
能登半島@能登町 担い手不足に悩むぎんなん農家
最新情報
プロジェクトの募集が終了しました。
2021/05/01経過レポートが追加されました!「」
2020/10/29今から30年前、愛知県でぎんなん畑を見たことをきっかけに、何もない畑で1からのスタート。堆肥、鶏糞、米ぬか等でボカシ作り、土づくりから開拓。今では約1,000本、広さは4.2haという県内最大規模の農場になりました。この農場を機械の力を借りながらも1人で作業を行う松本さん。秋の収穫を前に草刈りや選定作業の毎日です。
ぎんなんといえば炒ったり、揚げたり茶わん蒸しに入っているイメージですが、実は、味噌にしたり、粉にして料理に入れたり、イチョウ茶にしたりと、バリエーション豊かな食材です。 日頃から食卓にぎんなん料理が並ぶという松本さんは87歳とは思えないほどパワフルです。
喜んでもらえることが生きがい
収穫したぎんなんは市場へ出荷します。最近ではふるさと納税やネットショップにもチャレンジし、発送する時はぎんなんに「喜んでもらってこいよ。」と声をかけながら送りだすそう。収穫したぎんなんを全国の人に食べてもらえることが生きがいだと感じているそうです。
壮大なぎんなん畑でハンモックで揺られながらコーヒーを飲んだり、子どもたちが追いかけっこをして楽しんでもらいたいと考えているそうです。というのも、ぎんなん畑に写真家が撮影に来るほどの隠れインスタスポット。特に、黄葉時期はあたり一面、どこを見ても黄金色の景色が広がります。


自分だけではどうにもならない問題
そんな松本さんにも唯一の悩みがあります。それは後継者がいないこと。 自分が管理できなくなるとぎんなんを届けることができなくなる。ぎんなんを食べて喜んでくれる人がいなくなる。こんなに大きく育ったイチョウがどんどん枯れてしまう。 そんな心配をいつもしているそうです。
とても勉強家で、ぎんなんのことも周りのことも大事にしてきた松本さんの思いを後継者がいないという理由でなくなってしまうのはすごくさみしいことだと感じました。
大きく稼ぐことはむずかしい。みんなが求めるおしゃれさもない。ただひたすらに自分の信念を貫いていく。 そんな思いもいっしょに受け継いでくれる人がいてくれたらいいなと思います。
ぎんなん畑を絶やしたくないという松本さんに、わたしたちができる応援は何なのか。何か応援できることはないかと模索しています。一緒に考えてアクションを起こしてくれる方を募集します。
読んでいただきありがとうございました。能登町に関心を持っていただいたら「興味ある」を押してください。その後の経過などお知らせしたいと考えています。

このプロジェクトの経過レポート
このプロジェクトの地域

能登町
人口 1.36万人

能登町定住促進協議会が紹介する能登町ってこんなところ!
○国重祭礼―五穀豊穣を祈願したことに由来する夏祭り。国重太鼓の奉納から始まり、「虫送り」を意味する大松明に火が入ると、燃え盛る炎の下で高さ7メートルのキリコが乱舞します。 ○国重太鼓―国重白山神社の菊理姫への(町無形民俗文化財)豊年と雷乞いを祈願して打ったといわれている。国重祭礼で打ち鳴らされる。 ○国重地区の蛍―6月下旬~7月上旬、無数の蛍が舞う季節がきます。その姿を見るために、ツアーが毎年行われています。 ○国重・山口地区里山振興協議会―自然農法や里山の環境維持を目指し、結成された住民グループ。ふるさと納税でも人気の一品。世界農業遺産に認定された能登の里山・里海の豊かな地域資源にこだわった美味しい米、『能登木郎米』をつくっています。
このプロジェクトの作成者
石川県 能登町への移住・定住のお手伝いをする半官・半民のワンストップ窓口です。 住まいや仕事探し、起業の相談はもちろん移住後から定住までを個別対応でしっかりとサポートします。