〈2/29まで再掲載〉年間500名来訪する学生ボランティアと地域課題解決を行う担当者を募集
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働く・住む
公開日:2024/02/09
終了日:2024/02/29

〈2/29まで再掲載〉年間500名来訪する学生ボランティアと地域課題解決を行う担当者を募集

皆さんはボランティア活動に参加したことはありますか?
2011年の東日本大震災時、山元町にも数多くのボランティアの方々が全国各地から駆けつけ、被災者の救援や復旧・復興に大きな力を発揮していただきました。

あの大震災から10年以上経過した現在も、実は山元町と複数の学生ボランティア団体の関係は継続しており、年間延べ数百名規模が来町し主に沿岸部での震災復興支援等のボランティア活動を実施しています。

ボランティアという形で山元町に関わってくださる地域外の方々がやりたいことと、地域内のニーズを掛け合わせ、地域課題の解決に繋げるプロジェクトを立ち上げ、その中心的役割を担う、事業企画ポジションを地域おこし協力隊で募集します。

このプロジェクトの背景

大震災から10年以上の年月が過ぎ、訪れる学生ボランティアの方々からは、町内での新たな取り組みを検討する動きが出てきています。

山元町を訪れる学生ボランティア団体は従来の活動地区以外の知名度が低く、今後町内で活動の幅を広げていくために町側との連携を強化したいと考えているものの、町の被災者支援担当との接点が少なく、直接的な繋がりは依然として薄い状態です。

一方、山元町の学生ボランティアの受入・調整等は町内にある山元町おてらボランティアセンター(以下「テラセン」という)の坂野代表(普門寺住職)や地域の有志によって行われていますが、対応できる人数の問題もあり、活動の幅を広げることが容易ではありません。

ボランティアで年間延べ500名以上訪れる学生の方々の中には、必ず数名山元町に思い入れを持ち、大学卒業後も継続的に来町してくださる方がいます。

これらの状況を踏まえ、私たちは山元町に来てくれるボランティアの方々=貴重な関係人口と位置付け、共に地域の活性化に繋がる取り組みの企画立案、実行を検討していきたいと考え、プロジェクトの立ち上げに至りました。

プロジェクトの目的と具体的な業務内容

【目的・狙い】
・地域課題と学生ボランティアのニーズを掛け合わせ、関わっていただける方々の力を最大限発揮できる環境を作ることで、地域に活力を生み出したい。
・町外から来る方のニーズや課題を聞き、山元町と町外の方が交流する仕組みを作りたい。
・ 「ボランティア」の切り口で地域内外の交流機会を作り、山元町を好きになってもらえる、ふるさとと思っていただける人口を増やしたい。
 

【具体的な業務内容】
1) 学生ボランティアの窓口業務
・各学生ボランティア団体との関係構築
・ボランティア団体/サークル/大学生の窓口対応
・自治体/地域及び地域団体との調整、連携対応
※地域活動を行う団体の例:一般社団法人まちづくり山元、山元の未来への種まき会議、山元はじまるしぇ、子どもも大人もみんなで遊び隊、コダナリエ実行委員会 など

2) 学生ボランティアと実施するプロジェクトの企画業務
・ボランティア団体ニーズ、地域課題の聞き取り及び把握
・ニーズや地域の実情を踏まえたプロジェクトの立上げ、推進
・ボランティア団体及び自治体、地域関係者との折衝

3) 地域内外の交流を生み出す仕組み作り業務
・地域外の方が継続的に山元町に関わる上での各種課題解決に向けた企画/事業開発
 例1)団体以外の個人がボランティア活動に参加する窓口がない:個別窓口の設置
 例2)活動拠点/宿泊施設がない:古民家を活用した拠点作り
 例3)オフラインでしか繋がりがない:オンラインコミュニティの創設
 例4)人が集まる象徴的な機会がない:イベントの開催 など

4) その他業務
・話し合いを通じて目的達成に必要と判断される上記以外の業務
 

【任期中3年間の想定】 
< 1年目 >
・ボランティア団体、地域団体との関係作り
・町内の関係団体やイベントなど、実際にイベントに参加し、話を聞きながら町に慣れる
・テラセンの活動を通じ、各種ボランティアとの関わり方、ボランティア側の要望とのマッチングなどを行なっていく

< 2年目 >
・各種団体や地域の方々と協力しながら、既存イベントの企画・運営支援
・ボランティアが定期的に来町してくれるよう、仕組みやイベントを実践

< 3年目 >
・ボランティアの方をはじめ、町に興味を持ってくれた方との関係を維持発展できるような仕組みの構築
・受入団体で実践する地域課題解決ビジネスの実践
・ボランティアが定期的に来町してくれるよう、町民を巻き込みながらイベントを実践

