岩手県普代村で、小中学生向けに探求学習や交流に関するプログラムを開発する人材を募集します!

普代村では、既存の小中学校を新たに「義務教育学校」として統合する予定となっており、高台の予定地にて新校舎の建設準備が進められています。

新しい校舎に通う子どもの数を増やすための魅力化の一つとして、総合学習の時間を活用した「探求学習」のプログラムを普代小中学校と協力して開発・提供したいと考えています。

アースカラー社とともに取り組むことで、普代村近隣の事業者さんたち(農林水産業、商工業)のリアルな現場を題材にしたプログラム製作が可能です。

普代村の資源を活かし、外に開かれた教育をつくっていきたい!

普代村の子育て・教育環境を魅力化していくためには、以下のポイントが大事だと考えています。

・普代村の自然環境を活かして、子どもたちにもっと野外活動や体験活動をさせてあげたい。
・人口の少ない農山漁村とはいえ、魅力的で心豊かな事業者さんがたくさんいる。学校教育をもっと外に開いていき、地域事業者ととも教育を作っていきたい。
・村内だけでは限られた友人関係となってしまうので、都会や外国など異文化、異分野の子供たちと交流する機会がほしい。

子どもたちの可能性を引き出し、広げる

そこで今回お願いしたいことは次の二つです。

●普代村近隣の事業者さんの仕事を題材とした「探求学習」プログラムを開発して小中学校の総合学習に取り入れていただく。
●デュアルスクール(※)制度の導入や異文化交流プログラムなど、都市部や海外との交流プログラムをつくり、実施する。

※デュアルスクールとは、地方や都市など異なる地域の学校の行き来を容易にし、双方で教育を受けることができる多地域就学制度です。徳島県で導入されています。
普代村ではR3年4月に県内初となる日常型の森のようちえん「つちのこ保育園」(NPO法人地球のしごと大學が運営中)が開園しました。村の新たな試みとして村を活気付ける重要な存在となってきています。

これから作ろうとしている「探求学習プログラム」や「デュアルスクール」など都市部との交流事業は、森のようちえん「つちのこ保育園」、別途立ち上げていく予定の子供向けサードプレイスとの連携により、普代村への親子移住者の誘致につながるよう発展していくことを目指しています。

将来的には廃校を活用して、私立で小中学校を創りたい。そんなビジョンも描いています。
また探求学習プログラムは、当社で制作している「地球のしごと図鑑」とも連動し、子供たちの将来の仕事を意識した学習カリキュラムとなる予定です。

・山海川畑の豊かな田舎で、子供の教育に関する事業を起こしたい
・小中学校の教員経験や資格がある、または学童支援員やキッズコーチなどの資格を持っている
・子どもたちに寄り添い、子どもたちの可能性を引き出すことに喜びを感じる

そんな方のご応募をお待ちしています!

「地域おこし協力隊」での採用となります。

採用条件、給与など、地域おこし協力隊制度に準じます。そのため任期は最大3年間となります。

給与:月額20万円~(経験や経歴によって若干変動)
条件:社会保険完備、住居無償提供、車両リースまたは車両手当月額3万円支給、
   ガソリン代など交通費支給

<業務内容と任期後>
3年間で「探求学習」プログラムの開発と提供、都市部との交流事業の立ち上げを行っていただき、任期終了後は株式会社アースカラーまたはNPO法人地球のしごと大學の社員としてご活躍いただくことを想定しています。

(活動プロセス例) 
■1年目:まずは村内のあらゆる事情を知る、理解する。教育委員会や普代小中学校などとの関係を構築する。総合学習に利用できる「探求学習」プログラムを企画し開発する。交流イベントの企画とミニイベントを開催する。「デュアルスクール」制度の導入を企画する。

■2年目:引き続き「探求学習」プログラムを企画し開発する。別途立ち上がる予定の子供向けサードプレイスや小中学校と連携してプレイベントを開催する。交流イベントを開催する。「デュアルスクール」制度の導入を企画する。

■3年目:「探求学習」プログラム事業、交流イベント、始めることで表出する課題の解決に務める。「デュアルスクール」の導入を果たす。

■4年目:「探求学習」プログラム事業、交流イベント事業、「デュアルスクール」事業を軌道に乗せる。

<応募&採用プロセス>
(1)まずはお気軽にご相談ください。
WEB面談にて当方から自己紹介やご説明をさせていただきます。あなたのことも教えてください!

