【月額30万円/地域再生活動】地域活動と北方領土問題啓発活動を中間支援する協力隊を募集中!
募集終了

 別海町では、地域活動等を行う団体の活動や担い手育成に対する”中間支援”を通じて、地域の紡いできた歴史や伝統・文化を次世代に継承し、地域の再生・活性化を支援する地域おこし協力隊を2名募集します。

 主な業務内容としては、以下のとおり。
 町のフルタイム会計年度任用職員として任用され、別海町役場で町の職員及びもう1人の協力隊と協力しながら活動を行います。

<主な業務内容>
① 地域活動・自治活動の支援業務
・地域活動等に関する補助金等の募集・受付・交付
・地域活動・自治活動に対する中間支援
② まちづくり団体の支援業務
・団体事業に対する中間支援
③ 北方領土問題啓発業務
・千島連盟別海町支部の運営協力
・北方領土関連団体が主催する事業への参加・支援
④ 町内外イベント運営業務等

地域と元島民の想いを次世代に繋いでいく

 別海町では、広大な大地の多くを牧草畑が占め、その中で10を超える地域がそれぞれコンパクトに市街地を形成し、点在しています。

 役場本庁舎、消防本庁舎、総合病院、大型スーパー、ホームセンターなど生活に必要な施設が集約された”市街地”のほか、漁師さんなどの漁業従事者が大半を占める”港町”や酪農家さんが大半を占める”農村”。自衛隊員とその家族が中心の地域などがあります。

 それぞれの地域では、お祭りや太鼓などの独自の文化と歴史を紡ぎながら、現在まで特色ある自治会活動や地域活動を盛んに行ってきました。
 しかし、近年、全国的に進行する少子高齢化によって、別海町各地域においても担い手不足が課題として浮き彫りとなり、それに新型コロナウイルス感染症の流行も加わり、各種活動は縮小・中止を余儀なくされ、更なる課題の深刻化を招きました。

 また、別海町とその周辺地域特有の地理条件として、「北方領土隣接地域」であるという特徴があります。
 北方領土は歴史的な根拠を見ても日本固有の領土です。
 当時、北方領土で暮らしていた元島民の平均年齢は今や88歳。北方領土問題が長期化する中、隣接地域でも1日も早い解決に向け、返還要求の声を大きくしていく必要がありますが、高齢化による担い手不足が大きな課題となっています。

 そこで、別海町では、これら2つの課題に対し、ヨソモノ目線を活かした中間支援を行うことで、地域力の向上及び啓発運動の活性化を図ることを目的とした地域おこし協力隊2名を募集しています。

地平線まで続く牧草畑。この中で11万頭を超える牛さんが暮らしています。

地平線まで続く牧草畑。この中で11万頭を超える牛さんが暮らしています。

別海町の港町「尾岱沼(おだいとう)」に伝わる「野付龍神太鼓」は、保存会によって次世代に継承され、様々な行事で披露されています。

別海町の港町「尾岱沼(おだいとう)」に伝わる「野付龍神太鼓」は、保存会によって次世代に継承され、様々な行事で披露されています。

町民との協働を通じて、地域を再生していく

 この活動のやりがいはズバリ、”町民と多く関われること”と”別海町特有の活動に携われること”。

 地域活動や自治活動は、地域に住む人々が地域に住む人々のために行う活動であり、運営する側も参加する側も両方地域の住民です。
 中間支援という立場ですが、他の分野よりも多くの町民と顔を合わせ、関係性を築くことができます。

 また、”北方領土隣接地域”という特有の地理条件から、返還要求運動や啓発活動に深く関わることができます。「教科書では習ったけど、どこか他人事」な”北方領土問題”に正面から向き合い、最前線で活動できる場所は別海町を含む根室管内1市4町だけと言っても過言ではありません。
 この活動に関しても、別海町内又は根室管内の中での啓発活動であるため、啓発に携わる方、啓発の対象となる方もその多くが町民となります。

 多くの町民と、”同じ目線”で”同じ目標”に向けて活動をしていく。そして、地域を愛する方々の中で地域を知って、地域の子ども達と一緒になって移住者である協力隊のあなたも地域を好きになっていく。それを実感できるのが、この「地域再生活動」になります。

 様々な業種や地域の老若男女と円滑に調整を行える”コミュニケーション能力”と、『地域を元気にしたい!』という、”アツい気持ち”を備えている方からのご応募は大歓迎。
 
 伝統・歴史を紡いでいくこと、世の中の変化によって変える部分、変えてはいけない部分があり、非常に難しいことだと思いますが、その分、やりがいは十分です。

 北海道の東の端っこで、地域おこし協力隊してみませんか。
 あなたの力を貸してください。

北海道遺産にも登録されている「打瀬舟」。風の力を使って、海藻を傷つけない伝統漁法を今もなお続けています。

北海道遺産にも登録されている「打瀬舟」。風の力を使って、海藻を傷つけない伝統漁法を今もなお続けています。

別海町には、香川地区や福島地区など、日本各地の地名がつけられた地区があります。入植当時の厳しい生活を支えあって乗り切った大事なつながりを、これからも大事にしていきたいと考えています。

