
花巻市地域おこし協力隊カルチャーデック(プロトタイプ)を公開します。
最新情報
プロジェクトの募集が終了しました。
2024/12/31「興味ある」が押されました!
2024/10/13※1 下記のカルチャーデックはあくまでもプロトタイプ(素案)であり、今後、オンライン交流会への参加者や地域の方の意見を取り入れながら、12月に完成版を公開する予定です。
※2 PDF版はこちらのページからダウンロード可能です。 https://www.city.hanamaki.iwate.jp/shisei/chiiki/1008205/1019408.html
「幸生花耕(コウセイカコウ)」~幸せに生きることが花巻を耕す~
1.なぜ、カルチャーデックを策定するのか?
カルチャーデックとは、簡単にいうと企業や組織が持つビジョン、大切にしている価値観や文化等をまとめたもののことです。 私たち、花巻市地域おこし協力隊がなぜ、このカルチャーデックを作ろうと考えたかというと、それぞれが異なるミッションを掲げて活動していくなかで、地域おこし協力隊のメンバー全員がビジョンや価値観、醸成する文化等を共有していくことが、メンバー全員の連携やパフォーマンスの向上を引き出すことにつながると考えたからです。 また、新たに花巻市の地域おこし協力隊に加わる未来の仲間たちに、あらかじめ私たちの大切にするものを知っておいていただくことが、私たちのためにも、未来の仲間たちにとっても重要になると考えたため、今回、「花巻市地域おこし協力隊カルチャーデック」を策定することとしました。
2.地域おこし協力隊とは? 花巻市地域おこし協力隊のこれまでの歩み
地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組のことです。 総務省では平成21年度からこの取組を開始し、令和4年度末の時点で、全国1,118団体で6,447人の地域おこし協力隊が受け入れられています。また、総務省は協力隊員の人数を令和8年度までに1万人まで増やす目標を掲げています。 花巻市においては、平成27年度から地域おこし協力隊を導入しました。 導入当初は、一人でも移住者を増やしたいという移住施策としての側面と地域活動の担い手不足の解消等といった地域課題の解決策としての側面という2つの面から効果を期待して導入されたものです。 そして、近年では、花巻市が直面または潜在する地域課題の解決策としての側面がより重視されるようになってきているのではないかと私たちは感じています。 花巻市に着任した地域おこし協力隊は、私たちを含めて、これまで26名(うち現役隊員は8名)です。そして、退任した先輩たち18名のうち13名が市内及び近隣の市町に定住しています。
ところで、地域おこし協力隊の受け入れを始めるにあたって、花巻市長がまず言った言葉があるそうです。
「花巻に来た協力隊員には幸せになってほしい。」
この言葉を私たちは大切にし、この言葉どおり、私たち自身が幸せになるために、花巻にやってきて、現在活動に取り組んでいます。
ビジョン・ミッション・バリュー
1.ビジョン ~私たちは将来、どんな景色をつくり出したいか?~
□私たち自身が幸せをつかむことで、花巻に良い刺激を与え続ける。
私たち、協力隊員自身が幸せになることはもちろんのこと、私たちは地域おこし協力隊員として、文字通り「地域おこし」をするために、ここ花巻にやってきました。 しかしながら、私たちの活動で市全体に影響を与えていくことは非常に難しいことだとも感じています。 だからこそ、私たちは、私たちの活動を通じて、自分自身が幸せになるだけでなく、私たちとつながってくれた方々、私たちと関わってくれた方々にも幸せになってほしいと思っています。 そして、その幸せの連鎖が、最終的に花巻全体に良い刺激を与えることになると信じています。
2.ミッション ~私たちは何のために存在しているのか?~
□花巻に移住してきた私たち自身が幸せになるため。
私たちは、まず私たち自身が幸せになるために花巻にやってきました。自分自身が幸せではない人間が周囲の方々を幸せにできるでしょうか? 私たちは、まずは私たち自身が幸せになることによって、周囲の方々も幸せにしていきたいと思っています。
□花巻が直面もしくは潜在する課題にコミットするため。
私たちの活動は、私たちが幸せになるために行うものであることは確かですが、それだけではいけないとも思っています。私たちの活動が少しでも花巻のためになっていくことを常に考えながら、活動していきたいと思います。
□花巻内外のヒトとヒトとをつなぐことで新たな価値を生み出すため。
花巻にはたくさんの魅力的な方々がいらっしゃいます。また、花巻市外にも魅力的な方々、花巻を応援してくれる方々がたくさんいます。 私たちは協力隊員として、そのような魅力的な方々をつなぎ、花巻の更なる魅力を引き出していくことも大切だと思っています。
3.バリュー ~私たちがこだわりたいことは何か?
