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滋賀県甲良町で頑張る人を応援します(ArkPaint代表 荒木 拓郎さん)
滋賀県甲良町北落区の犬上川の川畔、令和3年に両親が営まれていた荒木仏壇へ戻り
「ArkPaint(アークペイント)」を立ち上げ、伝統産業の仏壇づくりにこだわり
ながら、新たな作品の創作にも挑戦されています。趣味で育てるメダカは、所狭しと種類と数を増やし、近所の子どもたちが楽しみにやってくるんだと目を細めていました。
[どうして職人に]
約40年前に父と母が夫婦で荒木仏壇を創業し、両親の背中を見る中で仏壇づくりに憧れ
彦根の仏壇屋で修業を積みました。修業先の仕事は順調で社長にも気に入られ
約20年間お世話になり「塗師」の仕事をみっちり教え込んで頂きました。
仏壇は「木地師・宮殿師・彫刻師・塗師・金箔押師・蒔絵師・錺金具師」の7人の職人の
手により作られますが、中でも「塗師」は最も重要な工程の一つで天然の材木を使用するため、細心の注意を払いながら根気強く幾重にも塗の工程を繰り返します。
滋賀県甲良町に戻られたのは
独立を考えた頃、生活スタイルの変化や信仰離れ等によって仏壇が売れなくなってしまっていて、知人に誘われて全く違う仕事をやった時期もありましたが、やはり培った職人の仕事が
忘れられず、また、病気の母のことが頭に浮かび、故郷に戻り、「塗師」の仕事に戻ることを
決断し「Ark Paint」を立ち上げました。
「Ark Paint」由来って
名前の「荒木ARAKI」って意味もあるんですが、ノアの箱舟(Noah’s Ark)って
意味もあってこの仕事を通じて、ノアの箱舟のように地域の人たちを幸せに出来たらいいなって想いも込めてるんです。
仏壇
新たな創作(ティッシュ用の木箱)
これからの夢は
時代の流れで小さな仏壇が増える中、材料費も高騰し、経営的には厳しいですが
立派な仏壇作りの依頼を受ける事もありますので、仕事にはやりがいを感じています。
今後はお世話になった方々のご縁から、いろんなヒントや繋がりを頂きながら、
天然木の風合いを活かした名刺入れなどの木材加工品の製造も含め、より広く技術を
活かせる製品づくりを目指していきたいと思っています。
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甲良町は琵琶湖の東側に位置する、彦根から車で20分の小さな町です。鈴鹿山系から流れる清らかな水と自然豊かなで肥沃な土地に恵まれ、古くから美味しい米の産地として知られているまちでもあります。
七郎平邸のある甲良町の北落地区は、集落内に清らかなせせらぎが流れる閑静な地区です。
甲良町には他にも、紅葉の名所で国宝第一号を有する平安時代からの古刹「湖東三山西明寺」のほか、地元食品・ピザ・クレープ・ドッグランが楽しめる「道の駅せせらぎの里こうら」、地元の新鮮食材の栽培から加工、飲食店まで取り組む農家レストラン「おだいどこ野幸」、ゆず園を有しゆずたっぷりの食事が楽しめる「ゆずのだいどこ」、湖東地域の名産品近江牛の歴史や文化を食と共に味わえる「千成亭ぎゅ~じあむ」、大豆の風味豊かなこだわりの出来立て豆腐が楽しめる「一休庵 豆腐工房」といった個性豊かなスポットがあります。
・1956年(昭和31年)生まれ
(生まれは滋賀県日野町、42年間首都圏で暮らし、
現在も滋賀県日野町と
川崎市両方に自宅があります。
・大学(シェイクスピアと情報管理学)卒業後、
・コンピュータ・通信・電子デバイスを作っていた
総合電気メーカーに就職しました。
NHKのプロジェクトXに出演できるような仕事
が出来ることを頭に描きながら毎日、勤務して
おりました。出られませんでした。
60歳で定年退職後ふるさと滋賀県に戻りました。
●休日の過ごし方
・昨年から農作業をするようになりました。
・人間が食べるコメはまだ作れませんが今は
作ったコメを神戸のブランド牛が食べています。
・昨年度は自治会長として大忙しの毎日でしたが
4月1日から今度は福祉会の会長
(年齢順に回ってくる仕事です)になりました。
結構楽しんでいます。
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