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高校生がわくわくする萩市の探究コミュニティ「はぎたん」から、高校生記者が発信!!
皆さん、こんにちは!
萩市では子育てサポートの一環として、高校生を対象に自身の興味・関心のある事や問題意識をテーマにして探究力を上げるプロジェクト「萩探究部(通称:はぎたん)」を2020年から開催しています。
「はぎたん」では市内にある萩⾼・萩商⼯・萩光塩学院の3校の高校生が、個人やチームでテーマを決めてプロジェクトを進め、慶應義塾大学を中心とする大学生がサポートメンバーとなり、毎月1回大学生によるリアル授業、またはオンライン授業を実施しながら、主体的に考える力を育てています。
現在、はぎたん第9期を開催中ですが、高校生の視点で取材した萩の大人たちの姿を発信する「高校生記者プロジェクト」で、萩高校に通う「aiさん」が記事をまとめてくださいましたので、スマウトで発表します!!
現役高校生が、緊張しながら初めて大人にインタビューして知らなかった世界にふれ、どう感じたのか!? ドキドキの初レポートをお聞きください。
移住は新しいことに出会える最高のチャンス!! 〜萩の魅力を発信する移住者の女性達に話を聞いてみた〜
こんにちは、aiです。私は、毎日汽車で市外から萩市の高校に通っています。楽しい高校生活の中で、授業の一環で探究活動をしているのですが、テーマが「地域との関わり」ということで私は思いました。それは、「地域の魅力を沢山の人に知ってほしい!」「情報発信をしてみたい!」ということです。
この思いから私の高校生記者プロジェクト活動が始まりました。最初は、どんな人に話を聞こうか迷いました。地域の方や仕事をしている方に話を聞こうかともおもいました。でも、それじゃ「なんか面白くない、つまんない」。やっぱり誰かと同じことをしていては、自分らしさが出ないと。
「自分らしさを出すには」と、考えていたら、ふと一つの疑問が湧いてきました。「旅行や観光しに来ている人や移住してきた人は、どのような思いを抱いて来たのだろう?」考えているうちに、私はとくに移住者に興味が湧いてきました。なぜなら、新天地では新しい発見や出会いがたくさんあるからです。
私は決めました!!「そうだ!それなら移住してきた人に直接聞いてみよう!」これが、私がこの活動をしようと思ったきっかけです。
aiです!毎日汽車で高校に通いながら、部活と勉強の両立を頑張っています。写真は車窓の景色で、一番綺麗だと思っている夕方の風景に、鯨になって泳ぐ自分を描き込んでみました。
萩のリアルライフを発信する『つぎはぎ』の編集者に会う!
私は今回、つぎはぎ編集部にお話を聞いてきました。リトルプレス『つぎはぎ』は、元地域おこし協力隊など、萩に移住した4人のメンバーが編集・制作する小冊子です。
私は、自分が情報発信をしてみたいことから、実際に萩に移住してきて情報発信をしている方が、どのような魅力を萩に感じて活動をしているのかも詳しく知りたかったので、つぎはぎ編集部さんを選びました。そして、石田洋子さんと山本明日美さんにお話を聞くことができました。
Q1.どうして萩に移住してきたの?
石田さん≫≫田舎で子育てをしたかったことと、多くの縁があったから
石田洋子さんは2017年に神奈川県鎌倉市から移住してきた方で、15年間東京で仕事をされていました。移住を考えたきっかけは2011年の東日本大震災で、多くの帰宅困難者が出るなど、普段の便利な生活を支える基盤がマヒし、都市部が災害に弱いという実態をまのあたりにしました。そのとき妊娠中だった石田さんは、「田舎で子育てをしたい」と強く思ったそうです。
6年後、石田さんは子どもが小学校に上がる前に移住したいと考え、岡山や岐阜など移住者が多い所を見に行きました。でも、萩に移住することを決めました。なぜなら、お母様が萩市大井の出身で、おじいちゃんやおばあちゃんなど周りの人のつながりで、物件が見つかったからです。他にも、萩市地域おこし協力隊の募集があったりと、多くの縁があったことが、石田さんの移住を後押ししました。
山本さん≫≫研究の対象地、そして家族との出会いや思い出があるから
山本明日美さんは、大学時代に都市まちづくりに興味があり、卒論を書くため先生のすすめもあって、テーマを萩に選択!4年生のときに実際に萩を訪れ、景色の美しさに一目惚れ。「ずっとここにいたい」と思った山本さんは、大学院生になっても萩を対象に研究を続けていました。
ちょうどその頃、萩のまち全体を屋根のない博物館に見立て、バラバラに存在していた歴史や自然などの“おたから”を一つにしていこうという動き=「萩まちじゅう博物館構想」が生まれて、「それに関わりたい」と思った山本さんは、先生と共同研究をするようになり、大学院生の時にはもう萩に住んでいたそうです。
さらに、NPO萩まちじゅう博物館の立ち上げに関わったりする中で、このテーマが社会人になってやることとして面白いと考え、「ここで生きたい」という思いを強くしていったそうです。そして、未来のご主人となる男性とも出会い、「私は萩と結婚します」が結婚式のスピーチとなり、萩に住み続けることを宣言しました。
リトルプレス『つぎはぎ』は、「萩の空気感を伝えたい、人と人をつなぎたい、光を集めて、つぎの萩につなげたい」という思いを込めて制作されています。
NPO萩博物館まちじゅう博物館で働いている山本さん(左)と、「つぎはぎ農園」で、民泊や農体験等を行なっている石田さん(右)。
“萩のライフスタイルをつなげて発信するプロジェクトをやりたい!” 同じ想いを抱いたメンバーが集まって『つぎはぎ』編集部がスタート!