募集要項

雇用形態  :業務委託(山元町と隊員が委嘱契約を締結し、個人事業主として活動します)
       ※町との雇用関係はありませんので、ある程度裁量を持った働き方が可能です
任用年月日 :2024年4月1日〜
委嘱期間  :1年単位で更新し、最長3年
募集人数  :1〜2名
勤務時間  :1日あたり8時間程度
活動日数  :1ヶ月あたり20日程度
休日    :上記の活動日数を確保しながら、各関係者と調整の上、ご自身の裁量で取得できます。
勤務先   :学生ボランティア受入実施団体、山元町役場、活動拠点、その他関係団体など
給与    :23.3万円/月(年額280万円)※健康保険、国民年金はご自身での手続きが必要です
活動補助金 :200万円/年
副業について:業務に支障が無い範囲で可能です

※詳しい情報、応募方法等は「山元町地域おこし協力隊募集サイト」で公開しています。こちらもぜひご覧ください。
<「山元町地域おこし協力隊募集サイト」で検索 >

山元町企画財政課
プロジェクトの経過レポート
2024/04/05

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山元町
山元町役場企画財政課が紹介する山元町ってこんなところ!

宮城県の東南端に位置する山元町は、西に阿武隈山地が、東は太平洋に面し、1年を通して温暖で降雪が少なく、自然豊かな暮らしやすい地域です。
「子育てするなら山元町」「住むならやっぱり山元町」をスローガンに、ライフステージに沿った切れ目のない子育て施策、県内最高水準の移住・定住支援事業を展開し、山と海に囲まれた恵まれた自然の中で、安心して子育てできる町づくりを行っており、近年、他地域からの移住・定住が増加しています。

【アクセス】
町内には、JR常磐線山下駅、坂元駅の2つの駅に加え、常磐自動車道山元IC及び山元南スマートICの2か所、高速道路のインターチェンジがあります。
また、町内主要箇所を中心に3路線を1日5便、町営バスが運行しているほか、デマンド型乗り合いタクシーも運行(月曜日から金曜日の平日運行・有料)しています。※生活上、自家用車の必要性は高い地域です。
●電車
・東北新幹線 東京駅⇔仙台駅(約1時間30分※はやぶさ号)
・JR常磐線 仙台駅⇔山下駅(約45分)/仙台駅⇔坂元駅(約50分)
●車
・常磐自動車道 三郷IC⇔山元IC(約3時間30分)
・仙台空港IC⇔常磐自動車道山元IC(約15分)
・東北自動車道 浦和IC⇔白石IC(約3時間)⇔〔一般道〕山元町(約40分)
・仙台南部道路 長町IC⇔常磐自動車道山元IC(約25分)
・仙台東部道路 仙台東IC⇔常磐自動車道山元IC(約25分)

【お祭り・イベント】
●やまもとひまわり祭り(7月下旬~8月上旬)
山元町の夏の風物詩となっている「やまもとひまわり祭り」。広大な農地に200~300万本ものひまわりが一斉に咲き誇る景色は、思わず息をのむ美しさです。
●山元はじまるしぇ(10月下旬~11月上旬)
地元の方が手作りするマルシェを通して、町の魅力を町内外に広く伝え、「山元町のファン」の拡大を目指すイベント。趣向を凝らした来場者参加型のイベントが多くの来場者を楽しませてくれます。
●キラリ☆やまもと花火祭(11月上旬)
磯浜漁港を会場に、賑わいの創出と地域経済の活性化への願いを込めた花火が打ち上げられ、漁港内から打ち上がる大迫力の花火を間近で楽しむことができるほか、海面に映る花火も魅力的なイベントです。
●コダナリエ(12月~1月上旬)
東日本大震災の翌年から毎年開かれ、山元町の冬の風物詩となった「コダナリエ」は、『山元町小平農村公園』を会場に“心の復興”を願い「訪れた人を笑顔に」という想いを込めて、地域の人々が手作りで届ける温かみあふれるイルミネーションイベント。20万球もの光が公園一面を優しく彩る、この季節だけの景色が楽しめます。