別海町には、香川地区や福島地区など、日本各地の地名がつけられた地区があります。入植当時の厳しい生活を支えあって乗り切った大事なつながりを、これからも大事にしていきたいと考えています。

別海町地域おこし協力隊(雇用型)としての働き方

<別海町地域おこし協力隊(雇用型)の特徴>
・町の会計年度任用職員として働きます
・月給30万円+時間外手当、通勤手当(片道1.6km以上の場合のみ)
・勤務日はカレンダーどおりで、土日祝日はお休み
・午前8時45分から午後5時30分まで(正午から午後1時までは昼休憩)の実質7時間45分労働
・年次有給休暇は年20日、病気休暇は年10日など休暇制度が充実(雇用開始月によって変動します)
・健康保険、厚生年金保険、雇用保険に加入
・2年目以降は、退職手当の対象となります
・活動時には公用車を貸与します(私用での使用はできません)
・副業は、一定の制限があり、許可を得られれば可能です

<雇用型、委託型共通の特徴>
・年度ごとに更新を行い、委嘱した日から最大3年間は「地域おこし協力隊」として活動できます
・委嘱する日は、町と応募者の双方協議により決定します
・住居は民間アパート等を斡旋しますが、費用は全額自己負担となります
・別海町に住民票に異動し、現に居住する必要があり、異動前の住所は地域要件を満たしている必要があります

※地域要件や、その他の条件については、以下のリンクから募集要項をご確認ください。
 
<地域要件>
総務省 地域おこし協力隊及び地域プロジェクトマネージャーの特別交付税措置に係る地域要件確認表
https://www.soumu.go.jp/main_content/000862222.pdf

<応募方法等>
応募方法の詳細や応募用紙は下記URLからご確認、ダウンロードをお願いします。
「興味あるボタン」のクリックも併せてよろしくお願いします!

○町HP(募集要項、応募用紙の閲覧・ダウンロードができます)
https://betsukai.jp/gyosei/seisaku/chiikiokoshi/chiikiokoshi_bosyuu/

○応募フォーム(募集要項の閲覧・ダウンロード及び応募ができます)
https://logoform.jp/f/falSf

別海町地域おこし協力隊は現在24名!移住定住、観光、酪農、教育など、それぞれの分野で活躍中です!

別海町地域おこし協力隊は現在24名!移住定住、観光、酪農、教育など、それぞれの分野で活躍中です!

地域おこし協力隊と一緒にYouTubeで情報発信も行う採用担当者。お気軽にお問い合わせください!

地域おこし協力隊と一緒にYouTubeで情報発信も行う採用担当者。お気軽にお問い合わせください!

別海町
プロジェクトの経過レポート
2024/06/20

地域再生活動に1名内定しました!!

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 別海町地域おこし協力隊採用担当の菊地です!

 地域活動の支援や北方領土問題の啓発活動などに協力いただく、「地域再生活動」の地域おこし協力隊に、1名の方が内定しました!

 残る枠は1名!皆さんからのご応募、又は面談の申込、お待ちしております!

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別海町
北海道 別海町が紹介する別海町ってこんなところ!

 別海町は北海道の東部に位置し、東京23区の2倍以上の広大な面積を有しています。その中では、人口約1万4千人に対し、牛が11万頭以上生育され、生乳生産量日本一を誇る酪農王国であるほか、海岸部では漁業も活発な、1次産業が盛んな特産品溢れるまちです。

 また、町の東部には、日本最大の砂嘴(さし)でラムサール条約にも登録されている野付半島を有し、手つかずのまま残る自然の中では、国内で見れる野鳥の約4割が見れるほか、多くの動植物が生息しています。厳冬期には内湾が結氷して海の上を歩ける「氷平線ウォーク」などオンリーワンの体験ができ、写真好きにはたまらないロケーションを有しています。

 冬はー20℃を下回る寒い日もありますが、積雪量は少なめ。年に2,3回吹雪がありますが、一晩で積もる量は膝上程度。毎日除雪するなんてことはなく、逆に夏よりも晴れる日が多く、過ごしやすい地域です。除雪も綺麗と評判なので、冬道の運転に不安な方でもゆっくり走れば大丈夫。ぜひ一度、冬の別海町にも遊びに来てみてください。

 北海道の東側、道東に位置する人口約1万4千人のまちです。
 人口の約8倍の11万頭以上の牛が生育され、生乳生産量日本一を誇る酪農王国であると同時に、海岸部ではホタテやエビ、秋鮭などの海産物も豊富に獲れる漁業が盛んなまちでもあります。
 また、日本最大の砂嘴(さし)である「野付半島」を有し、貴重な植物や野鳥の観測地であるほか、厳冬期に内湾が凍ることで現れる氷の大地「氷平線(ひょうへいせん)」はここでしか体験できない、まさに「べつせかい」です。
 そんな魅力にあふれるまちを地域住民、行政と手を取り合いながら盛り上げてくれる、地域おこし協力隊の募集を中心に、イベント情報や別海町の魅力を発信していきたいと思っています。
 地域おこし協力隊以外の移住相談も随時、受け付けております。お気軽にご連絡ください。

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