□自らが望む働き方を選択できること。 - 任用型、委託型、任用型から委託型への移行の3種類の働き方を選べること。
地域おこし協力隊の働き方は、全国で様々な例がありますが、花巻市の地域おこし協力隊制度では、3種類の働き方から、自分にあった働き方を選択できるようになっています。 この柔軟な制度を活用して、自分に適した働き方で私たちは活動していきます。
□自らの「やりたい」という気持ちを形にすること。 私たちは、与えられた仕事を行うのではなく、私たちの「やりたい」という気持ちを大切にし、活動として形にしていくことを重視しています。 そのために、自分が何をやりたいのかをしっかりと明確にしたうえで、実践していくことが必要だと思っています。
□活動の目的や意図等をしっかりと「言語化」すること。
私たちは、私たちの「やりたいこと」を活動にしていくにあたって、その活動にどんな意味があるのか、その活動によって花巻にどんな影響を与えようと思っているのかを「言語化」していくことを大切にしています。 この「言語化」を大切にすることによって、私たちの活動について、多くの地域の方々から、理解や共感を得られるのではないかと考えています。
□任期後どうなりたいのか(起業や就職等)を常に考えながら、活動すること。
地域おこし協力隊の任期は最大3年間です。この3年という期間は、長いようで実はとても短いものであると思います。 だからこそ、私たちは任期終了後にどんな自分になっていたいのか、そしてそのために今はどんなことをしていく必要があるのかを常にイメージしながら活動をしていくことが大切だと思っています。
□仲間をつくり、共に走ること。
私たちの活動は多くの地域の方々に支えられて形になっていくものだと思っています。そのため、私たちには多くの仲間が必要です。一人では苦しくとも仲間がいれば乗り切れる、そんな場面に直面することもあるでしょう。 だからこそ、私たちは地域に溶け込み、仲間をつくり、その仲間と協力して、活動を進めていくことを大切にしていきます。
補足と未来の私たちの仲間たちへ
1.花巻市地域おこし協力隊の働き方について(補足)
花巻市の地域おこし協力隊制度では、協力隊員は、自らの活動テーマや希望に応じ て、働き方を次の3つから選択できるようになっています。
①花巻市の会計年度任用職員(公務員)として働く【任用型隊員】 ②個人事業主として、花巻市から業務を請け負う【委託型隊員】 ③任用型隊員として働いた後に、委託型隊員へと移行【任用型隊員→委託型隊員】
2.未来の私たちの仲間たちへ
地域おこし協力隊の活動、そして移住後の生活は楽しいことだけではありません。悩みを抱えたり、辛い出来事もきっとあるでしょう。 それでも、幸せな人生の1ページとして、協力隊をやってみたいという方を私たち花巻市地域おこし協力隊は歓迎します。
「ぼくはきっとできるとおもふ。
なぜならぼくらがそれをいまかんがへてゐるのだから。」
前十七等官 レオーノ・キュースト誌 宮沢賢治 訳述 「ポラーノの広場」より引用
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ここまで読んで、花巻や地域おこし協力隊に興味を持ってくれた方! 岩手県花巻市では現在、令和6年度採用の地域おこし協力隊を募集しています!
▼詳しくはこちら https://smout.jp/plans/12795
毎月オンラインでの交流会も行っていますのでぜひお気軽にご参加ください(^^♪ それではまた次の記事でお会いしましょう!!
花巻市地域振興部定住推進課
このプロジェクトの経過レポート
このプロジェクトの地域

花巻市
人口 8.77万人

花巻市地域振興部定住推進課が紹介する花巻市ってこんなところ!
【花巻市】岩手県のほぼ中央に位置し、花巻空港や新幹線の発着駅があり、交通の便も優れています。 岩手県の県庁所在地である盛岡へも電車や車でスムーズに移動できます。 おいしいお店が多い市街地から少し離れると、気持ちの良い自然を味わうことができます。
花巻・大迫・石鳥谷・東和の4地域で景観や雰囲気も異なりますので、 自分に合った地域が見つかるかもしれません。
このプロジェクトの作成者
主なお仕事 ・花巻市への移住・定住の促進にかかわること ・花巻市のシティプロモーション ・地域おこし協力隊 ・花巻市ふるさと納税 ・婚活・結婚新生活支援