【特産品・販売】
●町の五大特産品
・いちご(12月~6月)、りんご(9月~12月)、ホッキ貝(12月~3月)、シャインマスカット(9月~10月)、復興芝生
・いちご狩り(12月~6月)
・ぶどう狩り(9月~10月)
●山元町農水産物直売所「やまもと夢いちごの郷」
町の特産品をはじめ、旬の野菜、新鮮な魚介類、選りすぐられた山元ブランド認証品を中心とした加工品、できたての惣菜、お菓子まで、町の魅力と美味しさがギュッと詰まった直売所です。
取 扱 品:特産のいちごやりんご、磯浜漁港で水揚げされたホッキ貝などの旬の味覚、採れたて野菜、バラエティーに富んだ加工品、山元ブランド認証品、地場産フルーツを使ったスイーツなどが勢ぞろいします。
飲 食 店:敷地内に、令和3年1月に新たに登場したフードコート。「和・洋・中」それぞれのメニューを提供する3店舗が入居し、時季の郷土料理や地元食材を活用した料理など、バラエティーに富んだ食事を楽しむことができます。
観光案内:町の名所や観光スポットの案内を行うほか、いちご狩りシーズンには、いちご狩りができる農園の案内や、受付も行います。 また、各種観光パンフレットや町内イベント情報も取り揃えています。

【移住定住、子育ての支援メニュー】
●移住定住支援策
移住・定住する新婚世帯・子育て世帯・新規転入者の住宅取得等を応援するため、県内最高水準の「移住・定住支援補助金」制度を実施しています。この制度を活用し、はじめて山元町にお住まいになる方や、Uターンしてお住まいになる方など多くの方に活用頂いています。
特に新婚・子育て世帯の方には最大370万円(モデルケース:子育て世帯で家族数4名が全ての補助要件に該当した場合)の補助金を交付します。これから地方への移住や、恵まれた自然と充実した子育て環境の中でマイホームを検討される方にお勧めです。また、中古住宅取得やリフォーム、民間賃貸住宅家賃助成の補助制度もありますので、お気軽に相談ください。
●子育て支援策
JR山下駅周辺のつばめの杜地区は、小学校、保育所、こどもセンターが並び、隣接するつばめの杜中央公園は広い芝生と大型遊具が配置され、子どもたちの元気な声があふれています。
また、ベビーバス・ベビーベッド無料レンタル、町内店舗を利用できる出産お祝い育児支援チケット、病児・病後児保育、ファミリー・サポート・センター、1歳6ヶ月児健診と、3歳児健診時に絵本・知育ツールの贈呈、18歳までのこども医療費助成等、さまざまな支援制度があります。
さらに、産前・産後をはじめ、子育て全般に切れ目なく支援するため、保健師や管理栄養士、看護師が常駐し相談対応する、山元町ネウボラ「子育て世代包括支援センター」を設置し、安心して子どもを産み育てられる環境となっています。
※子育て関連情報https://www.town.yamamoto.miyagi.jp/site/kosodate/14443.html

【生活環境】
・スーパー1店舗
・ホームセンター1店舗
・ドラックストア2店舗
・コンビニエンスストア5店舗
・農水産物直売所1店舗

【教育】
・保育施設等※3所/幼稚園2園
※保育所、認定こども園、小規模保育事業所、事業所内保育事業所などの
認可保育所数
・小学校4校/中学校1校

【医療】
・独立行政法人 国立病院機構宮城病院 1院
・一般病院(内科・外科・小児科・歯科ほか)6院

【防災】
・東日本大震災の大津波による甚大な被害を後世に伝え、震災の風化防止と防災意識の向上を目的とし、児童や地域住民ら90人の命を守り抜いた中浜小学校を防災教育・震災伝承の場として一般公開しています。
・JR常磐線山下駅東側に隣接する山元町防災拠点・山下地域交流センター「つ
ばめの杜ひだまりホール」は、災害時には「町民の安全・安心を守る防災拠点」
としての機能を、平常時には「地域の交流・活力を創造するための交流拠点」としての役割を担う施設です。防災情報コーナーは、震災時の状況等を映像・模型・パネル等で伝承するとともに、新市街地が完成するまでの様子等を展示しています。
・JR常磐線坂元駅の西側、坂元駅新市街地内に立地する山元町防災拠点・坂元
地域交流センター「ふるさとおもだか館」は、「町民の安全・安心を守る防災拠点」としての機能と「親しみを持ちやすい交流拠点」としての役割を併せ持つ施設です。

山元町役場企画財政課
山元町役場企画財政課
山元町は、宮城県の最東南端に位置し、温暖な気候風土と緑豊かな自然に囲まれた、海の幸・山の幸共に豊富な町です。
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