
【体験できます】無農薬・無添加の梅干しをひたむきに作り続ける自然農法と梅のプロ集団
開催日程:
1 ~
最新情報
プロジェクトの募集が終了しました。
2025/03/11「興味ある」が押されました!
2025/03/10和歌山県の中央部に位置する田辺市龍神村は、県内最高峰の龍神岳や護摩壇山をはじめ、標高500m以上の山岳が村の約70%を占める自然の宝庫。山間を流れる清流・日高川はアユやアマゴ(アメノウオ)釣りの名所として、また、上流の渓谷にある温泉郷・龍神温泉は日本三美人湯の一つとして知られています。
そんな龍神村で、40年以上前から、農薬や化学肥料を使用しない自然農法を用いた梅栽培と、食品添加物を一切使用しないこだわりの製法による梅商品を生産している龍神自然食品センター。
「何よりも、食べる人のからだと、梅そのものの美味しさを追求する」という思いの下、現在は、2代目代表の寒川善夫さんを中心に、20代から50代までのスタッフ20名ほどで会社を運営しています。
また一方で、龍神自然食品センターでは、米、たけのこ、なめこ、椎茸、柚子などの栽培及び加工販売も行っています。もちろんこれらも自然農法がこだわり。ですから、1年を通じて仕事が尽きることはなく、人手は常に欲しい状況なのだそうです。
「正直、ここの仕事はしんどいです。でも、ハマると面白いと思います」と話すのは、同社に勤めて約6年、代表の右腕的存在でもある井谷直寛さん。
「農業に興味があっても、続けられるかどうかはやってみないと分からない。龍神村の環境や当社の社風も、触れてみないと合うかどうかは分からない。ですから、まずは一度気軽に来てみて、うちの仕事を体験してみてください」
井谷さんはじめ、龍神自然食品センターのスタッフはみなさん、ざっくばらんで親しみやすい人たちばかりです。そんな方々の下で、農業のリアルに触れてみてはいかかがでしょうか。
今回体験できる内容
「移住に興味はあるけど、イメージが湧かない...」 「地方で何かしてみたいけど、いきなり移住するのは不安だなあ...」 そんな悩みがある方に向けて、和歌山での生活体験をご案内しています。
先輩移住者や地域の方との交流、地域案内や各地域ならではの体験を通じ、 地域をより深く知っていただくため、しごとくらし体験の参加を募集しています。 和歌山で自分らしい働き方、生き方を見つけませんか。
─────────────────── 龍神自然食品センターでの体験内容は、参加する時季によって変わります。井谷さんも「1年中やることはいっぱいありますので、いつ来ていただいても大丈夫ですよ」と話します。
例えば梅干し作り。龍神自然食品センターでは、創業以来、特別なことを一切しない、昔ながらの作り方にとことんこだわっています。
梅の実の収穫作業は6月から7月。日高川を見下ろす山の斜面で栽培している1600本の梅の木から、青梅を一つひとつ手でもぎ取ります。実の選別作業、あく抜きを行ったら、塩漬けに。すると、梅の実から水分が出てきます。これが梅酢です。
そして9月頃、梅酢から実を取り出し、晴れた日を選んで天日干しにします。この作業は収穫した梅がなくなるまで、1月、2月頃まで続くこともあります。その後再び、赤紫蘇と一緒に梅酢に漬け込むこと約2週間。こうしてやっと、自慢の梅干しが完成します。
その一方で、1年を通して梅畑の管理作業があるほか、梅干しに使う赤紫蘇、さらに米、たけのこ、なめこ、椎茸、柚子などの栽培や収穫、加工作業が並行して行われています。全て自然農法なので、当然、一つひとつに手間暇がかかります。それでも、無農薬・無添加にこだわるのが、龍神自然食品センターのポリシーです。
「仕事は地味ですし、決して楽ではありませんが、やる気があれば、未経験でもまったく問題ありません。私も前職は車のディーラーに勤める会社員で、社長の人柄に惹かれて入社したものの、何も知らないところから始めたので、最初はめちゃくちゃきつかったです。そんな私でもやっていけています」と井谷さん。
龍神自然食品センターの体験受け入れ期間は2日から最大6日間。自然農法や自然食品の本質を体全体で探りながら、自分自身ともじっくり向き合ってはいかがでしょうか。


しごと・暮らしの特徴
龍神村は、自然の中でのゆったりとした暮らしに憧れている人にはピッタリな場所。田舎ゆえ、不便なこともありますが、移住者も比較的多いので、これから来る人にとっては心強く、馴染みやすい地域と言えるのではないでしょうか。
また井谷さんは、そんな龍神村の、龍神自然食品センターで働く価値についてこう語ります。
「龍神村は、これから先確実に畑や田んぼが余ってきますので、いずれ自分で農業をやってみたいという人にはいい場所だと思います。うちの代表は、そういうチャレンジ精神旺盛な人の背中を押してくれるタイプ。実際に今、3名のスタッフが会社から無料で畑を借りて野菜作りに挑戦していたり、当社を経て加工会社を立ち上げた人もいます。
日頃から業務に関する意見交換は活発で、交流のための食事会も頻繁に行っている仲の良い会社です。そんな空気感が好きな人に、ぜひ来ていただきたいですね」
自然に囲まれた暮らし、自然農法や自然食品に興味がある人にとって、龍神自然食品センターでの仕事体験はきっと価値ある時間になるはずです。井谷さんの「気軽に」という言葉を信じて、一度アクションを起こしてみませんか。


募集要項
〜
1泊2日〜2泊3日
無料(食費、現地までの往復交通費は自己負担)/宿泊補助あり(5,000円/日)
和歌山県田辺市龍神村西230
・最小催行人数:1名 ・解散場所:和歌山県田辺市龍神村西230 ・スケジュール: 1日目(13:00~17:00) 1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認 2.龍神自然食品センターの仕事の説明 3.仕事のお手伝い ・梅干し作りや農作業など ※時季によって作業が変わります。
2日目(7:30~16:30) 1.仕事のお手伝い ・梅干し作りや農作業など ※時季によって作業が変わります。
3日目(7:30~15:00) 1.仕事のお手伝い ・梅干し作りや農作業など ※時季によって作業が変わります。 2.体験の感想、質疑応答
主催:わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト
このプロジェクトの経過レポート
このプロジェクトの地域

和歌山県
人口 87.56万人

わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクトが紹介する和歌山県ってこんなところ!
和歌山県は、本州最南端の県で一年を通じて温暖な気候と起伏に富んだ地形が豊かな自然を育んでいます。特に南部は冬でも暖かく、南国ムードにあふれています。 大阪中心部から電車や車で約1時間、関西国際空港からもリムジンバスで約40分という近さです。
公共施設、医療施設、教育施設などが充実しています。 快適で安全な生活環境を実現させるため、基幹道路網や生活道路の整備を進めています。 海水浴場や温泉などの観光資源が豊富にあり、釣りやマリンスポーツなどのレジャーが充実しています。
このプロジェクトの関連地域

田辺市
人口 6.60万人
このプロジェクトの作成者
東京都に住みながら、キャリアコンサルタントとして、和歌山の仕事の情報発信や、職業体験の企画をしています。
和歌山のこと、お仕事のこと、なんでもお気軽にご連絡ください。