Q2.リトルプレス『つぎはぎ』を始めた理由
石田さん≫≫
萩・明倫学舎で仕事をしていて、多くの観光パンフレットに囲まれてはいたけれど、他にも知られていないローカルな物も多いので、定番の観光だけではない情報発信をしてみたかったそうです。そんな中、石田さんは2017年に山本さんと出会う!
山本さん≫≫
SNSの時代になって個々には発信されているけれど、想いを束ねて伝えるような、萩のくらしを伝える本がないと思っていたそうです。また、メンバーの一人である松田さんも石田さんと同じことで悩んでいて、山本さんに相談されていたそうです。
「同じ想いを抱いたメンバーが集まり、つぎはぎ編集部スタート!!!!」
《私が感じたこと》
個人ではなかなか難しいこと→同じ仲間がいたからできた
Q3.萩の魅力とは?
石田さん≫≫田舎暮らしはクリエイティブ!
・店やサービスの選択肢が少ない田舎暮らしだからこそ生まれる工夫が沢山ある。皆もしてるし、自分もしてる。工夫が生まれるのはスゴイ!
・食べ物が美味しい!!初めのころはとくに何もかも新鮮に感じるが、住んでいると慣れてきてしまうので、記事を書く時にはその時の視点を忘れないようにしている
・人口が少ないから人を集めるのが大変。でも、萩市民同士は必ず共通の知り合いでつながっていて声かけができる!
山本さん≫≫知るほどに深まる萩への思い
・町の美しさ。四季や時間によって違うのもいい
・10年間、おたからマップ作りを通して出会った景色や背景のお話。先人たちの苦労を聞くと愛おしくなる
・はぎたんのように、子どものやりたいことをサポートしてくれる人が沢山いること
《まとめ》
萩で新しい魅力を発見したり、自分らしくがんばる!
つぎはぎ編集部のお二人の話を聞いて、私も知らないことがたくさんありました。また、移住してきた人にはいろんなきっかけがあり、その地で新しい活動を始めていることがわかりました。このインタビューをきっかけに私も萩の新しい魅力や発見をしたいです。そして、これからも自分らしく頑張っていきたいです。
***いかがでしたか?***
萩探究部は、年2回(上半期、下半期)開催しています(※授業料は無料です)
上半期は4~5月に説明会、9月に発表会を開催、下半期は9~10月に説明会、3月に発表会を開催していますので、ご興味のある方は「興味ある」ボタンを押して、ぜひお尋ねください。
https://www.city.hagi.lg.jp/soshiki/107/h48691.html
初めてのインタビューで緊張しました!でも楽しかったです。
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aiさんがおすすめする萩ってこんなところ!
私が思う萩の良いところは、観光業がとても発達していることです。萩ならではの魅力が沢山あります!
萩には世界遺産である明治日本の産業革命遺産があり、その中でも城下町はとても魅力があります。
城下町には、旧久保田家住宅、菊屋家住宅、そして江戸屋横丁といった時代を感じる風景があり、古民家を改装した飲食店も多くあります。
多くの魅力がある萩に訪れてみてください。
夏みかんちゃんの中の人↓
①堀(ほり):萩出身。夫、子(小2、小4いずれも男子)の4人暮らし。子どもたちは年中菊ヶ浜で磯遊びを楽しみ、城下町の石垣でトカゲ探し。自然豊かな萩を一家で満喫中。
②秋月(ヅッキー):萩出身。夫、ムスメ2人、ばぁばとミックス犬の5人と1匹暮らし。美味しい産物と、のんびりな時間の流れ、健やかかつコンパクトで住みやすい萩をオススメします!
③蛭子(えびちゃん):福岡県出身。令和2年に萩市へ移住。夫、子(一才)の3人暮らし。萩の好きなところは、菊ケ浜、美味しい魚、野菜、ゴミが落ちていないきれいなまち、広い空!優しい人、見ていてワクワクする人が多いところ。
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