドウのなる圃場に移動しました。

寛太さんから、「ツルがあるとブドウに栄養がいかなくなってしまうから、葉っぱのないツルを取り除いてね!」とレクチャーを受け、早速ツルを探し始めます。
初めての作業、みんな一生懸命取り組んでいます。
途中でひとりがカエルを見つけると、みんな虫かごを持ってカエルを捕まえ始めました。
「みんなが住んでいるところにカエルいる?」と聞くと「いない!可愛いね~」「ここにはいっぱいいるから、捕まえた数で競争しよう!」とカエル捕獲競争が始まりました。

参加した子たちは生き物を怖がることもなく、土やクモの巣がついても気にせず、とっても楽しんでくれたようです。

木陰でお昼ごはんを食べたら、今度は大迫町内へ移動して、町の中を探検したり、大迫高校の生徒たちと交流したりしたそうです。
帰り際には「来年も来るね!」と言ってくれる子も。首都圏ではなかなかできない経験をできたのではないでしょうか。みんな笑顔がキラキラで、私たちも新鮮な気持ちで自然と触れ合えました。

カエルさん、つぶさないようにそーっと掴みます。

カエルさん、つぶさないようにそーっと掴みます。

ツルを探してます。意外と見つかりません。

ツルを探してます。意外と見つかりません。

移住の前に、地方留学や移住体験ツアーがおすすめです。

「のびのびと子育てをしたいから地方移住をしたい」というご相談もたくさんあります。
ただ、大人も子どもも、急激に環境が変わると普段以上に疲れてしまったり学校に馴染めなかったりと「こんなはずじゃなかった…」となる可能性もあります。
まずは一度、観光だけではない目線でじっくりと移住候補の地域を歩いてみてください。

今回のように、パッケージツアーとして地方留学を企画しているところや、自治体が移住体験ツアーを実施しているところもあります。
花巻市では10月に、『花巻・遠野 お試し移住モニターツアー』を実施します。(定員に達したため申込みはキャンセル待ちとなります。)
https://smout.jp/plans/12921

まずは情報収集から、そんな方にはたくさんの自治体が一か所に集まる移住相談イベントもオススメ。
東京では9月に2回、出展いたします。
9/17ふるさと回帰フェア https://smout.jp/plans/12977
9/30THEいわてDAY https://smout.jp/plans/12944

電話やメールでの移住相談も受け付けておりますので、お気軽にご連絡くださいね!

ツルも切りたいけど、虫も捕まえたい!

ツルも切りたいけど、虫も捕まえたい!

植物のブローチ、種は勝手にくっつくよ!

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実施:株式会社雨風太陽、執筆者:岩手県花巻市定住推進課 移住コーディネーター菅崎
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花巻市
菅崎 小夏が紹介する花巻市ってこんなところ!

【花巻市】岩手県のほぼ中央に位置し、花巻空港や新幹線の発着駅があり、交通の便も優れています。
岩手県の県庁所在地である盛岡へも電車や車でスムーズに移動できます。
おいしいお店が多い市街地から少し離れると、気持ちの良い自然を味わうことができます。

花巻・大迫・石鳥谷・東和の4地域で景観や雰囲気も異なりますので、
自分に合った地域が見つかるかもしれません。

菅崎 小夏
花巻市定住推進課 移住コーディネーター

千葉県出身、今まで住んだことのある地域は京都・大阪・東京です。
2020年1月にIターンで岩手県花巻市に移住してきました!
花巻市に興味がある方、移住してみたい方を移住者の目線でサポートしてまいります。

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