※ご応募の意思のある方には、経歴やPRを記入するフォームをお送りします。応募フォームの内容や候補者多数など選考進捗によってはご面談を見送ることもございます。何卒ご了承くださいませ。

(2)現地見学
普代村にて現場を見学していただき、地域との相性確認や、スタッフとの面談などを行い、双方の意志決定に役立てます。

(3)エントリー書類にて正式に応募

(4)普代村役場との面談(地域おこし協力隊制度を利用するため)

(5)採用合否決定

※視察交通費補助制度があります。
応募希望者で村内視察を行う際は「おためし移住交通費助成金」制度の活用が可能。上限3万円~5万円の交通費助成あり。ただし事前に普代村役場へ申請が必要です。

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普代村
地球のしごと大學が紹介する普代村ってこんなところ!

岩手県普代村(ふだいむら)は、岩手県北部沿岸北緯40度のところにある農山漁村です。

太平洋に臨む沿岸地区は、標高約150mの海岸段丘、三陸復興国立公園を代表する豪壮雄大な断崖絶壁が連なり、圧巻の自然美・造形美を造りだしています。

黒崎展望台から眺める真下のネダリ浜から太平洋に広がる眺望は、開放感溢れる雄大な景色として知られており、この地から眺めると太平洋の海と空と水平線とが一体となって、その青の色の美しさは世界の海と空に繋がることから、普代が「青の国」と呼ばれるようになりました。

人口は約2,200人、面積は69.66k㎡と県内では最も小さな村ですが、県庁所在地の盛岡市からは車で2時間となり、道中では岩手の素晴らしい四季を堪能することができます。

夏は三陸北部海岸特有の冷涼なヤマセの影響により避暑地ともなり、冬は降雪も少なく暮らしやすい自然環境と言えるでしょう。

産業は、三陸の豊かな自然の恵みがもたらす「水産業」が基幹産業となり、「秋鮭定置網漁」、「養殖ワカメ」、「養殖コンブ漁」が盛んで、特に太平洋の外洋で養殖される普代のコンブは肉厚でやわらかく、加工した「すき昆布」は村の特産品となっています。

農林業においては、冷涼なヤマセを活かした「ほうれんそう」や品質の良い「しいたけ」の栽培が盛んです。

黒崎園地、普代水門、割澤鉄山跡地がスポットとなっている「三陸ジオパーク」、三陸復興国立公園をトレッキングできる「みちのく潮風トレイル」、伝統芸能では、国の重要無形民俗文化財に指定される「鵜鳥神楽」などを有しており、観光地としても非常に優れた評価をこれまでもいただいてきました。

村の中央部にある商店街は、今の時代となっては珍しいほどに活気に溢れています。精肉店、菓子屋、靴屋、美容院、化粧品店、居酒屋、ガソリンスタンド、スーパーが一体となって商店街を夜まで盛り上げてくれているのは村が未来に誇れる一つの光と言えます。

子ども園、小学校、中学校が一つずつあり、高校生まで医療費無料や保育料無償、15万円から30万円の出産祝金の贈呈など、子どもは村の宝だという認識のもと子育て世代のサポートに力を入れています。

2021年4月からは岩手県で初めてとされる常時預かり型の森のようちえん「つちのこ保育園」が開園。村内はもちろん県内全域から注目を集めています。

地球のしごと大學は、NPO法人地球のしごと大學が主催する市民学校です。年齢、地域、職種、立場、経験の異なる仲間とともに「地球の未来をつくる農山漁村のしごと」を学び続けながら私たちの可能性を広げていきます。実績▶︎全12学部を全国展開で運営 / 学部卒業生は累計700名以上 / 森のようちえん「つちのこ保育園」の運営

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